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いい大人でもクリスマスが好きな理由

いい大人ですが、クリスマスが好きです。

それは「恋人の日だから」ではなくて(そもそもなぜ恋人やカップルのイメージが定着したんだろう…)、この期間は大人も子どもも関係なく、童話の世界を想像して楽しむことが大々的に許されているように感じるから。

たとえばクリスマスまでのカウントダウンを楽しむアドベントカレンダー。

こんなおもちゃ屋さん行ってみたい。ドイツとかにはあるのだろうか。雪が降る寒い夜に、レンガ造りの建物の窓から暖色の光が漏れているなんて大変好きです。
動物がファンタジー調に描かれていて、人間が動物と一緒に暮らす童話が思い起こされました。

こんな感じで日常にちょっとファンタジー要素が入ってくるのがクリスマスを好きな理由です。


こういう妄想を繰り広げるようになったきっかけは、小さいころ読んでいた絵本かなと思っています。愛読書は「ダヤン」など、どこか異国の雰囲気を感じるおとぎ話でした。

異国の世界だからこそ頭の中で好きなように思い描け、こんな地に足を踏み入れたいなと思ったものです。


でも、動物がしゃべったり、二足歩行したり、サンタさんがそりにのってプレゼントを配ったり。そんなこと現実にはありえません。少なくとも私は見たことがない。

それに童話のような想像の世界はなくたって生きていけます。むしろ仕事や家事そして育児をしながら日々の生活を送っていくうえでは、そんな想像している時間があれば他のことに使うよというのも正直な気持ちで。「なんの意味があるの?」って思っちゃう。


だけど街中がクリスマス仕様になってくると、ワクワクしていたときの気持ちが掘り起こされるんですよね。

今はもう子どものように純粋無垢にサンタさんを信じることはできないけど(一度知ったら後戻りできないやつ)、当時の気持ちは思い出せる。

クリスマスの1ヶ月間くらいは、想像の世界に思いを巡らす時間を持ったっていいじゃないか。そう思えるのでクリスマスが好きです。


どうしてこういうデザイン(星型と雪の結晶がティーポットから出ている)って、こんなにも希望と幸福感を与えてくれるんだろう。※個人の感想です。



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