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ウサギとカメの話

ウサギとカメの童話は皆さんも子供のころからご存じだと思います。

俊敏なウサギは油断して途中で昼寝をしてしまい、カメはコツコツと歩みを進めて、最終的にウサギを追い抜いてしまったというお話です。

「慢心せずに1歩1歩確実に歩みを進めることが重要」

子供のころにはそのような理解されていたかと思います。

しかしあのお話の本当の教訓はそこではありません。

レースの中でカメとウサギはそれぞれ何を見ていたのでしょう?

カメは脇目もふらずにゴールだけを見つめていました。

一方、ウサギはカメ(との距離感)だけを見ていました。

カメは自分が鈍足であると自己認識し、それを悲観することなく、一心不乱に目的に向える心理にありました。

ウサギは常に「相手との比較」に捉われる心理にありました。

皆さまの会社にヒトとの比較や、足の引っ張り合いに捉われている従業員がいらっしゃるのであればウサギとカメの話になぞらえながら「心の在り様で未来は変わる」というお話をされると良いかもしれませんね。

〔三浦 裕樹〕

Ⓒ Yodogawa Labor Management Society


社会保険労務士法人 淀川労務協会



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