見出し画像

やっと『ONE PIECE FILM RED』を観た ディストピア映画だった

 2020年夏に引っ越し、大田区の洗足池、荏原病院のあたりに住んでいます。池上線エリア、東急エリアですね。自転車や車で移動すれば、自由が丘も二子玉川も近く。川を渡れば、武蔵小杉があり。川崎もすぐそこで。日常的に行く商業施設がラゾーナ川崎で。家族のお出かけに便利ですね。

 ここ数ヶ月、ハマっているのがラゾーナ川崎の109シネマズ川崎で映画を劇場で観ることです。サブスクの時代なのに、あえて劇場、と。元日には、ここで『ONE PIECE FILM RED』を観ましたよ、娘と。ちょうど紅白にUTAが出演したことと、この映画のロングラン上映も1月いっぱいで終わりだと聞き。

 前提として。私、元エンタメ企業の社員なのに、ジャンプ作品をほぼちゃんと読んでいないのですよ。『ONE PIECE』もまた、ほぼ読んでいない作品の一つで。映画を何本か、途中まで観たくらいですね。今回も予習ゼロで行きました。行ってみて、びっくり。なんですか、このディストピア感。あのAdoと中田ヤスタカによる主題歌「新時代」も予習ゼロで聴いたときのワクワク感とは異なり、仮想現実の中でプラットフォーマーやインフルエンサーに支配される社会を描いているようで。「わあ、ぶっこんできたなあ」という感じでした。

 一方、映像、音声などはますます進化しており。集英社、東映アニ、すげえという感じです。雑誌、単行本の部数がいくら落ちようとも儲かる仕組みが出来ている、という。
 
 というわけで、完全に正月の娯楽としてお出かけしたのに、職業柄、いろいろ考えてしまった次第です。はい。

この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?