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PL 30節ブライトンvsアーセナル 試合結果

なんとも後味の悪い試合

日本時間では23:00からのキックオフで1番見やすい時間なんですよね。前回のシティー戦が朝方4:14キックオフだったので、それに比べると本当にありがたいです。

シティー戦は本当に不運が続いた試合だったので切り替えて頑張ろうという気持ちで観はじめましたが、、。ちょっと、気持ち悪いくらい不運が続いてますね。
早速振り返ってみたいとい思います。

Match summary


【得点者】

ブライトン:75’ダンク、90’モペイ

アーセナル:68’ぺぺ


【スカッド】

レノ → 41’マルティネス

ベジェリン

ムスタフィ

ホールディング

コラシナツ

セバージョス → 87’ウィロック

グエンドゥジ

サカ → 87’ティアニー

ぺぺ → 87’ネルソン

ラカゼット → 78’エンケティア

オーバメヤン

=ベンチ=

メドレー

メイトランド=ナイルズ

エジル

マルティネッリ

前回のシティー戦からスタメンが大きく変わりました。まず、トラブル続きのディフェンダー陣はホールディングがスタメンに入り相棒はもちろんムスタフィ。ムスタフィは開幕時点では戦力外通告を受けていましたが、ここに来てかなり重宝してされる存在になりました。(本当野戦病院)

アルテタにしては珍しく4−4−2のフォーメーションで、両サイドはベジェリンとコラシナツ。CMFはセバージョスとゲンドゥージでサイドはぺぺとサカ、2CFはラカとオーバメヤン。

前線のチョイスはヌケティアからラカゼットになり、オーバメヤンはセンターサイドからセンター寄りのポジションとなりました。

【試合展開】

■前半

開始序盤はわりとアーセナルペースで、特に左サイトからの攻めあがりは可能性を感じる立ち上がりでした。特に、サカ・オーバメヤン・ラカゼットの連携での崩しは得点の匂いがしました。連携からサカが抜け出してカットインし右足でミドルシュートは惜しくもクロスバーを叩く惜しいシーンもありました。サカは右足もそこそこ持ってるんですね。あと、サカのドリブルって何か、ぬるぬる緩急もないし大きなフェイントなんかも無いのに、抜けていく感じがあるんです。それもオーバメヤンが敵の意識を引っ張っていたりしてそういったお互いの信頼と連携が感じられました。

また、前線に関してはプレスの意識が若干チグハグな印象で、ラカゼットが深追いした時の次のパスコースがケア出来ていないシーンが多かった。後手後手のプレスが、あまり効果的でなく簡単にビルドアップを許すシーンがあった。シティー戦に比べると、相手の個々のスキルが低いにしても簡単にビルドアップされてしまうシーンは、チームの共通理解がもっともっと徹底されればいいのにと。

また、アーセナルのビルドアップはゲンドゥージ、最終ラインからゲンドゥージが受けてサイドかCFに当てていく、コースがなければ最終ラインに下げるって感じで組み立てをしてましたが、ゲンドゥージからのパスコースが全くない、、。あと、ゲンドゥージの所へのプレスも結構早いのでそこは、セバージョスあたりがフォローで入ったり、サカぺぺもあまり前に張り付かず、少し内側に入り込んで組み立てる展開があっても良かったように思う。

そうこうしているうちに、サカのクロスからのラカゼットのヘディングなど決定的なシーンが増えて来て、そろそろ得点しそうだなと思っていた終盤に差し掛かる所で、起きました。事件が。

41分ブライトンのモペイとGKレノが競り合った時に、レノが負傷、、。完全に膝がヤバい方向に曲がってました。倒れ込んで叫んでいるシーンは見てられなかった、、。敢えなく退場となってしまいまた、がそのシーンがコチラ。

モペイはかなり無理なタイミングでチャレンジしてレノに怪我を負わせた形になりました。

交代で入った、マルティネスは交代直後のナイスセーブがあり、うまく試合に入れた印象です。


■後半

後半も前半と変わらず、ビルドアップからゲンドゥージ・セバージョスが組み立てていく形で展開されていました。シティーのダビドシルバとデブルイネを見せつけられたので、かなり物足りなさはありましたね。

そして、68分単調な流れの中で右サイドベジェリンとぺぺの連携の中で得点が生まれます。右サイトのパス交換で、ペペがペナルティーエリア内に侵入しコントロールカーブシュート。あれはもう、キーパーノーチャンスでした。得意のコースにシュートが突き刺さり、アーセナルが先制。雰囲気としては、このままの攻勢で試合を終わらせる感じの思いました。

さらにその後、サカのスルーパスにオーバメヤンが絶妙な飛び出しで、キーパーと1vs1となり、落ち着いて右サイドに流し込み追加点、かと思われたが、なんとオフサイド、。爪先のホンの数センチ数ミリの世界でのオフサイドは本当にVARの弊害で、こういうシーンでゴールにならないと流れがおかしくなってしまうんっだな、と感じました。

その後、75分、コーナーキックからブライトンに得点を許してしまい同点に。デザインされたポジションからのコーナーキックの割にボールの精度が低いなーと思って他ので、コーナーキックからの失点は無いと思ってましたが、クリアが相手にあたりボールはゴールに吸い込まれてしまいした。

そのあたりから、ぺぺとセバージョスは完全に試合から消えてしまってましたね。存在感があったのは本当にゲンドゥージとラカとオーバの3人って感じでした。その後、選手交代で合計5枚のカードを切ったんですが、なかなかチャンスにつながらず、90+3分に相手の崩しにまんまとハマり逆転、。(エジルとラカがやってそうな、。)しかも得点者はモペイというおまけ付き、。

その後、アーセナルのコーナーキックのシーンで蹴らしてもらえずに試合終了のホイッスルとなりました。

かなり、後味の悪い試合となりました。

モペイの事を悪くいうつもりは無いけれど、2点目の後の振る舞いはレノの気持ちを推し量って欲しかったですね。ゲンドゥージド何やらやりあってましたから、、。その辺も含めて後味が悪かった。

御口直しにこちら。

ベルカンプダイジェスト


【総評】

ブライトンから勝ち点3が奪えなかった事はかなりキツい。CLどころかELもまじで厳しいんじゃ無いかと思えて来た。何よりこの過密日程が続く中で、レノの不在はきっと勝ち点10を失うに等しいように思えます。マルティネスがどうこうではなく、単純にレノが素晴らしいので。

後半出場して来た、若手はモチベーションも高い!軽いシーンも見られるが、いずれベテラン勢と融合して今までに無いチームに仕上る事は期待できそうな可能性はります!サカなんかは、もう馴染んじゃってますね。

今後のチームの立て直しは、どのチームの監督よりも厳しいと思いますが、後1年くらいは結果が出づらいでしょうし、3年くらいの長い目でアルテタの手腕を見届けてほしいです!確実に良くはなっているはず!なので!

次節の勝利に期待!



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