見出し画像

【読書】若さを保つ栄養メソッド(藤川徳美)

こんにちは。前回は「精神科医が見つけた3つの幸福」を紹介しました。

幸福になるためには心身の健康が何よりも大切、と書かれているこちらの本。健康と言われると思いつくのが「栄養」ではないでしょうか。今日は、心療内科クリニック院長の藤川徳美さんの書かれた「若さを保つ栄養メソッド」を紹介します。

はじめに

「人生100年時代」もうすっかり定着した言葉なのではないかと思います。より長く健康で生きたいというのは誰もが願うことなのではないでしょうか。

厚生労働省によると2040年の平均寿命は、男性が83.27歳、女性が89.63歳(推定)というデータが出ています。

平均寿命の推移(厚生労働省ホームページより引用)

寿命が伸びるのは嬉しいことです。どうせなら健康な年配者になりたいですよね。

著者の藤川さんは本の中で「アンチエイジングで大切なことは適切な栄養を十分摂ること」と書いています。

老化の主な原因は「糖化と酸化」

老化の原因はたくさんあるのですが、その中でも2大原因と言われるのが糖化と酸化です。この2つについて見ていきましょう。

糖質を減らして糖化を防ぐ

糖化とは、「食事などから摂った糖質が体内のタンパク質と結びつき老化物質AGEsがつくり出される」ことを言います。ホットケーキを焼いたときのこんがりしたきつね色が糖化のサイン、「体のコゲ」とも呼ばれるそうです。

肌のシワやしみ、たるみは糖化が原因で起こります。

糖化を抑えるためには、「余分な糖質を抑えること」が大切です。特に、お菓子や清涼飲料水には糖分が多く含まれています。

サプリを飲んで酸化を防ぐ

切り分けたリンゴを置いておくと表面が茶色になると思います。あれが酸化であり、体の中で起こっている反応です。

人間にはもともと「抗酸化作用」という活性酸素から体を守る仕組みを持っています。ところが、ストレス、紫外線、タバコ、睡眠不足、過度な運動、お酒などが原因で抗酸化作用が失われてしまうのです。酸化の原因をすべて取り除くのは不可能ですね。

抗酸化作用を維持するためには、バランスの取れた食生活、適度な運動、十分な休養を意識して毎日を過ごすことが重要です。
それ以外にも、ビタミンC、ビタミンE、ビタミンAの抗酸化作用のあるサプリを摂ることも有効とされています。

タンパク質をしっかり摂る

タンパク質は体内の20%を占めています。筋肉や骨、臓器、皮膚、爪などのはタンパク質によってできているそうです。

「まずはタンパク質を十分に摂ることがすべてのスタート」と本には書かれていました。男女ともにホエイプロテイン1日20g×2回を摂ることから始めましょう。タンパク質をしっかり取れるようになってから、ビタミンやミネラルを摂取することが大切です。

これだけで心身の不調が改善し、肌の調子も変わってきます。プロテインは美容面においても大きな効果を発揮してくれるのです。

(ちなみに僕は毎日朝と夜にこちらのプロテインを飲んでいます。甘すぎず飽きが来ないのがオススメです。名前のとおり美味しいプロテインですね。)

誰もが栄養失調である

正直に言うと、バランスよく食事さえ摂っていれば大丈夫なのではないかとずっと思っていました。しかし本の中では「食事だけで十分な栄養を摂ることは難しい」と書かれています。

実は野菜の栄養は昔に比べると大幅に減少しています。農薬や化学肥料により土壌が栄養不足になっているため野菜の栄養価も下がっているそうです。

1日に必要な鉄分を摂取するためには、ほうれん草をバケツ4杯分食べる必要があります。とても摂取できる量ではないですね。

まとめ

この本には、適切な栄養を摂るために「プロテインを1日20g×2回摂る」ことが何度も書かれていました。

実際僕も、プロテインを摂るようになってから身体の調子が良くなっています。周りから「肌キレイですよね。」と言われることもあるので嬉しいです。

タンパク質以外の大切な栄養についても書かれています。気になる方はぜひ読んでみてください。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?