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山脇、毎日。(2)2016.10〜2017.8

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山脇が考えた日々のこと。平日毎日更新中。
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2017年1月の記事一覧

心が新鮮なうちに

「2017」という文字に見慣れ、「2016」に違和感を感じるここ数日。「あけましておめでとう」が本格化しています。

今日から仕事始めの人も多いようで安心しました。「山脇、毎日。」も新年スタート、今年も何卒よろしくお願いいたします。

年末年始を経て変わったことといえば、体重と、胃袋の大きさと、あと、健康についての意識でしょうか。大流行している風邪に自分もかかってしまい、いよいよ、体が強いわけでは

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「いい先輩」から「いい後輩」へ

大学1年生のころに勤めていたバイト先では、「なるほど」という言葉が禁止されていました。

バイト経験のある人ならわかると思いますが、働き始めのころは与えられた業務を一生懸命覚えなければならず、メモをとることもたくさんあるでしょう。

上司や先輩から教えてもらったことを聞き取るとき「なるほど」と返事できないのは、当時のぼくとしてはなかなかに辛く、いつも指導を受けていました。

なぜ「なるほど」が禁止

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静岡ファイト

本日は朝から、打ち合わせのため静岡に行ってまいりました。

朝6時、秋葉原駅に溢れる人の数に驚き、この時間にこんなにも多くの人が出勤しているのかと思うと、

自分の視野の狭さというか、やっぱりほんとに世の中のごくごく一部しか見えてないんだなと。

そんなことを考えながら静岡に向かいました。

基本的にEVERYDENIMがイベントを、させていただく場合は、事前にぼくが1人で現地に伺い、代表の方に挨

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こころを満たす生産と消費を考える

3/13(月)14(火) 15(水)、2泊3日でEVERY DENIM初のスタディツアーを開催することになりました。

テーマは「”こころを満たす生産と消費の在り方”を考える」。

3rdモデル「Story」でコラボしたエシカルファッションプランナーの鎌田安里紗さん(ありちゃん)とともに、岡山のデニム工場を周りながら、「自分たちはいち消費者として、これからどうあるのが楽しいのか」を考えるツアーです

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あたたかな巻き込み力

1/14(金)、つくばの新スペース「Tsukuba Place Lab("Lab")」にてトークイベントが開催されました。

スピーカーはLabの堀下さん、合同会社ステイリンクの経営陣3名。ステイリンクは、昨年イベントでお世話になった札幌のゲストハウス「yuyu(雪結)」を運営する会社です。

心が温かくてしょうがない|山脇、毎日。|note(ノート)

堀下さんが90年、ステイリンクの3人が

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理解の先に応援があるわけではない

EVERY DENIM共同代表のぼく・山脇と、弟・島田(苗字は違いますが実の兄弟です)は、普段、離れて暮らしています。

島田は4年前、2013年から岡山に。ぼくは5年前の2012年から茨城県つくば市に住んでいます。

EVERY DENIMが生産をお願いしているのは、岡山県にある工場がほとんど。なので、役割分担としては、島田が工場の方々とのやりとり、つまり「ものをつくるまで」

ぼくはその先の「

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ファッションに正解なんてない

「ファッションに正解なんてない」

この言葉はよくできていて、ファッション、とくに服についていろんな考えを持っている人たちが、それぞれの都合に合わせて使えるようになっている。

まったく興味のない人からすれば「正解なんてないから、どうでもいいや」となる。

振り回されている人からすれば「正解なんてないから、困っちゃう」となる。

独自のスタイルがある人からすれば「正解なんてないから、自分らしく!」

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日々のメモ3つ

本日はiPhoneより手短に日々のメモを。

どうすれば動き出す自分になれるのか、ずっと考え続けるのはとてつもなくしんどい。
だったら過去に踏み出した、小さくてもいいから確かな1歩を、ちゃんと認めてあげて動き出した自分にしてしまえばいい。

「目的を明確にし、よりよい手段を持って達成し続けること。」
これがいまぼくたちにかけられてる発破の要約な気がしています。

「言葉で、人の心に触れ

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第三回八王子ものづくり会議の様子が公開されました

今年初め、八王子「奥田染工場」さんで開催された「第三回八王子ものづくり会議」

第一回から大変お世話になっている奥田染工場社長・奥田さんの大きなお力で、めでたく第三回まで開催。今回は新年会&対談という内容になりました。

当日に収録した対談の内容が、順次公開されています。

動画では『 il Colore 』 中里 彩さんと『 伝統と新時代 』というとても壮大なテーマについて対談しています。こ

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パフォーマンスユニット「エンラ-enra-」の公演に行ってきました。

先週の金曜日、パフォーマンスユニット「エンラ-enra-」の公演を観に行きました。

エンラ:http://enra.jp/

関連記事:映像と音楽と身体表現のミクスチャー、enraが→Pia-no-jaC←とコラボ・ライブ|DI:GA online

メンバーの方とご縁あってつながり、今回の公演をご紹介いただいたのですが、本当に行ってよかった。めちゃくちゃ面白かったです。

記事にもある通り、映

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触れられない記憶

頭の片隅にいつもある、ぐちゃぐちゃのままになった記憶。整理すると何かが失われる気がして、簡単に触れられない。

後から解釈を加えることで消えてしまう思い出を、ぼくたちはたくさん持っている気がします。事実関係をはっきりさせるだけが正解じゃない。あいまいなまま、持っておきたいもの。

「なんであんなことしたんだっけ」それくらいで留めておきたくても、説明を求められれば、答えを出さないといけない。そこで下

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買ったあとも、ちゃんと売られて

もし、悩んで悩んで悩んで、やっと決断して買った、自分にとって安いとは言えない、大切にしていきたいと思ったモノが、あとから粗末な売られ方をされているの目にしたら、ぼくはとても悲しむでしょう。

お金で買えるモノの中には、「愛着が湧くモノ」と「愛着が湧かないモノ」の2種類があって、ぼくは、自分では前者の方を売りたいと思っています。

もちろんどちらが優れているというのではなくて、どちらもあって当然。一

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顔が見えて心が燃える

久々に心が燃える体験をしました。先週金曜日、セコリ荘で開催された「ものづくりの学校」説明会。

昨年11月から数えて3度目となる今回は、急な告知にも関わらず30人弱の方にお越しいただき、スケジュールやカリキュラムに関して具体的な説明をしました。

説明会の後、昨年の回にもいらした美大生の方々とお話しする時間がありました。

彼女たちによると、前回の説明会がきっかけで、春休みに全国の繊維産地を回るこ

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疲労する親指

読めるけど全然書けない。いや、読むこともままならないかもしれない。大学最後のフランス語テストに向けて、苦しむ日々が続いています。

いまぼくが当たり前のように日本語を読み書きできるのは、その昔小さい頃に「読み方」や「書き方」や「文法構造」を覚え再現できるようになったからであって、決して生まれた時からできたわけじゃない。

ただキーボードでの入力に慣れすぎて、自分に書く力が備わっているという事実をす

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