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黄瀬和哉トーク&サイン会

開催日:2018年9月23日(日)18時00分
会場:ササユリカフェ
出演:黄瀬和哉さん・西尾鉄也さん・本田雄さん・小黒祐一郎さん(司会)
本田雄さんは正式なゲストではなく、客席からの発言中心。

※メモ漏れや解釈違い、ニュアンス等も含んでいます。
指摘や訂正、追加の情報などありましたらコメントまたはTwitterのDMにてお知らせください。

以下敬称略

黄瀬さんの絵

見分け方
黄瀬:
手。
西尾:
絵が歪んでる。紙を裏返すと顕著。
『WXIII 機動警察パトレイバー』のメインビジュアルの横顔、顎のラインの線の省略、顎の線を描かない時の絵は分かりやすい。
小黒:
『よんでますよ、アザゼルさん。』の影は分かりやすい。
西尾:
リアルなキャラではない『エヴァンゲリオン』みたいな絵にもリアルな影付けが出来る。アスカの下からの光源がある黄瀬さんの絵は、アニメ的な絵を描く時によく立ち戻って参考にする。
黄瀬:
影付けは影で考えていないと思う。
光源、光がどう当たるかで考えている。

『機動警察パトレイバー the Movie』のキャラクターについて
黄瀬:
押井守監督に骨格で描いてくれと言われた。野明の首を細くするな、警察官らしくしてくれと言われ、そのオーダーに従っていたらやり過ぎた。
本田:
『劇パト』を見た時、高田さんの絵が嫌だからこのデザインなのかと思った。『機動警察パトレイバー 2 the Movie』で更に拍車がかかった。全然合わせてないと思った。

『BLOOD THE LAST VAMPIRE』のデザインについて
西尾:
『BLOOD』の寺田克也さんを経てからガラッと変わった印象。
黄瀬さんが完コピしたせいで、他のスタジオで寺田さんキャラデのアニメはもう出来ないだろうと思った。
個人的には『パト2』の絵が一番好き。
『BLOOD』作業中の黄瀬さんの机を見に行ったら、寺田さんの絵が沢山描かれていて物凄く練習してた。
一石二鳥で得られるスキルではないのだなと改めて感じたし、そのスキルも憑依しているレベルで再現度が高い。
『BLOOD』は耳が後ろ過ぎる。捉え方によっては原作絵の短所だけど、それすらも再現してる。普通であれば、都合の良いように変えてしまうところも忠実に再現してくる。そこが凄い。

黄瀬:
『メイドインアビス』は今も描いているが本当に難しい。特にバランスとか。
原作の方(つくしあきひとさん)に「おっさんキャラうまいですよね!」って言われた事がある。

『xxxHOLiC』のデザインについて
小黒:
『HOLiC』は手足が長かったが、描きにくかったりはしなかったのか?長過ぎる気がする。
黄瀬:
特別描きにくかったりはしなかった。
アニメの絵が原作と違うのが子供の頃嫌だった。そういった思いを視聴者にして欲しくないのかもしれない。

『イノセンス』
本田:
西尾鉄也さんは設定通りに描いていたが沖浦啓之さんは少しずつ変化していた。
沖浦さんのバトーの目が徐々に小さくなっていくのに連れて、黄瀬さんも同じく小さくなっていってた。
「よろしくお願いします」の筆圧まで沖浦さんに寄せてる。
黄瀬:
沖浦さんに寄せたつもりはない。
西尾:
無自覚だから憑依系。
本田:
あれは何かしらのズルをしてる。
小黒:
『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』はいちから黄瀬さんが担当したら原作に似せたのか?
黄瀬:
まず自分のキャラ表を見るのが嫌だ。
西尾:
自分は自分のキャラ表が好き。
別の作品を担当する際は(精度を上げる必要がある時には)、デジタルでアップのキャラ表を縮小して、全身のキャラの顔に合わせたりしている。

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