見出し画像

「お店日記」第12日:愉快なかあちゃんのカレーに感動の巻


毎度あれが旨いこれが好き、と
食いもんのことでガタガタ言っておるわけですが
カレーにだけはほんっと目がなくって。
(前に他でもこのフレーズ使ったっけか・笑)

そのあたりを知ってくれてる知人から
「ならここは絶対に行くべき!」
と言われたカレー店があります。


一見すると喫茶店のような風情なのですが
ここは間違いなくカレー専門店。

とにかく初トライということで
セレクトは2種のカレーが食べられる

「ハーフ&ハーフ」800円。

牛スジの入った(手前の)方のは
コクのある欧風カレーっぽいけど
後からじわじわくる辛さが気持ちいい。

なによりもお肉の味がしっかりしてて
ご飯にベストマッチ。

一方のスパイシー(奥のやつ)は
ガツンとくるスパイスの中に
トマトやセロリなどの野菜のうまみがぎっしり。

卓上の赤い粉でさらに辛さUPしてやりましたが(笑)
それでもベースの旨さが損なわれることなし。

いずれもサラっとしたタイプのルーでしたが
不思議と懐かしい家庭の味もするカレーであったことも
お伝えしておきます。


あ、そうそう。

サラダはどうやら数種類あるらしく
ぼくのはチキンとモヤシのでしたが
タイカレーをオーダーしたお客さんには
トマトなどが入ったフレッシュサラダでした。

いやぁ、おいしかった。 

以上、噂のカレー店のリポートでした……

と終わろうと思ったのですが
そうはいかないわけです。


むしろリポートすべきはこのお店のお母さん。

お一人で切り盛りしてらっしゃるようなのですが
このお母さん、
とんでもなく気さくでびっくり。


ぼくの訪問時、開店時間が過ぎてるのに
ドアには「CLOSED」の札。

おかしいなぁ、電気もついてるのに、
と思い中に入り声を掛け、表の札のことを伝えると

「あらー、ごめんごめーん♪」

と早くもハイテンション。
実の母でもこうはいかないって(笑)。

その後もやってくる常連さん(女性多し)に
とてつもなくフランクに対応。
しかも常連さんはメニュー名を言わずとも
カレーが出てくる模様。

食いしん坊がバレたのか、
ぼくには
「足りなかったらご飯おかわり持ってくるから」
だって。

いや、
カレー屋でご飯無料のおかわりとか聞いたことないし!

結局こっちがおかわりコールするまでもなく
「そろそろ持ってくるね」
とエクストラライス到着。
終盤にはルーが足りなくなる
緊急事態に発展(笑)。

 

 

ともあれ
お会計時に「カレーおいしかったです」
と伝えると
「そぉぉ! また来てね☆」
と見せてくれた極上の笑顔。

 

カレーが旨かったのはもちろんですが
このお店、再訪必至かと。

かあちゃんカレー、最高でした。
でもってカレーより
このお母さんの写真撮りたかった、まじで。


フクコラ@千石

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?