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タピオカミルクティーのブランドがデータ企業として経済圏を築く可能性【中国ビジネス】

現在、日本では大流行中のタピオカミルクティー(オリジナルティー)。多くは小規模店舗で販売されています。そんな中、中国の人気ブランドは大型店を次々とオープンさせているようです!!

日本でも大ブームとなったタピオカミルクティーを筆頭に、中国ではさまざまな趣向を凝らしたオリジナルティーがトレンドとなっている。多くのチェーン店が存在する中、その代表的ブランドの一つとなった「楽楽茶(LELECHA)」が、上海に初の大型店「楽楽茶製茶楽園(LELECHA.PARK)」を開業した。新たなフォトジェニックスポットとして若者を中心とした行列店になっているという。
1000平方メートルに及ぶ広大な店内ではお茶にまつわるさまざまな関連商品を取り扱い、茶葉の選定から焙煎までの各製茶工程も展示されている。 さながらライフスタイルショップの様相だ。オリジナルティーのほか、ジェラート、アイスキャンディ、パン、パイ、ケーキ、スフレ、コーヒー、薬膳茶など、楽楽茶が展開する11のサブブランドが出店し、100種類以上の商品が並んでいる。

↑イメージとしては、D2Cのビジネスでアパレルを商材にしている企業があったとして、充分に顧客データを収集したところで食品や家具などの他の商材に横展開していくやり方を、リアルでやっている感じでしょうか。

同業界のプレーヤーはいずれもブランドの影響力を拡大するだけではなく、新鮮な購買体験を仕掛けて顧客の心を掴まなければならなくなっている。それと同時に事業規模を拡大し、身軽なテイクアウト専門店を通じてより多くの消費シーンを網羅し、坪効率を上げていかなければならない。ビジネスシーンでの需要が高いコーヒーに比べて、ミルクティーなどの茶飲料はオフの日に需要が高まるため、多様なシーンが演出できる。

↑目指す先は巨大ライフスタイル企業でしょうか。勝者は経済圏を築く予感。顧客データをもとに、顧客たちに限りなく最適化された新サービスを次々展開することで常に楽しませることで、さらに顧客を囲い込んでいきます。そうすることで、より高い評価を得て、次なる資金調達へ繋げていきます。

言うまでもなくデータ収集合戦の時代。↓どういったビジネスモデルなのか気になります。独自の会員システムが評価されているのか、またそれを活用してどう展開していくのか。

↓アパレル関連の顧客データは、ライフスタイルに密接に紐づきそう(比較的)なので、展開についてバラエティ豊なイメージを想像させますね。

*スカイランドベンチャーズでは、事業が作り出す素晴らしい未来を信じている起業家をお待ちしています。事業の相談、資金調達に関する相談など、困ったことがあれば気軽に連絡ください。




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