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品質は差別化にならない

先日携帯用のガラスフィルムをAmazonで購入しました。

知人がSNSでお勧めしていたので、毎回リピート購入していたものとは別に試しに買ってみたのです。

その商品は下記の特徴がありました。

・品質が良い
・口コミ評価が良い
・検品者の丁寧な直筆メッセージと小さな折鶴付き
・店長の写真付き自己紹介とおもてなしに関する説明チラシ付き
・365日保証制度(貼りずれ、劣化、落として割れた等1回まで交換OK)
・取り付け説明書と解説動画付き
・取り付け用補助器具付き(使用後は携帯スタンドにも変化)

「おもてなし」の精神がとても強く感じられます。

このレベルの内容だと、自身のリピート購入だけでなく、知人にも口コミで教えてあげたいと思います。

それは教えてあげた人に喜ばれると思うからです。

「品質が良い」「口コミ評価が良い」商品は他にも沢山あります。

それだけでは差別化になりません。

しかしながらここまでやればかなりの差別化になります。

約1,000円程度(送料込み)の商品です。

これで利益が出るのだろうかと思ってしまうレベルです。

ネット通販はリアル販売以上に競争が激しいような気がします。

誰でも簡単に出店できるということはそういうことです。

立地の優位性もありません。

品質と価格とおもてなしの3本柱で決まります。

偶然性を極限まで排除した形での競争になっています。

リアル店舗経営はネットショッピングから学ぶべき点が多々あると思います。

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