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第6回関東甲信越アルコール関連問題学会に参加

 日本アルコール関連問題学会には各地域に地方会があり、当学会は、その1つです。
  2022年12月4日(日)、筑波大学で行われた第6回学術総会に参加しました。

 参加者はオンラインですが、登壇者は、選ぶことができるので、私は現地に行き、教育講演(B会場の最初のプログラム)を行いました。内容は「これまでアルコール関連問題に関心はあったが学会に参加するまではいかなかった方々(医師、看護師、保健師など医療保健福祉関係者)が聞いて、「明日から仕事で使ってみよう」と思えるような講演をしてほしい」と依頼を受けて考えたものです。 

   午後からはA会場で参加。いずれのプログラムも興味深かったです。
 特に、「アルコール依存を抱えるお母さん、お父さんとその子どもの支援」は、2006年から成増厚生病院で行っていた、「子どもプログラム」と「思春期プログラム」がルーツですので、手探りで始めたプログラムが、発展し、洗練された形になったのを見て嬉しかったです。
 閉会式の後、理事会に参加して、帰途につきました。
   
 第5回までは、大会長がいずれも精神科医だったのが、今回の吉本尚先生(筑波大学 医学医療系 地域総合診療医学 准教授)は内科医です。専門は総合診療科で、飲酒量低減外来を筑波大学附属病院をはじめ茨城県内で計3か所で開設しています。
 アルコール健康障害に対応できる間口を広げるためには、内科医、かかりつけ医で対応できる医師を増やすことが必要で、そのための啓発&普及活動が急務です。それを考える時、内科医が大会長として学術総会を開くのは、時代の流れを象徴していると感じました。

 追伸
 ランチは会場と、つくば駅の間ぐらいにある東京バルガーデンテラスで食べました。

ランチセットのスープ・サラダ
ランチセットのピザ

  ボリューム十分で美味しい。これで1,200円(税込)!