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平井洋のクラシック本音レポート

主なクラシックコンサート、CD、DVDなどの少々突っ込んだレポートです。
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2020年5月の記事一覧

出版社アルテスパブリッシング代表木村元の初の著書「音楽が本になるとき」

出版社アルテスパブリッシング代表木村元の初の著書「音楽が本になるとき」

出版社アルテスパブリッシングの代表木村元(きむら・げん)さんの初の著書「音楽が本になるとき」(木立の文庫社刊)を拝読した。

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ドイツで出された「新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミック期間中のオーケストラ演奏業務に対する共同声明」

ドイツで出された「新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミック期間中のオーケストラ演奏業務に対する共同声明」

ドイツで「新型コロナウイルス(COVID-19)パンデミック期間中のオーケストラ演奏業務に対する共同声明」と題されたメッセージが出されました。
これは医学の専門家とベルリンの主要オーケストラなどが、「ベルリンフィルをはじめとするプロのオーケストラが自らの興行を再開させるために、コロナの危険性と向き合い、その対処方法を提案した声明です。行政が許可を出す際の判断材料としての意味合い」のために出されたも

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さて、クラシック関係者は今後、結局何で稼ぐか

さて、クラシック関係者は今後、結局何で稼ぐか

ナマの音楽界が再開されるのがいつからであれ、否が応でも色々と考える時間はありましたね。一番楽観的に、すぐに元のままに戻る、とお考えの方ですら2−3ヶ月の間はポーズで再出発となれば多少の変化もありえるでしょうし、もっと大きな変化と捉えたり予想して打つ手を変える方にとっては、よりはっきりと動く時期が来ました。

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ここしばらくのクラシック音楽会の手打ち主催

ここしばらくのクラシック音楽会の手打ち主催

2020年5月20日の東京での実感としては、コロナ収束後に向けての動きが本格化してきています。今後のことは誰もわかりませんし、第二波第三波が来たらまた話も変わるのでしょうが、「どうも第二波など来ないのではないか」というお考えが結構あり、マスコミのコロナ番組もだんだん減って、スポンサー様のご意向も解禁方向で、となれば流れもはっきりするのでしょう。

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クラシック系ナマの音楽会 再開の動き

クラシック系ナマの音楽会 再開の動き

クラシックでもナマの音楽会が無くなって2−3ヶ月たち、徐々に再開の動きが見えてきました。世の中すべてで、無関係なところはほぼ無かったでしょうが、とりわけナマの音楽会は再開が微妙な面があります。ソーシャル・ディスタンスの問題がステージ上でも客席上でもあるからです。

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20年3月8日アムステルダム・コンセルトヘボウでのバッハ「ヨハネ受難曲」出演者クラスターなど

20年3月8日アムステルダム・コンセルトヘボウでのバッハ「ヨハネ受難曲」出演者クラスターなど

2020年5月の連休明けで、トレンドとしては自粛解除、経済活動も徐々に再開、がはっきりしてきています。そのなかで美術館、博物館はわりと早期に再開されるような動きもありますが、クラシック関連のコンサートやオペラに関しては、5月13日現在では、まだ東京では大きな動きは目立っていないように見えます。

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ソーシャルディスタンスを保ったクラシック音楽会

ソーシャルディスタンスを保ったクラシック音楽会

ステージ上でソーシャルディスタンス(6フィート、2mなどなど)を保ったクラシック音楽の動画が出始めましたね。ペトレンコ指揮ベルリン・フィルとか、バレンボイム指揮ベルリン・シュターツカペレとか一流どころが無観客のステージでやっています。

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骨伝導ワイヤレスヘッドホン AfterShokz Aeropex

骨伝導ワイヤレスヘッドホン AfterShokz Aeropex

時々登場する仕事道具シリーズですが、今回は新しい骨伝導ワイヤレスヘッドホンです。これはお伝えする価値があると思いましての登場となりました。

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小澤征爾&水戸室内管弦楽団「第九」動画が期間限定で無料配信

小澤征爾&水戸室内管弦楽団「第九」動画が期間限定で無料配信

小澤征爾&水戸室内管弦楽団の「第九」の動画が2020年の4〜5月の2週間ほど期間限定で無料配信されています。2017年10月第100回定期演奏会のライブで、小澤は後半2つの楽章を指揮。前半の2楽章はラデク・バボラークが振っています。

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