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森のようちえんに通うと決めたら、必要になる不思議な持ち物

森のようちえんは、普通の幼稚園と違って持ち物ってどうなるの?どんなものを揃えればいいの?について、森のようちえんに興味を持ってくださった方聞かれることが多いです。

一日中、屋外で過ごすので、アウトドア仕様になるけれど、アウトドア経験がなかったら、自分で考えるのは結構難しいです。両親ともインドア派で、子どもは外遊びが大好きだから森のようちえんに入れよう、という動機の方は一番の心配な点だと思います。ド田舎出身の私でも、東京でアウトドアショップに行ったのは、子どもの入園グッズを揃える時がはじめてでした。

まぁまぁ、コレはわかる、という基本的な持ち物以外に、不思議な持ち物もありまして。。。でも、結構、重要なものなんですよ。

全部そろえても費用は、普通の幼稚園のとそれほど変わらないと思います。制服を揃えたり、お道具箱や楽器を買うということが無い代わりに、子どもが自力で使えるサバイバルグッズ(←ちょっと大げさ)を揃えることになるからです。

まずは基本的なもの

・リュックサック  結構、荷物があるので大きさは15リットル以上は、あった方がいいと思います。ウチの場合、最初、街歩きでも使えそうな可愛いキャラクターのリュックサックを使っていたら、1年間で2つ壊しました。どちらも肩にかけるベルト部分が引っこ抜けてしまって。子どもの使い方って乱暴なので、毎日毎日、リュックサックを下ろしたり、担いだりしていたら、ビリっといっちゃったようです。今は諦めて、アウトドア用のものを使ってます。

・着替え 本当によく着替えてきます。服のまま川に入っちゃったり、足元の草が湿っているだけでも、靴と靴下、ズボンの裾がぬれて着替えたくなるようです。年少の頃は先生に着替えを手伝ってもらえるためか、着替えてくることが多かったけれど、年中になって自分で着替えるようになってからは、川にはいる前に、服がぬれないようズボンをめくるようになりました。

・お弁当 ウチの子の場合ですが、お弁当は重いし、早く食べ終わって皆と遊びたいので、少な目がいいみたいです。幼稚園終わってから、お弁当と同じぐらいの量のおやつを食べることもあります。

・水筒 夏は保冷タイプがいいのかなと思って魔法瓶のものにしたら重いうえに、量が入らないので、結局100均のクリアボトルになりました。落とすとヒビが入る弱いものなんですが、活動中は地面が土なので落としても割ってこないです。普通の水筒やアウトドア用品のものを使っている子もいます。

・タオル 水で洗った手をふくだけではなくて、濡れた足や体をふいたり、レジャーシートにこぼしたお弁当や水筒の水を拭いたりします。一度、公園で遊んでいたら、草むらの中で、土と一体化したウチのタオルを見つけました。ウチの場合は消耗品です。

・帽子 夏の熱射病対策や、小雨除けのために必要です。ツバがあるものがよいと思います。紫外線除けにサングラスをする子もいます。

そして、不思議な持ち物・・・


・ビニール袋 

汚れたり濡れた着替えやタオルを入れるだけではありません。子どもたちがいっぱい「宝物」を入れる重要な持ち物です。「宝物」とは、石、葉っぱ、花、死んじゃったけど綺麗なタマムシ、蝉の抜け殻、蝶の羽。・・・ということは、もちろん!生きた虫を、これに入れて沢山持って帰りますよ!大量のだんごむし、バッタ、カブトムシ、クワガタムシ。先日、ウチの子は、ザリガニを釣って意気揚々と持ってきました。私に見せるためだそうです。まだ、なかなか、川に帰すお許しがでません(笑)

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・高機能レインコート 

雨でも屋外で思いっきり遊ぶために、ゴアテックス製のレインコートが必要になります。ウチの子が通う森のようちえんからは、ポンチョタイプではなく、上下別のジャケットとズボンをおすすめされました。これを着て完全防備しても、雨の日は肌着とパンツまで濡れて帰ってきます。雨の日はいつもより楽しいみたいです。森のようちえんの持ち物の中で、一番のお金のかけどころではないでしょうか。


・虫よけ 

夏、長袖・長ズボンを着ても、指やら顔やらどうしても隠せないところに、蚊に刺されてきます。暑くて日陰の方に入っていくと、今度は蚊の大群がいるんですよね。つつじのジャングルに入ったり、川の橋の下にもぐったり、子どもの楽しい場所も、蚊がいっぱい。何度もシューシューできるように、市販のものよりも使用回数の制限が無いオーガニックのものがよいようです。手作りもおすすめです。公園のトイレに利用する時、シューシューしていい香りにしてあげると、子どもがすんなり入ってくれたりします。

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