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検討中の方必見!Pennyの魅力と買った決め手

こんにちは、ようへいです。

Penny 22インチを買って4年。
今はどこに行くにも持ち歩く相棒です。

Penny ペニー シャークウィール SHARK WHEEL BRONSON ブロンソン
Penny 22インチ

Pennyを買う前はストリートデッキだけ持っていました。
ある日、オーリーやキックフリップの練習をしていたところ、着地に失敗して肋骨にヒビが入り、ドクターストップに。
(しかもそれが2回も・・・・)

それでもスケートボードは乗りたい。
トリックではなく、滑走したい。
風を切りたい。
(極力ケガはしたくない・・・・)

これがきっかけで「クルージング」という概念に出会いました。
そして、Pennyというミニクルーザーの存在を知りました。

Penny欲しいなぁ、と思いつつ、実際、買うかどうかとても迷いました。
ミニクルーザーとしてPennyは買うべきか?
高いけど、買って後悔しないか?
乗りやすいのか?

Pennyを買うかどうか悩んでいた時、どんな情報が欲しかったか、何が買った決め手になったかまとめてみます。


Pennyの目的はクルージングにあり

娘ちゃんとクルージング

Pennyを買うかどうか迷って人は、少なからずクルージングに興味がある人だと思います。

いかに快適にクルージングができるか?

ここがポイントだと思います。

「快適なクルージング」について、自分が思う重要なポイントを何個か挙げていきます。

走行性

①小回り
Penny 22インチは前後のウィールの間隔が短いおかげで、非常に小回りが利きます。
小回りが利くと何が良いか?

街中をクルージングするときに良く出会うのが直角コーナー。
アウトサイドにちょっと膨らめば余裕で曲がれます。
また、くねくねとカーブが多い公園も余裕で乗れます。

キングピンナットの調整次第でいくらでも小回りは調整ができるので、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

②クルージング用ウィール
初期セッティングの純正のクルージング用ウィール。
59mm、83Aのソフトウィールです。

柔らかめのウィールなので、多少の悪路なら問題なく走行することができ、フラットな路面であれば、ストリートデッキ用のハードウィールと比べて走行中の衝撃はかなり抑えられます。

また、直径が59mmと大きいので、加速もしやすいです。

静音性

ストリートデッキと比べると、滑走中の音はかなり抑えられている印象です。

これは自分の考えですが、
ストリートデッキは一般的には約73cm~81cmと長く、木材でできています。
木材はしなります。
木材がしなることで、デッキの長さに比例して音が大きくなると感じています。

一方、Penny 22インチのデッキは約56cmと短いです。
ストリートデッキと比べればデッキは短く、その分しなりづらいことと、ソフトウィールのクッション性も相まって、静音性は高く評価します。

1プッシュの走行距離

Penny純正のグリスベアリングが初期セッティングに含まれていますが、これが良く回ります。

オイルベアリングと比べれば不満足さは否めませんが、Penny単体で見れば十分合格点。
ストリートデッキからの乗り換えを検討している方にとっては違いは判ると思います。

このベアリングが良く回ることで、1プッシュが結構伸びます。
その分プッシュ回数が減り、クルージングがより楽しむことができます。
プッシュに忙しいクルージングって楽しめないですよね。

靴がデッキにフィットする

ここ、意外に重要では?と思っています。
Pennyはプラスチックデッキです。
ツルツルして靴がずれないかしら?と思いませんか?

クルージングをしていて、デッキから靴がずれるとどうでしょう?
バランス崩して転びます。
確実にケガをします。

デッキの表面を良く見てみてください。

Penny ペニー シャークウィール SHARK WHEEL BRONSON ブロンソン
表面はワッフル状

ワッフル状に表面がデザインされています。
これが靴底に程よくフィットするので、走行中に靴がずれることはありません。

「程よく」と言っているのは、自然には靴はずれませんが、自分の意思で靴をずらすことができるためです。

プッシュの姿勢に入る前、プッシュが終わったあとは、足の向きを変えます。
こういう時は、特に引っかかりもなく靴をずらすことができます。

小さなポイントかもしれませんが、クルージング中はプッシュはかなり行うので、このポイントがあるの無いのとでは、大きく快適性が違うと思います。

まとめ

Pennyを検討している方の大半はクルージングの快適性が検討ポイントだと思います。

キングピンナットを緩めることで、角度を付けたカービングができたり、ソフトウィール+プラスチックデッキという組み合わせのおかげでクッション性・静音性にも優れています。

ベアリングの回転性も良く1プッシュの距離が伸びたり、靴がズレにくかったりと、クルージングで気になる要素がしっかり考慮されており、クルージングが楽しく感じられます。

Penny22インチのレビュー記事を書いていますので、より詳細な内容はこちらをご覧ください。

自分がPennyを買った決め手

Penny ペニー
買ったばかりの綺麗な頃のPenny

一番重要視したのは静音性。

当時は朝5時に起きてスケボーしてたので、随分と音を気にしていました。
(ご近所さんからクレームが来たら嫌だな、という意味で)

音を気にせずにスケボーに乗りたいな、と。

綺麗に舗装された路面をPennyで通った場合、残念ながら音は0ではありませんが、窓を閉め切った室内には滑走音は聞こえません。
(奥さんに検証をお願いしました)

寝てる人を起こさずにこっそり楽しむことができます。

Pennyを買うまでは、早朝、デッキを持ちながら自転車に乗って、近くのスポットまで移動していましたが、Pennyを買ってからは、Pennyでぶらりと近所をクルージングできます。

あ、砂利交じりの悪い路面では走行音が大きくなるので、そこはご注意ください。

買うときにきっと悩むこと

22インチ vs 27インチ どちらを買うべき

Pennyを買うと決心した次のステップは、どのサイズを買うか、です。
誰もが通る道です。

22インチ、27インチ。
どっちを買うか悩みますよね。

散々調べました。
当時良く記事で見かけたことは

  • 22インチは安定性に欠けるため中級者以上

  • 27インチは安定性が高く初心者向け

  • 22インチはサイズが小さい分携行性が高い

ぶっちゃけ、乗りたいサイズを買えば良いんじゃないですか、と思います。
要は、慣れなんです。
サイズごとのユースケースを考えるなら、乗り手のレベル感を述べるのが最善なんでしょうけど、結局は慣れなんですよね。

22インチはデッキが小さいから安定感が低くて危険なのでは?
27インチと比べれば確かに安定感は劣りますが、そもそもスケートボードは不安定な状況下の中で滑ることが多いので、安定感はあまり求める必要ないのかな、と考えています。

Pennyの目的を振り返ってみると、求めるべきはクルージングの快適性なんです。
そうすると、小回りという要素は必要で、小さいほう(22インチ)に軍配が上がります。

また、スポットまで自転車で移動することもあると思います。
(自分がそうなんです)
そういう場合にも、小さい方が断然持ち運びしやすいです。

以上の理由で22インチの方をオススメしたいです。
自分はそういう理由で22インチを選びました。

Pennyを買ってから気づいたこと

デッキは意外と丈夫

Pennyはプラスチックデッキなので、衝撃にもろいのでは?と思いませんか?
自分はそう思ってました。
更には、プラスチックだからおもちゃだろう、と。

素材の詳細はわかりませんが、特殊プラスチック製らしく、かなり丈夫。
この丈夫さはちょっと意外というか、想定以上に丈夫で驚きました。

4年目の状態がコチラ。

真上から
真裏から
真横から

細かい傷は多く付いていますが、割れ・欠けは1つもありません。

ポンピングがやりやすい

プラスチック製のデッキなので、デッキが少したわみます。
このたわみが良い味出してる、と個人的に思っています。

踏み込んだ時、踏み込みが終わってデッキが反発するときに、デッキのたわみがポンピングをアシストしてくれていように感じています。

クルージング性能を追い求めたくなる

自分はストリートデッキからの転向組です。
Pennyのクルージングを体感した時には、ストリートの感覚と大きく異なり、感動に近いレベルで驚いたことを覚えています。

初期セッティングでも十分満足ですが、Pennyはカスタマイズもできるので、もっともっとクルージングを追求したくなると思います。
自分はそう思いました。

参考までに、クルージング性能を追い求めたことを書いた記事をご紹介します。

さいごに

Pennyを買うときに自分が気にしていたポイントと、買った決め手をまとめてみました。

買うかどうか悩んでいる方にとって参考になれば幸いです。

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#Penny
#ペニー
#クルージング

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