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ビットコインさらに上昇か?BitcoinFXウィークリーレポート<2020/11/09〜2020/11/15>

TK村松です、先週は大統領選挙が目玉イベントでした。4年前のトランプ大統領誕生の時は、大荒れの相場展開でしたが、今回はそこまで荒れる展開にはなりませんでしたね。S&P500の値動きから見る当選予測は4年毎に使えそうですね…。

では、早速本題です。まずは先週の振り返りを見ていきましょう。先週のウィークリーレポートでは、11月6日を転換点と見ていました。週の前半は、高値付近をトライしながら、11月6日前後の転換点で下落に転じるとみていました。

結果を見てみましょう。

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こうなりました。11月6日の転換点に近づくと、上昇勢いが強く、「あれ?」と疑問が生じました。前回のウィークリーレポートの根拠3つを照らし合わせて見てください。

この場面では、「根拠が裏切られたのか?」をチェックします。転換点を活用したトレードで抑えるべき点は、①転換点は1日〜2日前後にズレる事がある。②バイアス(傾き)は先行市場や他市場をチェックする。の2つです。とくに、大統領選挙のデリケートな局面で、バイアスが読みづらい展開でした。

詳しくは先週のウィークリーレポートを見てください。

深堀りします。

大統領選挙で注目すべきは、今回の大統領選の直前で注目されていた市場は、『S&P500』『米金利』『クロス円通貨』でした。この3つの市場のうち、先週のウィークリーレポートでピックアップしたのは、『S&P500』です。

S&P500の値動きを見てください。

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S&P500は、ビットコイン同様に11月6日から上昇を始め、11月9日から再度上昇に転ずる予測を立てていました。しかし、11月2日から11月5日(転換点の1日前)までに、6.6%も上昇しました。この動きはかなり大きいです!

ビットコインとS&P500を比べると、逆相関関係にあった2つの相場が、相関関係に戻りつつある?というのが見て取れるとおもいます。

「あれ、何かおかしいぞ・・・?」

下げ予想を立ていましたが、下げ気配が見当たらず、押し目なく上げていくパターンも視野に入れました。11月5日のTwitterにアップした内容はこうした背景がありました。

結果的に、11月6日の転換点は下落せず、押し目なく上げていくパターンになりました。逆シナリオを立てておいて良かったです。メインシナリオではなかったので大きく乗れませんでしたが…汗

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修正シナリオのあとの値動きはこうなりました。11.8%と大きく上昇、やはり転換点付近で大きく動いていることが分かります。Twitterを見て、上昇に乗れた方「おめでとうございます!」かなりピンポイントに修正シナリオが出せて良かったです。

では、先週を振り返ったところで、今週の相場予測を立ててみたいと思います。今週はかなり難しいので、先に結論を言うと、まだ上昇する見込みだが、明確な根拠がないのでわかりません。

これが今週の結論です。では、どうして上がると言えるのか?過去の事例を交えて解説していきます。今週は根拠を『2つ』お伝えします。

Weeklyレポートはシンプルに、1.先週の振り返り(7日間の売買情報ピックアップ)と2.今週の予測(大口売買注文予測)に分けてお伝えしていきます。予測を立てておくことにより、タイミングを合わせてトレードしやすくすることができると思います。投資は自己責任です。Weeklyレポートをみて最後は自分の判断でトレードを行ってください。

今週は、先行市場から外れてしまったので、根拠が立てにくい状況です。トレードシナリオの立て方を見て、自身のトレードに活かしたいという方は続きを御覧ください。

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