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新規上場企業(IPO企業)のビジネスモデル分析をしてみた!〜株式会社NATTY SWANKY〜

みなさんこんにちは。
ご覧になって頂きありがとうございます。

まだまだ2019年分が終わらないので、継続して頑張っていきたいと思います!

IPO企業分析第12弾!本日は、株式会社NATTY SWANKYさんです。

毎度のことながら、間違っている箇所などありましたら、いつでもご指摘ください!
また、こんなこと追加で記載してほしい、などの心優しいご意見がありましたら、いつでもご連絡ください!

※尚、記載の情報は、日本取引所グループの新規上場会社情報に掲載された書類を元に作成しており、投稿日時点での情報ではありません。

株式会社NATTY SWANKY」概要

■設立日  :2001年8月1日(上場承認日:2019年2月22日)
       ※上場承認まで17年と205日
■従業員数 :118人 ※連結
■本社所在地:東京都新宿区西新宿一丁目 19 番 8 号新東京ビル 7F
■市場   :マザーズ
■代表者名 :井石 裕二

■事業内容:
餃子居酒屋「ダンダダン酒場」の直営及び FC 運営事業

■ビジョン・経営理念・ミッション:
街に永く愛される、粋で鯔背な店づくり

主要年間指標(2018年6月期)

■売上    :2,939,472千円
■営業利益  :168,314千円
■経常利益  :157,624千円
■純利益   :112,043千円
■時価総額初値:80億(初値PER46倍)
※以下、新規上場時の有価証券報告書(Ⅰの部)

現時点の株価 :65億

※飲食事業のため、コロナの影響は非常に大きく出ていたようですが、直近で株価はだいぶ戻ってきています。

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過去5年間での社名検索回数推移

株式会社NATTY SWANKY社は、餃子居酒屋「ダンダダン酒場」を経営しているため、今回は店舗名で比較しています。「リブレ京成」より少し検索回数が多く、2017年ころから検索数が大きく伸び始めています。

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ビジネスモデル概要と図解(独自作成)

NATTY SWANKY社は、餃子居酒屋「ダンダダン酒場」のみの単一ブランドでの飲食事業を展開しています。これにより、経営リソースを「餃子」一本に絞り込み、商品開発を強化して事業展開を行っています。

また、店舗は、直営店、フランチャイズ店に分かれ、運営されています。

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考察

・需要にブレの少ない「餃子」に絞って経営展開を行っているため、ノウハウの集約、リソースの集中が可能となっており、餃子ブランドで強い事業構造を作り出している。

・2018年6月時点で、直営店:43店舗、FC店:16店舗の合計59店舗を展開。
 2017年6月時点では、合計43店舗(内、FC店は14店舗)であったため、およそ1ヶ月に1店舗強のペースで店舗を拡大している。

・上場前に上記の店舗数であったため、上場を通して、今後更にFC店の加盟拡大が見込まれると思われる。
 2019年6月期は、直営店:58店舗、FC店:18店舗の合計76店舗

まとめ

最近増え始めているな、と肌で感じていた餃子居酒屋「ダンダダン酒場」が、まさか2019年に上場している(しかも単一ブランドのみで展開!)とは知りませんでした。

単一ブランドのみで展開していることで、経営リソースを集中できる反面、常に顧客を飽きさせない施策が必要になるんだろうな、と思っています。

私も餃子は好きで、個人的に利用(お持ち帰りもあります!)していますので、これからも店舗をどんどんと広げていってくれることを期待しています!

それでは、また次回!!

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