高齢者とクリスマス
12月になり、施設でクリスマス会のご依頼をいただくことが多くなってきました。
調べてみると、クリスマスが日本に定着したのは明治時代(1900年ごろ)なのだとか。
また、1910年には不二屋が初めてクリスマスケーキを販売し始めたそうです。
とは言っても、クリスマスは高齢者の方々にはあまり馴染みがない様子。
実際80代くらいの方々にお聞きしても、「子どもの頃は(クリスマスを楽しむなんて)なかったよ」と口々におっしゃいます。
そんな中で『ジングルベル』『きよしこの夜』の曲が流れると、みなさま口ずさむのは本当に不思議。
10年前はあまり反応がなかった『赤鼻のトナカイ』ですが、近頃はようやく反応を示してくださるようになりました。
個人的に好きなのは『いつくしみ深き』です。
讃美歌なので、宗教が関わるものは丁寧に扱わなければいけませんが、メロディーと歌詞の美しさに涙が出てきます。
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