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死ぬまでに一度は行きたかったウユニ塩湖に行ったよ

他人の旅行の話はつまらない。さっき読んだ本に書いてあった。まずい、私は今から旅行のことをいろいろ書こうと思っていたのに。くじけつつこの記事を書いている。

ウユニ塩湖に行きたいとずっと思っていたが、よく知られているあの鏡張りの絶景は、実は雨季のあいだのわずかな期間しか見られない。
ベストシーズンの2月に1週間休みをとれる日は来ないと思っていたが、ある年、休みがとれた。ウユニに行こうと思うと言ったら夫も休みをとってきた。そしてふたりでウユニへ行くことになった。(彼は研究者なので比較的自由業だ。)

ウユニまでの道のり

成田空港を出発して片道2日。往復4日。地球の裏側、ウユニは遠い。ダラスでアメリカに入国し、国内線でマイアミへ、そこから国際線へ乗り換えてラパスへ。天候不良のためサンタクルスまで経由して、予定より大きく遅れてラパスに到着。標高3,650mと富士山より高い場所にある首都。夫はさっそく高山病になっていた。

すり鉢状に広がる街並み、カラフルな布、かわいい民族衣装を着たおばあちゃん。すべてのものがひたすらに良い。

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明朝、エルアルト国際空港からウユニ空港へ。飛行機はアマゾネスエアライン。名前がすごく良い。

ウユニに着くと、現地のガイドさんたちが私たち夫婦を出迎えてくれた。「昨日雨が降って、ようやく鏡張りの景色になったぜ。先週来たやつらはだめだった。お前らはラッキーだ。」的なことを言っていた。

ウユニ塩湖

ウユニ塩湖はすばらしかった。ガイドブックで見るよりもずっとずっときれいな場所。本当にそれがすべてだった。ひたすらに景色を眺め、写真を撮り、ゆっくりとした気持ちで過ごした。

何を書いても違う気がしてしまい、ここには写真だけ載せることにする。

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ウユニあれこれ

ウユニでは某塩のホテルに2泊した。物珍しいという意味では良い経験だったけど、あらゆるものが塩でできているので落ち着かなかった。あと、ビュッフェ形式のごはんは明らかに宿泊人数分の量がなく、けっこうひもじく過ごした。正直あまりおすすめではない。

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お土産はけっこうかわいい。ポンチョや、塩でできたアルパカの置物(ぶさかわいい)などを買った。アルパカは今も我が家の特等席に飾られている。

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塩の工場にも行った。おじいちゃんが塩の袋を火であぶって封するのが、私はけっこう楽しかったけど、夫は、原始のやり方すぎて得意げなおじいちゃんがせつなくなったと言っていた。塩は重いなと思ったけど、少しでもウユニの人たちにお礼するため、何袋か買った。

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また、ウユニは鉄道の町として栄えた場所ということだった。鉄道の墓場と呼ばれる場所にも行った。錆びた機関車に乗っかっていろいろな写真を撮った。(その写真は夫から掲載許可が下りなかった。)

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おしまい

これでウユニの旅はおしまい。ラパスに戻り、一泊した後、帰途についた。

初めての南米、ボリビアのこともウユニのことも大好きになった旅だった。乾季のウユニでは、野生のフラミンゴがたくさん見れるとガイドさんが言っていた。今度は乾季のウユニにも行ってみたい。夫には断られたけど。

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