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PL 36節 アーセナル vs リバプール  試合結果

「どうして勝てた!?」という試合になりました。

■アーセナル
シュート数3本(枠内2)
ボール支配率33%

■リバプール
シュート数24本(枠内8)
ボール支配率67%

これだけ見ると、ボロ負けしてるような数字なんですが、現実は2−1で勝ってるんですね。しかも逆転勝利。
嘘みたいな試合なんですが、良くも悪くもこれがアーセナルって感じです。

【Match summary】


【スカッド】

スターティングメンバーは過密日程を配慮した?ような印象でした。
週末のFAカップ経由でELうを目指すっていうことですかね?オーバメヤンやセバージョス、ベジェリンがベンチスタートとなりました。あとティアニーがCB起用となり、相手のスピードに

リバプールに相対するには、少し頼りないメンバー構成となりました。

あと、エジルの「I AM READY」ツイートもあったのでメンバー入りするかと思ったのですが、今回もベンチ入りならず、、。いよいよ放出の可能性が濃厚になってきました。(ゲンドゥージさんも)


【得点者】

アーセナル:32’ラカゼット   /    44'ネルソン
リヴァプール:20’マネ

【内容】

ゲームの内容は、いわずもがな完全にリバプールペースでした。
冒頭から、リバプールのハイプレスに追い込まれ、最近スムーズだったサイドからのビルドアップがうまくいきません。まず、セバージョスの不在の影響が大きく、トレイラはプレースタイルが異なるのでビルドアップに「落ち着き」をもたらす事ができませんでした。

なんせ、リバプールの前3枚と中盤3枚のプレス連携は素晴らしい。
まず、リバプールのプレッシングについてですが、大きく分けて2種。
1.ボールを失ったら直ぐに切り替えてボールを奪いに囲い込みにかかる。
2.相手のビルドアップ時にパスコースを埋めてしまって選択肢を無くす。
いずれにしても、前3枚と中盤3枚が連動することで効果を発揮するのですが、これが徹底されているわけですね。

このプレスによって、パスコースが制限されて無理やり繋ぐと、相手に取られてしまい、ショートカウンターをくらってしまう。もしくは、セーフティーに前蹴らざるを得ない。蹴った先には、ダイクとゴメスの2CBが待ち構えていてボールが九州されてしまう。

まんまとこの戦術に嵌められてしまい全く試合が作れない状態となってしましました。

これを掻い潜れるのは、シャビ / イニエスタやシティーのダビドシルバとデブライネくらいですかね。少なくとの今回のスカッドでは対応するには戦力差がありすぎるので、ビルドアップを諦めてロングボール主体の攻撃となってしまったのは仕方ない状態でした。

得点シーンは、いずれも相手のパスミスをラカゼットがカットして得点につなげました。ラカゼットの献身性が得点につながった形。ネルソンもゴールまえで、落ち着いて得点できました。

2−1のまま前半が終了し後半へ。



後半も、前半に引き続き全くペースを掴む事のできないまま進んで行きますが、守備は集中できていて中途半端なミスなどもなく、危ないシーンはいくつかあったものの、マルティネスのナイスセーブ(もうめちゃ安心して見れる)や、体格差が有りながらのティアニーの守備対応など45分間を乗り切って勝利を掴みとりました。

後半、途中からオーバメヤン / ウィロック / セバージョス を投入するも、流れを引き戻すことはできず、全員で守備に追われる事になります。

後半のシュートは1本だけ。前がかりになったリバプールになんとか1発だけショートカウンターを仕掛ける事ができたが枠には飛ばず、、、。

といったところで、試合終了となりました。


【総評】

勝利は勝利で嬉しいのですが、なんとも力の差を見せつけられた内容となりました。1部と2部くらいの実力差があった、、。

■具体的なポイント
①、トップ3枚のプレスの精度。
②、セントラルの3枚の技術。
③、センターバック2枚のフィード展開力。

この辺ですね。

①は、トレーニングや選手の意識で改善できそうな内容。
②と③は選手の補強や入れ替えが必要ですね。

来季に向けての補強は、色々な噂が出ていますがオーバメヤン、エジル、ゲンドゥージの去就が大きく鍵を握っていますので、3名の去就には注目ですね。

ということで、次はカップ戦でシティーも打ち破って欲しいです!!














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