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2022年の製作日記


つくったもの

教育に関して
ヒロック初等部

ICT主任の仕事術

「ないならつくろう!」理想の学校

ICTポリシーメイキング講座

「僕とあなたと学校と-オルタナティブスクールからの提言」連載

アートに関して
Alive(feat.Sae)

四季のイデア、彩日のかけら

四季のイデア、彩日のかけら(フォトエッセイ)

ココクリ!!!!(アレンジャーとして参加)

『森に溶けて』Ui Iwasaki 「帰郷」リリース記念ライブ【東京編】参加

つくっている時に考えていること

もともと1人でつくる方がパフォーマンス高かったけれど、徐々に人とつくることに慣れていった。というのもやはり1人での限界を感じ始めたからだと思う。
「微力だけど無力じゃない」という格言もあるけれど、あくまでも「微」なわけで。1人でできるものはいつでもできるからあんまりやる意味を感じなくなったのかもしれない。

でここで大事なのが「どのタイミングで」「誰と関わるか」「どの程度の関わりにするか」をコントロールすること。
もともと1人が好きだったのは「やる気が出た時にやる」ことを最優先していたから。バンドが苦手なのは練習時間よりメンバーと予定を合わせる時間の方が長いから。あと練習する時に別のことをしたくなることもあるから。

人それぞれパターンがあると思うけれど、僕の場合は企画の段階で何人かに相談を乗ってもらうことから人とやることが多い。逆に人の企画のブレストをしていると自分でもアイディアが出ることが多い。ある程度コンスタントに物を作れたのも、自分のこういう特性を認識できたことが大きい。
人それぞれ創作への関わり方が違う。


どうやら自分の癖として着地のしやすさを考えてしまう癖があるっぽく、無傷で成功はするけどあんまり刺さるものになりにくい。
いいアイディアにはトゲがあったり、異物感があったり、そういう不揃いだけど何かを表現しようとしているもの、ぐらいのバランスを体感で持てた時のクリエイティブは誰かに伝わるものが多い気がする。
あと1人で作るのはもののサイズが小さくなりがち。もうちょっと大きいやつ作りたいんだよな。

そういう意味では今回のライブの空間演出はかなり成功体験になった。お客さんもたくさんきてくれたし、人生初かも。

あとは単発の創作が好きだったけれど、シリーズ化できるレベルの構想をするのが好きになった気がする。
「飽きたらやめればいい」と心から思っているけれど、単発の創作は終わった後の虚無感がすごい。
なんていうんだろう、あの「つくれたけどつくったものに興味がなくなる感」というか、「つくれたからやることなくなるつまらなさ」というか。つくれた瞬間だけ多幸感あるけどその後の関心の落ち込みったらない。多分クリアしちゃったゲームに興味持てなくなる現象に近い。

単著はもうプロジェクトとして終わっているからあまり関心高くないけれど、ヒロックやポリシーメイキング講座は改善したり、修正したり、振り返ることも創作の範疇なのでその楽しみは尽きない。0-1は好きだけど、同時に改善・成長も嫌いじゃなくなってきたっぽい。リミックスとかアレンジの作業に近い気がする。これはある意味ヒロックでやっている自由進度学習とか子どもたちのマイプロジェクトを間近でみているからかもしれない。

アートの方もそうで、四季のイデア〜は曲も写真もタイトルの通り季節感を大切にした作品だけれど、次は人にフォーカスを当てた作品を作りたいと思っている。多分この感覚は別のものでなく、どこかでつながっているんだと思う。

デジタル上ではない展示をやることに興味が出てきた。ただの写真展じゃつまらないから音楽、写真、食(そういえば料理をするのも好きだった。2022年は何回かバーとかカフェのお手伝いしたっけ。)が絡むような企画がいいかなとぼんやりと思っている。教育も関わってくるのかな。そこらへんのブレストは何人かとやろうと思っている。


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