見出し画像

思い出話

■2023年(両親81歳)

12/26
単身で訪問 9:30頃 往診立ち合い 続き(2)

往診が終わって食堂に戻ると、母がゆっくりとコーヒーを啜っていた。

ようやく頭が回転し出した様子。

わたしのことも辛うじて認識してくれ、笑顔も出る。

スタッフさん曰く、母がたまに、英語翻訳の仕事をしていた頃の話をする時があるらしい。

わたしたち子どもを負ぶいながら忙しく仕事をしていたというエピソードに、スタッフさんが「すごいね!」と言うと、母は「それほどでも…」と謙遜していたとか。

帰り際、施設長さんに、父の今後について訪問看護を希望する旨を伝える。

週一回くらいの頻度で入ってもらう形になりそうとのこと。

とにかく今日は父が終始苦しそうな表情で痛々しかった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?