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足を踏み入れてしまったアガベ沼の第一歩

よっこい

コーデックスの世界に足を踏み入れてしまったトリガーは、何とか枯らさずにいた真柏と五葉松を枯らしてしまったことでした。

そもそも真柏や五葉松といった盆栽に興味を持ったのは、アクアリウムからテラリウム、ビバリウムへと興味が移っていく過程で、その植物が作り出す景色や姿の美しさが好きであったことでした。

そして、植物が作り出す景色や姿の美しさをアートだと感じるようになると、盆栽そのものは自らが創り出すことができるアート作品だと強く思うようになりました。

凡人をアーティストにしてくれるモノ

私のような極めて平凡な人間は、絵やイラスト、スケッチなども幼稚園児よりも酷いものですし、彫刻や立体などを造り出す能力もセンスもありません。

そんなアーティストやクリエイターとして能力もセンスもない人間でも、他人様のアート作品を眺めたり手に取ったりするのは大好きなんですが、自分で何か造り上げることが出来ればそんなに嬉しいことはありません。

私のような極めて平凡な人間でも、植物のように成長をしていくことで自ら素晴らしい姿となっていき、その成長していく過程で一定の手をかけてやれば、その手をかけた平凡な人間がアートとしての造形物を作出できるもののひとつが盆栽だと感じていて、そこに大きな魅力を感じていました。

ですが、やはり凡人な私は、非常に多くの技術や手間、知識を必要とする盆栽を上手に扱えるわけがなく、その厳しさに打ちひしがれていた時に、自然な姿そのものが珍奇でありアートであり、ある意味、手をかけない方がそのアートな姿を発現してくれるコーデックス(塊根植物)に一気に惹かれることになりました。

そして、その隣にいたアガベ(特にチタノタ)の芸術的な姿には、パキプスやグラキリスのような樹形の面白さ、自然が創り出す奇異な姿とは全く別の、造形物としての圧倒的な美しさを感じずにはいられませんでした。

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厚みのあるグリーンの葉と葉の周りにある鋸歯の形と発色とのコントラスト、そしてなによりも複数の葉が造り出す、樹形全体としてのフォルム、アウトラインの美しさ。
その姿は、昔、母が没頭していたバラ造りのバラの花を彷彿とさせるものでした。

魅力に憑りつかれた後は入手に向けて動くのみ

アガベの魅力に圧倒され憑りつかれてしまった後は、いつものとおりオークションにて、自分の好きなタイプのアガベを軒並みウォッチし始めたのはもちろんのこと、メルカリやジモティなどでも探しました。

いつものオークションで落札していくことになるだろうと思っていましたが、たまたま眺めていたジモティで自分が探していたアガベチタノタのボール状に葉を形成するタイプのものが安く出品されているのを見つけました。

探していた対象エリアは首都圏全部だったのですが、見つけたアガベは隣の市の方が出品していて、さらにまだ誰も問い合わせをしていない状況でした。

運よく本当に近所の方から素晴らしいアガベを安価に入手

速攻で問い合わせを入れ、本当に近所でもあるので今からでも取りに行けるとアピールしたところ、無事に譲って頂けることになりました。

実際に取引する時間や場所などをやり取りする中で、他にも処分売りしたいアガベがあるのではないですか?と水を向けたところ、他に4種類ほどのアガベの写真を送って頂き、そのから一つを選ばせてもらい、合計2つのアガベを譲って頂くこととなりました。

やり取りをしていく中で、もともと出品していたアガベ・チタノタ”姫巌龍”は鉢に根付いている状態だったのですが、後から選ばせて頂いたアガベ・チタノタ”南覇王”は未発根であったため、発根促進剤であるオキシベロンも小瓶に入れてつけて頂けることになり、本当に至れり尽くせりな形で取引をさせて頂きました。

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近所のコンビニの駐車場で待ち合わせをしたんですが、こちらを見て頂けると分かるとおり、本当に丁寧な梱包をして頂いた上に、ひとつあたり数千円という安価な価格で譲って頂きました。本当にありがとうございました。

あたらめて、アートですね

帰宅して早々に取り出して眺めてみましたが、本当に良い姿をしています。
本当にアート作品だと思いました。

アガベの原生地は主にメキシコ・米国南西部の乾燥地帯なので、しっかりとした光と与え過ぎない水、低い湿度を保つ風といった環境が必要で、そのバランスが崩れると、アーティスティックな姿が、葉の徒長によって脆くも崩れ去ってしまったり、根腐れによって腐らせてしまったりします。

我々は、アガベの素晴らしい姿(草姿?樹形?)を保ちながら、健康に成長できるよう、光、水、風の3つのバランスが取れる環境を準備したり、季節の変化により最適な場所へアガベを配置していく必要があるわけです。

綺麗にアーティスティックに育つ素養はアガベ自身が持っており、それをサポートしていくことで、凡人がアガベとしうアート作品を造り出せるわけです。

しかも、盆栽のように毎日の水やりや定期的な剪定・芽摘み、針金による樹形造りなども基本的には必要がないので、ちょっとした気配りとかまい過ぎない自分を保つだけで、アート作品の作家になれるのです。

こんな魅力的なことはないですよね。

アガベ・チタノタ”姫巌龍”(Agave titanota”姫巌龍”)2021.09.11到着

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こちらはアガべ・チタノタ”姫巌龍”です。
コンパクトにボール状にまとまった姿に鋸歯の白さと濃いグリーンで厚みのある葉が印象的でした。

アガベ・チタノタ”南覇王”(Agave titanota”南覇王”)2021.09.11到着

こちらはサイズが大きく、購入価格は譲って頂いた額の5倍したそうですが、少し光量が不足だったのかもしれないという感じの葉の長さだと感じました。

しっかりと発根させた後、冬に向かっていく中でなるべく多くの時間を太陽光のもとで育てていき、今後の葉はしっかりとした葉が出てくるように造っていければ御の字です。(あるいは、どんどん成長させて子株を吹くように仕向けてみるとか)

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ある程度の形を作りこんだ後は、現在のプラ鉢から陶器製のしっかりとした鉢に植え替えていくのも楽しそうです。

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まずはしっかりと、このアガベ・チタノタ”姫巌龍”の姿をよりよい方向へ育てていきつつ、”南覇王”の発根管理と姿を整えなおす造り替えを展望した育成を始めていきたいと思います。

次はこちらになります。
https://note.com/yocoy/n/nba27b787c00f?magazine_key=mc5f1f61e4346


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よっこい
1967年生まれ。一般企業の歯車管理職が本業のおっさん投資家。 週刊SPAの投資家特集や「株と不動産で1億円つくる!(東条俊介著)」の取材協力・掲載あり。 「おっさんの経験値って絶対に誰かの役に立つものですよ」との一言でおっさんnote始めてみました。