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〘メインマガジン〙自由と開放を告げ知らせる【ヨベルの角笛】

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このマガジンはメインのマガジンとなります。 千載一遇の聖書研究サイトへようこそ! 心理を探求するあなたの訪問を心より歓迎します。 先入観を捨てて、聖書を素直に、廉直な思いで読ん…
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#三位一体

遺伝子の設計から神の実体を探る 第四章

■第四章 子なる神と人との関係 聖書中の様々な箇所で言及されていることから明らかなように、キリストとして住まれた元の存在、つまり「独り子、言葉、ロゴス」は私たち人間の創造に与ったのですから「神」と呼ばれる正当な方であることは明白です。 これまでに、神とみ子との関係、そして両者と人問男女の関係について考えてきました。 最終章として、み子と人間との関係についてさらに考察を深めたいと思います。 ここで、これまでの四つの記事の中で述べてきた要素がすべて合体することになります。

遺伝子の設計から神の実体を探る 第三章

■第三章  み父とみ子の関係 まず初めに次の聖句を考慮しましょう。 《私たちには、父なる唯一の神がおられるだけで、すべてのものはこの神から出ており、私たちちもこの神のために存在しているのです。また、唯一の主なるイエス・キリストがおられるだけで、すべてのものはこの主によって存在し、私たちもこの主によって存在するのです。》(コリントⅠ 8:6) 多くの神や、多くの主があるが、「父なる唯一の神」と、「唯一の主なるイエス・キリスト」すなわち、神も主もそれぞれ「一人づつ」しかいな

遺伝子の設計から神の実体を探る 第二章

■第二章 み父とみ子、及び人間男女の関係について 人は創造された後、存続つまり永遠の生命が保証されるための条件が神から与えられました。 しかし、そのルールに即せず、罪に陥った人間は、ある一定期間だけ、その存在を許されましたが、永続的な存続の権利を喪失しました。 キリストの贖いはまさにその人間の存続の権利の修復のために払われたと言えます。 約束されたメシアが到来され、神(み父)に対する罪の贖いがなされたことにより、人類にはその祝福された「永続する生命」を得る道が開かれました

遺伝子の設計から神の実体を探る 第一章

■第一章 遺伝子による男女の違い 創世記の「人は神に似せて、神のかたちに造られた」という記述から、そうであるならば逆に、神は人に似ているはずと考えても良いわけで人の造りからルーツを探り神を辿ることがある程度できるはずという観点から、ルーツを辿るなら、注目すべきは「遺伝子」だろう、との発想に至り、詳しく調べて見ることにしました。 そして、興味深い結論を得ましたので、ここにまとめてみました。無論これは一つの試みであり、一つの可能性ですから、断定するつもりは毛頭ありませんが、興

あなたはクリスチャンとして、「悔い改めた」ことのある人ですか。最大級の悔い改めとは?

ほぼ一貫して「悔い改め」と訳される原語は(ギ語:メタノイア 名詞)で、この語は「メタノエオー」 という動詞から派生したものですが、その語の成り立ちは「ノエオー」という動詞に「メタ」という前置詞がついた複合語です。 「メタ」は、後に、後からという意味であり、「ノエオー」は考え、理解という意味の語です。 字義的には 「後で考える、後に理解する」。もっとも的確な訳は「後から考え直す」ということです。 つまり「考えを改める」ということで、言葉の本来の意味から厳密に言うと 心の問題

改めて「イエス・キリスト」とはどんな存在なのかを論考する

キリストに関して、様々な解説、神学上の捉え方が、数え切れないほど沢山あるようです。 「イエスは神です。ヤハウェと同質です」 「イエスは偉大な預言者ですが、人間に過ぎません」 「地上で過ごした時が、イエスで、天においては天使長ミカエルのことです」 初めにお断りしておきますが、これから記すことは、無論ひとつの捉え方にすぎません。 しかし、私はHPやブログなどのプロフィールの中で「前代未聞の聖書研究」と謳っていますが、この記事こそ、その謳い文句の究極的なものだと自負しています。

神の実体は誰にも知り得ないと断言している聖句について

「イエスはこう言われた。「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます。これらのことを知恵ある者や賢い者には隠して、幼子のような者にお示しになりました。そうです、父よ、これは御心に適うことでした。 すべてのことは、父からわたしに任せられています。父のほかに子を知る者はなく、子と、子が示そうと思う者のほかには、父を知る者はいません。」(マタイ 11:25-27 新共同訳) 同じ内容のルカからの引用です。 「子がどういう者であるかを知る者はなく、父がどういう方であるかを知る者は、