お化粧

化粧、化けると書く。粧は、『よそおう』『めかしこむ』という意味もあるそうだ。

英語では、Make-Up、文にするとI wear make-up.となるそう。

どちらも既存のものを飾りたてるという意味である。既存のもの、つまり自分の顔面だ。


これでも私はピチピチのおなごです。活きがいいです。女子力(物理)もある。(握力は最高40キロ)けれど器用ではない。

これでも美術部の端くれだったし、なんなら入選したこともある。顔はキャンバスだ!よしやろう! お化粧、いざやってみた。なんか違う。どうしてだ。

所謂ナチュラルメイクに挑戦した。できたが、元々の顔の煩さもあいまってうるさい。とにかくうるさい。

反省して薄くした。薄くしすぎた。ほぼほぼノーメイク、すっぴん風というやつになった。


紆余曲折の末、現在はなんとかなっている。まだ多少の失敗はあるが(先日失敗して、某セーラ服のハンターになった。眉毛が濃かった)


何を調べても化粧のやり方がわからなくて、友人に聞いた。返答は「元がいいから大丈夫」

ちがう、そうじゃない


私は化けたいのだ。化ける方法が知りたいのだ。私であって私じゃない誰かになりたいんだ。誰かになるための化粧法が知りたいんだ。

後に気づいたが、私が聞くべきだったのはコスプレを嗜んでいる後輩で、バイト(飲食店)のためのメイクを覚えた彼女ではなかった。


結論から言うと、私にあったのは変身願望である。多分この言葉が1番近い。オルチャンやチャイナ……色々あるが、とにかく化粧で印象を変えてみたかった。ただ、1つ難点をあげると、上記のメイクに合う服を持ってない。浮く。顔が浮く。おそとあるけない。

とりあえず、持っていない色のアイシャドウと、化粧ブラシを買うことにした。インターネットは優秀だ。(服は実際にじっくり見て買いたいのでパス)

可愛い系のメイクには挑戦したので、所謂クール系?かっこいい印象になりたい。だがしかし、ここで童顔問題が浮上する。

童顔ってクール系できるの?


しらん。

妖艶な猫目も試したが、それはそれはCatの顔面になった。素晴らしき劇団のあのねこさんだ。

とりあえず、何事もtry and error、やってみるしかない。


ふと気がついたが、シェーディングが必要では?調べなければ。

早く届くことを祈っておやすみなさい。


よろしければ苦学生にお恵みを。