よしだひろし

東京で過ごす30代男性。 デジタルプロモーションプランナー/マーケター。 2011年日…

よしだひろし

東京で過ごす30代男性。 デジタルプロモーションプランナー/マーケター。 2011年日本大学芸術学部卒。僕が作った素敵なものと君が作った素敵なものをあわせるともっと素敵なものになる。 yoshidahiroshi.net@gmail.com/090-6024-5114

最近の記事

2020年5月から未来のエンタメ業界のあなたへ伝える、コロナ禍でおきた日本のエンタメ業界の動きについてのまとめ

あなたがこの文章を読んでいるときは、西暦何年の何月だろうか。 今、僕がこの文章を書いているのは2020年5月。 コロナの混乱は2019年12月から始まり、日本でも4月7日緊急事態宣言が始まった。そして、およそ2カ月たった今、解除がされる事になった。 このまま収束するのか、それとも2波3波がくるのか、誰にもわかっていない。ただ言えることは、コロナが収まったとしても、コロナ後、いつかは(3年後なのか100年後なのかは今の僕らには知る由もない)別のウィルスがやってきて、同じよう

    • 眩しいほどの晴天を見て彼女は「フォトショでぬきやすそうな空だね」と言った

      コロナと共に過ごす世界で、外出自粛のために家に籠っている。 換気のために窓をあける。 空を見上げると、そこにはいつも通りの空がある。 一つ深呼吸をする。 * 連日のコロナに関するニュース、量が多くスピードが速すぎる。 最新の情報に遅れないように、少し時間があればTwitterやニュースサイトを開き、世界のニュースにアクセスをしている。世界中で色々な立場の人が色々な情報を発信している。 感染症に詳しい医師、経済学者、社会学者、ユーチューバーが自分が正しいと思う情報を皆にシェ

      • 会社を辞める仲間の背中を見る。複雑怪奇な感情が生まれる。

        仕事の仲間が辞める時の感情は、喜怒哀楽尊嫉嘆萎怖恨援愛くらい必要だ。 「喜怒哀楽」の4つで足りるわけがないだろう。 * 今の会社に入って丸9年がたつ。出入りの激しいデジタル系の業界で新卒から同じ会社にこれだけ長い間いるのは、なかなか珍しいタイプの人間かもしれない。それは、ただ「保守的」なのかもしれないし「義理が厚い」なのかもしれない。いずれにしろ、様々な理由が複合的に絡み合った結果、今の僕がいる。 会社に長くいるということは、多くの仲間たちを見送ってきたという事でも

        • 人々は分断され続ける。そしてマーケターは人々を分断させる仕事である。

          あなたたちは、企業に数字やローマ字で表されていることを知っていますか? マーケティング用語で、STPのTはターゲティングのTだし、3CのCはカスタマーのC。テレビ業界では、性別と年齢を組み合わせてF2とかM1とかで人々を区別している。 人は、企業に都合よくセグメントされ、商品を訴求されている。 * 分断が続き弱者と強者が分かれる時代 弱者と強者の分断の議論が久しい。昨年2019年は特にそういう事を感じた事件が多かったと思う。 幼い子供が命を落とした川崎の通り魔事件や、

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          【プランナー必見!】パクリとオマージュの違いはピカソに聞けば全てわかる!!急げ!!

          タイトルに「急げ!!」と書いたけれど、誰も何も急いでいない。 * プランナーの皆様、こんにちは。日々の業務、お疲れ様です。 突然ですが、クライアントからこんな事言われた事ありませんか? 「△△企業がやっている、あのキャンペーン良かったよね。うちでも似たような事やりたいんだけど、企画してよ」 経験がある人、結構いるのではないでしょうか。 ただ、クライアント様のご意見だからといって、他がやっている企画とまったく同じことやったらただのパクリです。このようなオーダーを貰ったら

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          AI時代にAIがどんなに進化しても、世界ではコーヒーをいれる時間がなくならない理由

          僕は、大学時代に「コーヒー研究会(ヒー研)」という、とてもニッチな部活に所属していた。学年に10人くらいのメンバーがいて男女比は半分半分くらい。芸術学部内の色々な学科の子達がなんとなく集まってできたような部活。「コーヒーをいれる」というニッチな活動内容なのに、学校の公認部活で部室まであてがわれていた。 ヒー研に入部すると、まず先輩からコーヒーのいれ方を教わる。豆の種類や、挽く時の粗さ。ケトルを使ってコーヒーサーバにお湯を落とすスピードだったり、コーヒーのイロハを先輩が後輩に

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          炎上マーケティングはマスマーケティングの代替になりうるのか

          「誰もテレビなんかみてないぞ!! 若い人が新聞をとるわけないじゃないか!!」 「もう、マスなんて概念はなくて、消費者一人一人にちゃんとしたレコメンドした広告コミュニケーションしか効果がでないぞ!!」 「ネットフリックス最高!! 全裸監督神!! テレビは規制ばかりでオワコン!」 ここ5年くらいよく聞く言葉。こういう事を言っているのは、特にSNSやYouTubeを主戦場にファンの心をつかんでいる、いわゆる「インフルエンサー」と言われている人達が多いと思う。 耳にタコができるくら

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