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肌寒い夏の始まり

半袖を着ている夏の終わり。
秋が来ていると感じ始めたころ。

学校はまだ冷房がついている。冷房の近くにいるからか、それとも薄着だからか、それとも私が寒がりだからか。教室は肌寒く感じる。

夏の終わり、今までやりとりが切れていた人達から続々と連絡が来るようになった。

季節のせいか

はたまた心境の変化のせいか

noteの非日常的の朝で登場させた男子から連絡がきた。誕生日を祝われた。LINEのタイムラインの機能のおかげらしい。

ずっと気まずくて連絡は取らないようにしていた。
相手から来たことによってか、たまに話す程度には回復したらしい。

彼女とはなんとかやっているらしい。
あるとき、彼女の愚痴を言ってきた。

メンヘラすぎて、ときどきめんどくさい。
もう少し痩せて欲しい。

と。ちなみに彼女とは最後まで行き着いたらしい。

中身で選んだというのに、やはり体型は少しは気にするらしい。

メンヘラになる理由は、自由を求めすぎるからだろう。恋人同士であっても、ある程度距離は必要だ。
でもやっぱり隠し事されるのは寂しいのだと思う。

恋人のことが信じられないのではなく、
周りの異性を信じられない。

今までは実感することができなかったが、今では
何となくわかる気がする。

あなたを求めることはもうない。でも、少しだけ人肌が恋しい。ときたま意識が、あの3月へ飛ぶ。

肌寒い夏がやってきた。

今日も1人で街を歩く。

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