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映画・読書等感想

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観た映画や読んだ本の感想などについて書いた記事。
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#映画

映画感想メモ『シャン・チー/テン・リングスの伝説』

映画感想メモ『シャン・チー/テン・リングスの伝説』

マーベル・シネマティック・ユニバース フェーズ4における初めての完全新規ヒーロー誕生の物語。しかもMCU初のアジア人主人公と、なにかと注目度の高い今作。実際観てみたら、期待に違わぬ良作だった。

今回の見どころはとにかくアクション。予告編にも組み込まれていたバスでのアクションが序盤から炸裂し、その後も闇闘技場での戦い、乱入してきたテン・リングスとの乱戦など、往年のカンフーアクションが現代の本気によ

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映画感想メモ 『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』

映画感想メモ 『セイバー+ゼンカイジャー スーパーヒーロー戦記』

スーパーヒーロー戦記 感想大まかな感想としては、良くも悪くも白倉作品らしいなといった感じ。白倉Pの持つ“ヒーロー観”のようなものはやはり芯が通っており、ヒーローの持つ力とは何か、ヒーローの素晴らしさとは何かを描くヒーロー讃歌を作らせたらおそらく白倉Pの右に出るものはいないと思う。特に今回は「石ノ森章太郎先生に捧ぐ」というテーマが乗っかっているもんだから、最後の本郷猛と石ノ森章太郎とのやり取りなんか

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映画感想メモ 『地球破壊命令 ゴジラ対ガイガン』

映画感想メモ 『地球破壊命令 ゴジラ対ガイガン』

ゴジラとアンギラスが吹き出しで会話しているシーンで有名な映画。その時点でだいたいクオリティの予想は付いていたのだが、まあ実際見てみてその通りだった。

冒頭いきなり昭和のホラー漫画みたいな画風の漫画が始まって、なんだなんだと思ってたら、それは売れない漫画家(?)である主人公が書いた漫画だった。当時こういうのが流行っていたのだろうか。古い映画を見てるとたまにこういうことがある。

そしてその流れでク

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映画感想メモ『ブラック・ウィドウ』

映画感想メモ『ブラック・ウィドウ』

まずは内容に触れない感想から。
本来なら去年の5月に公開されていたはずのこの映画。しかも自分にとっては、短期集中で過去作を履修してすぐのタイミングで、初めて劇場で観るMCU映画になるはずだった。だから何はともあれ、「やっと観れた……」というのが一番最初の感想だった。

で、肝心の内容について。
事前の触れ込みでナターシャ/ブラック・ウィドウの過去に迫るというのは知ってたけど、幼少期から人生の転換期

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最近読んだ本・観た映画

最近読んだ本・観た映画

本を読んだり映画を見たりしたら記録がてらに1ツイート分感想を書く習慣があるのだが、最近忙しくて書いてない作品があるのでここにメモ程度に書いておく。

『紙の動物園』確かピースの又吉さんだっけ?随分前にテレビで紹介されて話題になっていた短編集。

ジャンルがSFだからそのつもりで読んでたら、一番最初の表題作で「あれ?」っとなってしまった。しかしその後も読み進めてみるとまあ面白い。

作者が中華系アメ

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『スター・ウォーズ エピソード4』が日本で公開された当時のパンフレットを手に入れた

『スター・ウォーズ エピソード4』が日本で公開された当時のパンフレットを手に入れた



とある古書店でこんなものを手に入れた。映画『スター・ウォーズ』のパンフレットだ。

現在『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』というタイトルで知られているこの映画は、公開当時、サブタイトル等が付かない『スター・ウォーズ』というタイトルだった。その当時のパンフレットがこれだ。

一部シワ・折れ有りなこともあり、1000円という破格の値段で売っているのを見つけたので迷わず購入してしまった

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『TENET』(2回目)を見たんだけど

『TENET』(2回目)を見たんだけど

逆行状態で未来に埋められたタイムカプセルを順行しているセイターが掘り出して中の金塊を自分のものにするの無理じゃない?

去年の秋くらいに公開されて話題になってた映画『TENET』。

自分も劇場行って観てました。

で、最近もう一回ちゃんと見たくなったのでプライムビデオのレンタルで2回目を見てたときに湧いてきた疑問が一番最初に書いたやつ。

ここから先は『TENET』を見てる前提で話しますね。

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2ヶ月半のMCUマラソン全記録(ツイートまとめ)

2ヶ月半のMCUマラソン全記録(ツイートまとめ)

これは『アベンジャーズ/エンドゲーム』が公開された当時の自分のツイートである。

自分はTwitterでスター・ウォーズファンや特撮ファンを中心にフォローしているのだが、これらのジャンルを嗜んでいる人はアメコミ映画のファンを兼任している確率が非常に高かった。だからアメコミ映画シリーズ最大手の一つであるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)が『エンドゲーム』にて1つの大きな節目を迎えた際には

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