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現存AIツールの課題

私自身はAIの専門家ではないし、全てのツールを知っているわけではありません。
それを前提に読み進めていただきたいのですが、いま現存するAIツールの大きな課題は、
運営費はツール自身で想定できない
点だと認識しています。
運営費(管理費、修繕費、その他)は入力項目でユーザー自身が入力しないといけないのです。

運営費は、物件の収益性を見るうえで大きな要素ですから、これにどういった値を入力するかで大きく結果が変わってきます。

既に運営されている物件だとここの値を実績値として入れられますが、購入検討の物件だと運営費の情報を正確に入手する必要があります。
逆に言うと、運営費の情報を正確に把握できる物件を選ぶべきと言えます。
それは、優良な管理会社の物件である必要があるかもしれません。

築年が古い、もしくは費用の掛かる修繕が想定できる物件であれば、簡易的なインスペクションをして、潜在的なコストを可視化する必要があるかもしれません。
そして、その内容次第では売主と交渉の上、しかるべき指値をしてキャッシュフローを確保する必要があるでしょう。

物件購入が難しい時代を生き抜くためには、運営費の情報を正確に把握し、事業計画を作成して物件を選定する必要がある。
そんなことを再認識した物件買付ツアーでした。

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