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好人家麻婆豆腐調料で作ってみたレポ

こんばんわ。久々のnoteです。前の投稿から間が空いているのはご勘弁。
久々にnoteしたくなったのは、『好人家麻婆豆腐調料』について、猛烈に詳しく語りたいと思ったからです。


”それ”との出会い

今年の夏に、横浜の中華街で旦那様とデートをした。かの有名な「重慶飯店」に初めて来店して、それはそれは、コース料理の美味しさや繊細さやラインナップの演出に感動して、とっても楽しいデートだった。

グルメも大好きだけど、買い物ももちろんする。
といっても、最近は、あまり物欲がないので、家に帰って、色々この日のことを思い出しながら楽しめる食材モノのお土産を漁るぐらい。

中華街の路地をなんとなくの勘で、あっちに行ったりこっちに行ったりしていたら、中華街の少し外れに「業務スーパー」を発見!

業務スーパーは、私の大好物である。
関東に来て4度ほど引っ越ししてるけど、その都度、ご近所に「業務スーパー」があるかないかで、物件をかなり迷った。実際、今の住まいを決めた理由に、近所の「業務スーパー」&「肉のハナマサ」が影響していることは言うまでもない。

いそいそと入ると、まちなか立地の業務スーパーの品揃えとは異なる、中華街ならではの、まさしく「中国からの直送」を感じさせる食材や調味料やお酒や缶詰・乾物などが豊富で、読めそうで読めない赤と黄色のガビガビの漢字商品のオンパレードが、お店の一角というか、1/3ぐらい占めていた。近所の中華屋さんもここで、仕入れてそうな雰囲気の品揃え。

しかし、パッケージが読めない!どれも辛そうなのはわかるけど、どういう調理をすればいいのか、よくわからない。裏に日本語レシピがあるも、かなり簡素化された表現。本当に美味しいのか、あと、2人で食べられる量なのか、見当がつかない!

でも、何か買うなら…と、ひとまず無難そうな”麻婆豆腐”が読めた、「好人家麻婆豆腐調料」を手にとった。

これは、おそらく麻婆豆腐の素なんだろうなぁ。日本でいうクックドゥや丸美屋の類いの中華版だろう…。

そして、家に帰るも、夏と秋が過ぎ、寒々しくなった11月下旬。

その日は久々に、旦那君からのリクエストで「麻婆豆腐食べたい」とLINEがあったので、「そう言えば、中華街で買ってたアレ、まだイケるかな?」と久しぶりに取り出した。

裏面の日本語レシピは超適当

内容量80gに対し、「①100g1.5cmほどの大きさでカットします」とある。冷蔵庫の中には、150gの豆腐があるがわざわざ、50g残しなんて面倒。まぁ、水で溶かせば+50gぐらいイケるでしょう。あと、ピーマンが沢山あるから、2個ぐらい追加しょう!ということで、レシピをざっくり参考にしながら作って行った。(※ちなみに豆腐は、少量塩で沸騰させた別鍋で、少し茹でろと書いてあったので、その通りにやってみた。)

つづけて、ひき肉(これは特に分量指示がない!というアバウトさ)を炒めるときに、レシピにはなかったけど、ニンニクと1本の長ねぎのみじん切りも先に炒めて香りを出し、混ぜてみました(これも良かった。)

そこに、調味料と水(これも分量指示なし)を入れ込み、油がジュワ〜〜と弾ける音と共に、グツグツと煮込まれて行く中で、別鍋の豆腐を合流。追加で、お酒と醤油と、家に元々あった豆板醤を少々追加、食感をくたらせたくなくて、最後にピーマンを。

グツってる湯気を吸い込むと咳をしそうになる。まだ味見していないけど、今ままでのmade in Japanのものより、圧倒的に辛いのがわかる。

片栗粉でとろみをつけて、ひと煮立ちさせて、完成。

一口、味見をして、目が醒めた!「カッラ〜〜!(ゲホゲホ)」
油断して、辛味が喉にダイレクトに当たって、咳込んだ。

やばい…辛すぎ。これは、レシピ間違えた!??
作り直しがよぎった。
大食漢の旦那君も、さすがにこの辛さでは完食できないのでは??
だとすると他の料理を用意しなきゃ!

と思ってLINEで「今日の麻婆豆腐、凄いかもしれん…鬼のように辛い!本場すぎる。」と、一応、状況を先に説明しておいた。

しかし…薄い味のはずなのに、なんでこんなに濃いの?辛いの??
そこから、まだお水と鶏ガラ出汁を追加して、すこし薄めた。

そうこうしていたら、想定したよりも2倍ぐらいの分量になった。ざっと4人前ぐらいか?

その頃、旦那さんから「残業おそくなるから先に食べてていいよ〜」と連絡があったのと、お腹も減っていたし、味見がてら、一人で食べてみることにした。

一口目、やはり辛い!でも、舌が馬鹿になったのか、一番最初の味見ほどの衝撃な辛さはない。そして、花椒や山椒の刺激なのか、ビリビリ痺れるけど、それが癖になって、もう一口、もう一口と食べ進めてしまうほどだった。

「何!これ、めっちゃうまいやん!本場の味やん!!」

じんわり火照る体と汗を拭きながら、つい興奮して、旦那くんに再度LINEをした。
「今日の麻婆豆腐、やっぱり美味しいわ。また、これ、買おう!」と決意報告をした。

分量は、結果、3〜4人分ぐらいの量になってしまったけど、辛さは調整したのもあり大食いの旦那くんも「うめぇうめぇ!さすが本場や!」と、2人ともさして、本場の味を知っているわけではないが、とにかく日本の中華レストランじゃあまり遭遇しない味として、もりもり食べた。

日本だと、多分「辛すぎる」「子供が食べられない!」という意見で葬られるような味だけど、もともと辛党の私たちには、パンチのある食べごたえ抜群の麻婆豆腐だった。
もう、クックドゥも丸美屋も買いません!我が家の麻婆豆腐はこれにします!

翌日に少し残したので、朝ごはんに少しかけて麻婆丼にしたら、美味だった。おすすめ。

「また、コレを買いに横浜の中華街に行きたい!」

そんな新たな願望をもたせてくれた「好人家麻婆豆腐調料」。
中華街にはそんなにしょっちゅう行かないが、次、どこかの週末で出かけるなら、これを入手するデートにしたいと、なんとも色気のない思いを馳せていた。

一応、地元の業務スーパー、隣町の業務スーパーに行ったけど、ココにはない!やはり、中華街じゃないとだめなのね…。

そう思っていたら、川崎から家に向かう徒歩ルートに、「中辛マーケット」という、中華食材を扱うお店があったのを思い出し、立ち寄った!!
ここ、店頭のお野菜が案外と安いので、何度か買った事があったのです。

「ここにもあったんかーい!」

はい、こちらにもございました。168円。中華街の時は、値段覚えてなかったけど、安っ!
さすがに中華街の業務スーパーほど店舗は広くないので、厳選された食材のみが所狭しと陳列されていたのですが、その中でも、燦然と人気商品として売り出されておりました!
家から徒歩10分圏内だった(今度からここで買おう)。

そして、「好人家」シリーズの他の物もあったけど、…やっぱりどんな味かわからないので、ビビリの私は、再度この「麻婆豆腐調料」と、お店の人がおすすめする「周君記 重慶火鍋底料」しか買わなかった。
※他のものも挑戦してみたい!

日本語レシピの新たな表記は「豆腐は500g」に修正されているww

すっかり、私の心は「好人家麻婆豆腐調料」に支配され、アレンジレシピがないかググりまくったら、誰かの記事で「日本語レシピは分量が大幅に間違えてるらしく、英語レシピや中国語表記だと『豆腐500gに対し』というのが正しいらしい」というのを見つけた。
今日入手した商品のパッケージの裏面は「豆腐は500g」と修正されている。

だ、だろうね。豆腐500gて書いてあったら、買ってなかったわ。
なので、私の場合は、たまたまだけど、豆腐も多めにし、レシピにないピーマンいれたり、ひき肉も冷凍の余り物を計らずにドーーンと多めに入れて、お水も増していたけど、それぐらいでちょうどよかったんだと合点がいく。

できあがりが4人前ぐらいだったのは、ある意味正解だった。

でも、美味しいからまた、同じようなレシピで今度は最後に溶き卵を入れて楽しみたい!

しかし正しいレシピの「豆腐500g」って相当な量だよ!これ、初見でみたら、なかなか大家族じゃないと買わなくない?w

引き続き、この商品が中々ひとめに触れることはないだろうなぁと、アピール下手さに少しの歯がゆさと、「この美味しさは私だけが知っている」という悦に浸りながら会計した。

皆さん、横浜中華街に行った折には、業務スーパーに寄って、「好人家麻婆豆腐調料」を是非買ってみてほしい!(絶対に辛党の人限定ね。)
めっちゃ美味しくておすすめです。

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