見出し画像

アラサーもやもや女子が自分の人生を生きるまで vol.5

今日は最終話。
ヨガ留学に来て1ヶ月。どんな変化があったか。最後にどう決断したのか。
書いていこうと思います👇✨

空を見上げて

毎日規則正しく過ごし、心身ともに軽やかになってきたある日。
朝の呼吸法・瞑想が終わり、朝食を食べ、お庭の散歩に出た時、朝日がいつも通り登ってきているのが見えました。

画像1

「ああ。世界はこんなにきれいなのに、日本では毎日空を見上げることもなく、下ばかり見てたなあ。何をするにも無意識なことが多くて、ただただ生きていたなぁ・・・」

と、ふと思いました。

ご飯もたいして食べず(夜も帰りが遅かったのでほぼ食べずに寝ることが多かった)、心の底からやりたくてしょうがないものをやっているわけでもなく・・
何のためにあそこまでしていたんだろう?と。

トレーニングを終えて変わった信念



最後に1ヶ月のトレーニングを振り返る宿題があり、そこでもたくさんの自分の変化を実感しました。

✔️自分は食べることがそんなに好きではないという思い込み


「食べることが好き」と言う人を見て、「そんなにわざわざ言うほど、私は好きではない」と思っていたのですが、1ヶ月を通して、食事が本当に毎日楽しみで、こんなに自分は食べることが好きだったんだ、と思いました。

✔️ヨガ=身体に良い”運動”という考え


まず最初に、”ヨガはエクササイズではない”ということを学びました。自分の心と身体を一つにすることを目的としたもので、ヨガの先生がよく言う、「意識を内側に向ける」という言葉の本当に意味を理解することができました。これを知って実践するようになって、1ヶ月でヨガが本当に心から大好きになりました。

✔️自分はストレスに弱い。すぐ身体に症状が出てしまうのは良くない、という考え


身体が素直に反応して、サインを出してくれていることに感謝できるようになりました。”ちゃんと反応してるということ。良いことだったんだ!”と。私は長年自分の心の声や身体の声を無視し続けてきたので、きっと身体もわかりやすいように、見えやすい形にしてくれていたんだ、と思えるようになりました。

✔️仕事だったら、大抵のことは我慢して大人にならないといけない、という考え
✔️満員電車に乗って朝から晩まで働いて、心が狭くなる自分は、まだまだ未熟なんだという考え
✔️ある意味自分を変えてでも、周りの環境に順応していくことが、人生を生きやすくする、と思っていたこと

これらは全て”自分は未熟である”という思いから来ていました。自分が生きやすいように環境を選ぶことは悪いことではないし、今のままで自分は十分なんだ、と思えるようになりました。


そして無事28日間のトレーニングを終了!!

画像4

最終日、ビーチで

カウアイ島での28日間を終えて、最後にトランジットのオアフ島で2泊してから日本に帰国しました。
オアフでは、一人でお散歩したり、公園でヨガマット敷いてぼーっとしたり、朝から海辺でヨガしたり、ヨガスタジオでレッスンを受けたり。
とっても充実した2日間を過ごしました。

画像2

“さあ、今日の午後帰るぞ”という日。
朝からワイキキのビーチに行きました。そこで結論を出そう、と。



改めて考えなくても、自分の中で答えはほぼ出ていましたが、最後に、自分が今手にしている収入への執着だけが残っていました。
同じ業界ならまだしも、全く別のことを仕事にするとなると、収入は大きく減ってしまう。同じ8時間働くとしたら、効率が悪いし、もったいない気がする。
今の職場にいればこれだけもらえるのに、と。

画像3

海を眺めながらずっとぐるぐる考えていて、最後、

「でも別に死なないしなぁ」

という言葉がぽっと浮かんできました。

そう。
夫もいるし、そうでなくても親もいるし、いざとなればスネをかじればいい。笑
例え収入が0でどうしようもなくなったり、離婚したとしても、親も弟もいるしな・・なんて。
死ぬことはないな、と思えたんです。

ヨガの哲学書の中にも、人の悩みは全て、突き詰めると”死への恐怖”につながっていると書かれています。

そう思えたら何だかスッキリ。

これからは「自分を真ん中に置こう」「働き方を変えよう」「心から好きなこと、やりたいことをやろう」と決めて立ち上がりました。

これは後になって気づくことですが、この時に一気に色々なことを手放したおかげで、今は自分が望むような生き方・働き方ができています

手放さなければ入ってこない。

この言葉の意味をしみじみ実感しています。

自分で決めた自分の人生を生きる


帰りの飛行機ではこの1ヶ月のことを振り返りながら、持てないくらい沢山のものを抱えているような気分で胸がいっぱいでした。

(今振り返ると、当時先生に言われた言葉の半分以上はちゃんと理解できておらず、帰国後1年半かけて、どんどんわかるようになってきています。"あの時こう言っていたなぁ" "こういう意味だったのかぁ"と今更わかることが沢山あります。)

本当にたくさんの気づきと学びがあった1ヶ月で、行く前の、自分がどうしたいかわからない、もやもやしていた自分とは全く違う自分がそこにいました。

まず空港に迎えにきてくれた夫に「私会社辞めることにした」と伝え (一切相談なしの事後報告)、週明け出社した際に、会社にも辞める意向を伝えました。
“ハワイから帰ってきてから、戻ってくるか決めて良い”という優しい言葉をくれた、プロジェクトの上司にも「私は戻れません」と伝えました。

トレーニング中先生に、

「自分の優先事項を守るためには、たまには変化も必要で、そのためには少しの勇気も必要だ」

ということを言われたのですが、まさにこの少しの勇気を持って、変化させた経験になりました。

この時初めて、自分で決めて出した答えによって人生を変化させていくことになり、今は生まれて初めて、

”自分で決めた自分の人生”を生きている。

と感じています。


長くなりましたが、これで"アラサーもやもや女子が自分の人生を生きるまで"終了です👏同じように悩む方に、少しでも何かヒントになったら嬉しいです。
今回振り返ってみて改めて、様々な感謝の気持ちが湧き上がりました。ないものに目を向けるのではなく、すでにあるものに目を向けて、これからも生きていきたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました🤍

-----------------------------------------------------------------
Instagramで日常に取り入れられるアーユルヴェーダの学びを発信中💫
ぜひチェックしてください🤍こちらから👉@_yogairi_
------------------------------------------------------------------

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?