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2017年11月の記事一覧
胸を張ってさよならできるよう
友人の結婚式で、飾ってあった花束をいただいた。
2人の祝福を見届けて幸せの詰まった白い花束は、1ヶ月経った今も僕の家で綺麗に咲いている。
花束を手にしてから変わったことが2つある。1つは、日々の暮らしで美しい花瓶を探すようになったこと。もう1つは、机の上を常に整頓するようになったこと。
寿命ある儚いこの生き物を、少しでも長く美しい形で保ってあげたい。一番似合う容れ物で、一番似合うところに置い
生きた証のような物語を伝える
「モノを愛着持って永く使うことの楽しさを届けたい」
この言葉を、時には燃料に、時には灯火にして、今日までずっとやってきた。
昨日、花束について考えていたら
「モノって具体的には何だろう」
とか
「このメッセージにはどこにアクセントがあるんだろう」
とか、疑問が次々と湧いてきたので、改めてきちんと言葉に向き合うことにした。
愛着の楽しさを届けたいだけなら、なぜわざわざ自分たちで製品を企
自分の感情にまっすぐな人が僕にくれた想い
競争嫌いの僕を、自分や他人に本気で向き合わせてくれたのはいつも周りの人たちだった。
幼い頃から勝負が本当に苦手で、「0点」よりも「失格」を好んだ。数字を持って白黒つくのが心の底から怖かった。
人間関係もそうだった。「ライバルと切磋琢磨」なんてできなくて、人から刺激を受けることが全くなかった。
相手に本気で向き合い「正しい方」を決めるのが辛かった。平穏を重んじ、ぶつかり合いを避けた。そしていつ
カッコつける番がやってきた
NPO法人ETIC.が運営する年間プログラム「MAKERS UNIVERSITY」の第2期を締めくくる一大イベントが11/5(日)に開催された。
第1期生して参加した僕は当時、年間を振り返って最後にこんな言葉を残していた。
MAKERS UNIVERSITYの生徒としての魅力は、なんというか、一言でいうのはむずかしいんですが、ぼくは「個人の価値観を見せ合える場所」なんじゃないかなあと思っていま
3日間の展示販売が始まりました
「HOME'S」でお馴染み、麹町の「株式会社LIFULL」本社にて3日間の展示販売が始まった。
元から知ってくれてた人、今回を機に知ってくれた人、色んな出会いがあって、また大事にしたい思う人が増えていく。
初めましてから自己紹介があって、まずはEVERY DENIMが何者なのかを話す。どこから来てどこへ行くのか。できる限り短い時間で。
話し終えたら今度は相手の番。そこで口から出る「僕も〜」「
服を買うこと、手放すこと。
昨日よりたくさんのお客さんが来てくださって、より賑やかになった展示販売2日目。
2年前、EVERY DENIMの立ち上げと同時に誕生した1st modelを大切に持ってくださってた方とお会いできた。
縁あってお預かりすることになったこのデニム。
大切にされて、本当にたくさん履かれたんだなあと実感できる一本を見た時、震えが止まらなかった。
時間もコミュニケーションも、流れに流れていくことに慣
常識に怯えた自分へのエール
今期も無事開講「産地の学校」スタディコース。27人の受講生さんと共に、日本の繊維産地とのつながりをつくる4ヶ月の講座。
昨年末の立ち上げから関わり早一年が経とうとしている。受講生の多数を占める、経験豊富なアパレル業界の人たち。
事務局として学校を運営していく中、そんな人たちとの繋がりが増えた。
EVERY DENIMを立ち上げた頃の僕たちは、全く業界との関わりがなかった。だからこそ慣習にとら
どうか引き続きよろしく
とても大きな話が舞い込んできた。まだ確定じゃないけど、興奮で震えがとまらない。
早く工場の人たちに報告したい。「やりましたね!」と喜びを分かち合いたい。
去年テレビの取材が決まった時もこんな感情だった。岡山のみんなに真っ先に感謝を伝えたかった。
3年前、突然現れた、無知で無謀で無力の僕らを、決して鼻で笑わなかった。ちゃんと話を聞いてくれた。丁寧に話をしてくれた。
機会をくれた工場の人たちに