10巻以内完結！おすすめ漫画【女性編】
こんにちは、石川由弥子（ゆみこ）です。
ついにオリンピックが開催されましたね。一昨日、たまたま渋谷・原宿界隈にいたのですが、ちょうどブルーインパルスが見れて感動しました。
連休最終日ですが、夏休みや週末に腰を据えて読みたい、おすすめ女性漫画をご紹介します。【6〜10巻以内】に完結する作品に厳選しているので、時間にもお金にも良心的です。
↓男性漫画のおすすめ作品を知りたい方はこちら↓
1. 『王国の子』
【あらすじ】ある国に息づく残酷なしきたり。それは“影武者として生きること”。――場末の芝居小屋で役者をしていた少年・ロバートは、王位継承権をもつ王女・エリザベスの影武者として声をかけられる。「絶対生きて帰ってやる――」回り始めた運命の輪に、ロバートは飲み込まれてしまうのか？ 偽り、罠、憎しみ。欲望に満ちた王室の闇を描く！
【おすすめポイント】どの時代にも存在している影武者。本作の主人公は役者で生計を立てているロバート。病気の弟を救うために、王女・エリザベスの影武者として生きることを選択します。王室の権力争いに巻き込まれる2人の数奇な運命が切ない作品。9巻ながら、骨太の歴史ものが味わえる作品です。
2. 『虹、甘えてよ。』
【あらすじ】キミは僕の、親友の彼女。「お前、虹のこと好きなんだろ？」
アイツにそう言われた時、素直に「うん」と言えば良かった。「好きだ」「絶対、俺の方が好きだ」もしも、あの時そう言ってたら、神様は僕らにもっと違う運命をくれたのかな…？高3の春、“あの放課後”が僕らの恋を狂わせた…！ラブストーリーの名手・青木琴美が描く恋と秘密と…危険。
【おすすめポイント】『僕の初恋をキミに捧ぐ』『カノジョは嘘を愛しすぎてる』『僕は妹に恋をする』などの恋愛漫画をいえば、青木琴美さん。今回の作品は、センシティブな内容かつB L要素もありなので、読み手を選ぶ作品かもしれません。ですが、繊細な部分を描くのが上手い青木さんだからこその作品になっていると思います。切ない三角関係の行方をぜひ見守ってほしい作品です。
3. 『美少女戦士セーラームーン 完全版』
【あらすじ】誕生25周年を超え、今も輝き続ける「美少女戦士セーラームーン」。全世界が注目する中、ついに日本はじめ10言語のデジタル版が配信決定！各巻は美麗な扉絵もカラーで収録された「完全版」バージョン！通常の単行本の2倍近いボリュームで、永遠の感動はいつまでもあなたとともに。ドジで泣き虫な月野うさぎが、黒猫・ルナと出会い、正義の戦士「セーラームーン」に！ 「セーラームーン」誕生の第1巻。
【おすすめポイント】小さい頃ずっと見ていたセーラームーン。原作は意外と10巻以内に完結するんです。電子化されて、改めて読み返してみたのですが、これが少女漫画誌で連載されていたと思うと、すごいなあと思います。少女が読むには大人すぎるなと思いつつ、大人である私たちには刺さる作品です。アニメしか通ってきていない方も、ぜひ原作のセーラームーンをご覧ください。
4. 『東京タラレバ娘』
【あらすじ】「タラレバばかり言ってたら こんな歳になってしまった」そんなにイケていないはずじゃないのに気づいたらアラサ―になっていた倫子。6年後の東京オリンピックまでには結婚したいと思うけど…。東村アキコの女子に対する鋭い視点と笑いがさく裂する最新作!!
【おすすめポイント】ドラマ化もされた人気作ではありますが、やはりここは原作を推したいところです。仕事に集中するあまり恋愛をおそろかにしていたり、つまらない男に時間をかけてしまったり、不倫してしまったり。あの時、あの選択をしてい「タラ」、ああしてい「レバ」など、タラレバが口癖になってしまっていることってあると思うんです。東村節でタラレバ娘たちを鼓舞してくれる作品なので、ぜひ、迷える女子たちに読んでほしいです。
5. 『昭和元禄落語心中』
【あらすじ】満期で出所の模範囚。だれが呼んだか名は与太郎（よたろう）。娑婆に放たれ向かった先は、人生うずまく町の寄席。昭和最後の大名人・八雲（やくも）がムショで演った「死神」が忘れられず、生きる道は噺家と心に決めておりました。弟子など取らぬ八雲師匠。惚れて泣きつく与太郎やいかに……!? 昭和元禄落語心中・与太郎放浪篇、いざ幕開け!!
【おすすめポイント】芸に生きる人間たちの愛憎を描いた本作。連綿と受け継がれていく芸能を進化させ、継承していく人間たちの物語はどれも骨太。「愛おしくて、憎らしい」という言葉がとても似合う作品だと私は思います。雲田先生はBL漫画を描かれている方ですが、だからこそなのか、男性の描き方がとにかく色っぽい。上品さ、粗野さ、破天荒さ、その表現の幅に驚かされます。漫画も一種の芸だなと感じさせられる作品です。これを読むと寄席に行きたくなります。
6. 『繕い裁つ人』
【あらすじ】服に命を宿す人。どこか懐かしい町並みに響くミシンの音。祖母の志を受け継いで、その人だけの服、一生添い遂げられる洋服を作り続ける。そんな南洋裁店の店主・市江（いちえ）と、彼女の服を愛してやまない百貨店企画部の藤井（ふじい）。微妙な距離感を保ちながら関わる二人と、服にまつわる人々の思いを描き出す、優しい優しい物語です。
【おすすめポイント】「一生ものの服」と言いますが、きっとそれは既製品の服ではなく、ひと針ひと針、依頼人を思って繕われた服のことを言うんだなと思います。主人公の女性・市江は祖母の店を引き継ぎ、ひたむきに服と向き合います。芯の強い女性だからこそ、大量生産はせず、大きくなったら直して着続けられる服を作っています。服への愛情を感じさせる、とても優しい作品です。
7. 『失恋ショコラティエ』
【あらすじ】製菓学校に通う爽太（ソータ）は一つ上のサエコと交際中。4年前の一目惚れから想い続け、去年のクリスマス直前にようやく初キス。大のチョコレート好きな彼女のため、チョコ作りの腕を磨く日々。彼女からタバコの匂いがしても、バレンタインのデートを断られても、全くくじけず挑み続ける爽太だったが…！？
【おすすめポイント】本作を読んで思うのが、本当に「好きになった方が負けだな」と言うこと。もう振り回されることを受け入れるしかない！いいか悪いかは置いておいて、サエコさんの生き方って理にかなっている気がするのです。優しくしてほしいから受け入れるし、本気になって欲しくないから受け流す。一方、人の気持ちを利用しようとせず、頑なに片思いを続ける薫子の気持ちもわかります。私はどちらかと言うと薫子タイプなので、守ってもらうのが当たり前なサエコを受け入れられなかったのですが、今はそういう生き方も楽なのかもな〜と思うに至りました。読む年代によって、きっと捉え方が変わってくる作品だと思います。
8. 『ゴールデン・デイズ』
【あらすじ】異様に過保護な母親に反発しながら暮らす、高校1年の相馬光也。そんな彼の心の拠り所は、バイオリンと、入院中の祖父だけだった。しかし、その祖父の容態が急変し、病院へ駆けつけた光也は突然の地震に襲われて…!? 大正タイムスリップ浪漫！
【おすすめポイント】高尾さんの作品は切なさと成長がセットになっていると思います。心理描写の上手な先生なので、何度読んでも涙腺を刺激されます。本作は、時を超えた友情の話。タイムスリップした先で友情を培い、それが未来へと繋がっていくのです。人を思う気持ちに性別なんて関係ないし、人を思う気持ちの尊さを感じさせてくれる作品です。是非是非、友情ものが読みたい方にはおすすめの作品です。
9. 『きっと愛してしまうんだ。』
【あらすじ】美人だけど近寄りがたいと言われている歩とイケメンで有能、みんなの人気者の谷地。特に接点のない同期の二人だったけど、失恋してボロボロになった歩に、そっと手を差し伸べてくれたのは彼だった。おかげで、ほんの少し前を向くことができた…と思ったら、まさか今日から彼とひとつ屋根の下――！？
【おすすめポイント】男女ともにギャップに弱いと思うんです。仕事ができる、強め美女のプライベートのゆったり具合や、誰にでも優しい彼の男の顔など、ギャップを見せられた落ちますよね。それは仕方ない。しかも、一つ屋根の下に暮らすのだから、好きになるしかないです。でもそういうお約束な設定こそ、キュンキュンさせられるのです。社会人の恋愛って簡単なようで難しい。こんなラッキーチャンスは巡ってこないかもしれないけれど、いいなと思っている人には弱みを見せることも大事だなと思う作品です。
10. 『僕と君の大切な話』
【あらすじ】同じ学年の東くんに片想いをしてきた相沢のぞみ。ある日、勇気を出して帰りの駅で声をかけて告白！だけど、東くんの返事は超予想外の言葉だった…!! なかなかかみあわない不器用な2人だけれども、会話を続けるうちに、次第に距離は縮まりはじめ？ 2人のすれ違いに笑いと共感とニヤニヤの嵐！ 天然ストーカー女子相沢さん×ツンデレ眼鏡男子東くんの新感覚“トーキング”ラブコメディー、開幕！
【おすすめポイント】『となりの怪物くん』のろびこさんの作品なのだから、面白くないわけがない！！！今回は不器用すぎる2人の恋愛模様。うまくいってるのか？意外とハマるのか？？と思いながら読み進めると、意外と2人の仲が進展している。「どうして男は〜」「どうして女は〜」と、お互いの性差の話をするのが面白いです。さすが、トーキングラブコメ。会話劇を思いっきり楽しんでください。
完結しているから安心
今回は、10巻以内に完結する漫画の女性編をご紹介しました。続きが気になる〜とならないようにきっちり完結している作品なので、安心して手にとって見てください。
気になる作品があったらぜひ読んでみてください。
男性編はこちら↓
ではまた〜
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