私の仕事の失敗②(対面での根回し!?)

私の仕事の失敗シリーズ、備忘録のために書き続けます。
今回は、調整の方法についてです。

調整するときに限らず、楽な方法が良いなと思ってしまう怠け癖があり、よく「規則や要領を見て」「それを確認するために電話する」という方法をとってしまいがちなのですが、それは「調整」とは言わないようで…。

何か新しい事案があって、調整する場合、

①要領を確認する
②それに基づき、確認したいことや調整したいことをメールする
③そのうえで電話をかけ、メールを見て欲しいことを話し、そちらに説明しに行くアポイントメントを取る
④訪問して説明するため資料を作成する
⑤実際に訪問して資料で説明、了解を得る

ここまでやって、調整した、と言えるようです。

②については以前の失敗談でも言及しましたが、「言った・言わない」を避けるために、③は、逆にメールが埋もれてしまうために行うのですが、それに加えて、実際に対面で根回しをして資料も用意すれば印象に残るし、何か言われたときに証拠として出せるから⑤の手順は必要なようです。

私は雑な性格なので、この手順を踏まずに失敗してしまいました。

ただ、「あ~あ、失敗したな。反省!」と思うと同時に、何となくもやもやした気持ちは拭いきれません。
どことなく前近代的というか、非効率というか。
だから残業が増えるんだと思う気持ちもあり。

まあ電話のみだと、言った言わないになることは激しく痛感しているので電話のみは今後はなしとしても、メールで調整すれば良いのではないかとか、顔を付き合わせた話し合いが必要であればSkypeをもっと有効活用してオンラインで打合せしてそれを記録しておくとか難しいのかな、と思う気持ちもあります。

と言ってはみたものの、私自身、プライベートの活動で、オンラインの打合せすることもあるのですが、何となく、ざっくばらんに話したいときとかは対面での打合せをしたくなることもあります。

違いは何なのだろう、と考えたとき、やっぱりお互いの間合いとか、空気感とか、物理的に一緒の空間にいることの一体感とか、そういうのって非合理的だけど実際にあるのかもしれない、と色々考えてしまいました。

今のオンライン仕様が、だいぶリアルになったとは言え、まだまだだと思うこともあり、もしかしたら過渡期なのかなと思ったりもします。
そのうち、本当に臨場感が生まれれば、オンラインの記録も出来るし、対面で会うことのメリットは減っていくのかなとも思います。

もしかしたら、それから派生して、職場のすべてのやりとりが録画されるようになったら…パワハラとかはなくなりそうで良いかもですね。監視されているようで気詰まりですが。

あと別の観点でもやっとしたのは、そういうことってOJTと言えば聞こえは良いのですが、経験しないと分からないことのような気がするのです。

でもそれって属人的で、誰にでも開かれている方法でない気がして、それで良いのか?と思ってしまいます。

始めに先輩から教え込まれて分かる人、周りを見て会得する賢い人、私みたいに失敗して分かる人、経験しないのでずっと分からない人。
色々なレベルの人が出てきそうです。

せめて新採用研修とかで教えて欲しいことのような気がします。
マニュアルに書いてないし、というとどこかからマニュアル至上主義だと批判が来そうですが、ある程度標準化したものって必要なのではないでしょうか、と反省しつつもやもやしてしまうのでした。

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