マガジンのカバー画像

平井洋のクラシック本音レポート

主なクラシックコンサート、CD、DVDなどの少々突っ込んだレポートです。
¥500 / 月 初月無料
運営しているクリエイター

2020年8月の記事一覧

サントリーホールサマーフェス2020 一柳慧がひらく「オーケストラスペース1」高橋悠治「鳥も使いか」「オルフィカ」、山根明季子、山本和智

サントリーホールサマーフェス2020 一柳慧がひらく「オーケストラスペース1」高橋悠治「鳥も使いか」「オルフィカ」、山根明季子、山本和智

2020年8月26日サントリーホール、一柳慧がひらく「オーケストラスペース1」高橋悠治「鳥も使いか」「オルフィカ」、山根明季子、山本和智。

もっとみる
サントリーホールサマーフェスティヴァル2020一柳慧がひらく室内楽1

サントリーホールサマーフェスティヴァル2020一柳慧がひらく室内楽1

毎夏恒例のサントリーホールサマーフェスティヴァル。1週間強の期間で、オーケストラだけでも3回も4回もある現代音楽祭としては世界最大級のもの。2020年は、この規模の夏期大型音楽祭は中止が多く、このサントリーサマーも、多分やらないんだろうなー、と思われていた時期もあった。だが8月に入って徐々に再開が始まり、現代音楽はステージと客席のディスタンスもとりやすく、しかも主要出演者が国内組などなど様々な条件

もっとみる
武久源造CD「鍵盤音楽の領域」シリーズ第10作「バッハからモーツァルトへ」

武久源造CD「鍵盤音楽の領域」シリーズ第10作「バッハからモーツァルトへ」

武久源造(たけひさ・げんぞう)のCD「鍵盤音楽の領域」シリーズ第10作「バッハからモーツァルトへ」を拝聴。

もっとみる
東京でのオペラも、二期会「フィデリオ」、新国立劇場ブリテン「夏の夜の夢」で本格的再始動

東京でのオペラも、二期会「フィデリオ」、新国立劇場ブリテン「夏の夜の夢」で本格的再始動

いよいよ東京でのオペラも、二期会が「フィデリオ」、新国立劇場がブリテン「夏の夜の夢」で本格的再始動となってまいりました。当然ながら予定されたキャストが中心ではありますが、どちらも指揮者は当初予定の外国人から日本人指揮者に変わっています。

もっとみる
ベルリン・フィル・デジタル・コンサートホールシリーズ ベルリン・フィル八重奏団による細川俊夫委嘱新作初演

ベルリン・フィル・デジタル・コンサートホールシリーズ ベルリン・フィル八重奏団による細川俊夫委嘱新作初演

ベルリン・フィルのデジタル・コンサートホールシリーズも見始めると次々と、ということになって今回は細川俊夫のテクスチュアなど。このデジタル画像シリーズには室内楽もあって、この回はベルリン・フィル八重奏団によるシューベルトの八重奏曲及び同編成の細川俊夫新作初演が中心となったプログラム。

もっとみる
ベルリン・フィル・デジタル・コンサートホール無観客キリル・ペトレンコ指揮マーラー4番小編成版&モーツァルト「グラン・パルティータ」

ベルリン・フィル・デジタル・コンサートホール無観客キリル・ペトレンコ指揮マーラー4番小編成版&モーツァルト「グラン・パルティータ」

ベルリン・フィル・デジタル・コンサートホールの無観客によるキリル・ペトレンコ指揮マーラー4番小編成版とモーツァルトのグラン・パルティータ。2020年5月と6月収録のもの。

もっとみる
川口成彦のフォルテピアノによるスペイン音楽を集めたCD=Road to Goya's era

川口成彦のフォルテピアノによるスペイン音楽を集めたCD=Road to Goya's era

川口成彦(かわぐち・なるひこ)のフォルテピアノによるスペイン音楽を集めたCDを拝聴した。タイトルは「Road to Goya's era ゴヤの生きたスペインより」。

もっとみる
2020年8月1日 旧東京音楽学校奏楽堂「川島素晴 plays… vol.2 “無音”」

2020年8月1日 旧東京音楽学校奏楽堂「川島素晴 plays… vol.2 “無音”」

2020年8月1日、旧東京音楽学校奏楽堂にて「川島素晴 plays… vol.2 “無音”」。作曲家川島素晴(かわしま・もとはる)だが彼の作品だけをやる個展ではなく、彼があるコンセプトに従って主たる出演者になるシリーズ。第一弾の「肉体」がコロナ禍自粛期の直前、そしてこの「無音」が自粛明け直後、というタイミングにあいなった。

もっとみる
歌手大石哲史セッション録音、大型ラジオ番組収録

歌手大石哲史セッション録音、大型ラジオ番組収録

ここしばらく歌手の大石哲史(おおいし・さとし)の動きをフォローしています。こんにゃく座を本拠地に日本語のオペラ、ソングを中心とした独特な活動で、知る人ぞ知るの典型でしょう。

もっとみる