駒々

そんな時代もあったねと

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おばあちゃんのお葬式に13人の坊さんが来た

来た、というか呼んだ。 おばあちゃんはお寺のお姫様だった。 だから「この地域でいっちばんサイコーなお葬式にしような😁」という長男の独断で、 13人のお坊さんが来て、 幾十にも重なる花壇を設え、 豪勢な院号をつけてもらって、 贅を尽くした。 おばあちゃんは大腸に穴が空いて 大量に出血し、ぽっくり死んだ。 ガリガリだったから一瞬で死んだらしい。 元々ド級の偏食だったが、 15年前に老人性うつ病を患ってからは加速し、 色と匂いがついたものを嫌った。 百合根を出汁で炊いたやつ

    • 適当なボールを投げられない

      わかんないけどとりあえず誰かに投げよ。 私が持っててもしょうがないボールだし。 という決断ができない。 問題点を把握していない状態で相談できない。 ぐずぐずと悩み続けてしまう。 ・無責任なことをしたくない ・適当に仕事を振ってかえってワヤワヤになったときフォローするのは自分 という2点がこの思想の根っこにあるんだけど なかなか理解されない。 こんななので、血反吐吐きながら泣きながら、 自力でできることが増えていったけど、 できることが増えると投げられてくるボールが増え

      • おもろない話は泥棒のはじまり

        話のオチをつけねば、という強迫観念が抜けない。 大阪の、なかでも特に治安の悪い地域で育った。 中学の頃から「おもろない話」をしてしまった後に浴びせられる「で?」を何より恐れている。20年くらい怯え続けている。 金属バットのネタに「面白い話」というネタがある。 小林が「めっちゃおもろいことがあって〜」の出だしで「スクランブルエッグを焼こうとしたが焦がしてしまった」という何の面白みもない状況説明をする。それがあまりに面白くないので、友保は「ほんまに小林か?」と疑い大喜利を仕掛け

        • 3才のたまごっちに生きる意味を説いた

          無料のゲーム「LINEで発見!!たまごっち」をはじめたら、3才になったメスのたまごっち(命名:ぷちぷっち)に生きる意味を問われたので、「生きるとは、たから探しだよ」と説いたところ、「なるほど〜♪」と返されました。以上です。 以下は「生きる=たから探し」にたどり着いた過程と所感です。 ちっさいキャラにおやつあげて、トイレに連れてくゲームと侮っていた。いやしくも無料で癒されようと思ったら自己の深層に潜らされた。そして、最終的にはたまごっちに感謝することになった。 ちょうど、

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