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取締役が語る。ゆめみのPMってどんな人?

こんにちは。
気がついたら取締役までになってしまっていたPMのkaihoです。

取締役と言っても、ゆめみの場合はチャレンジ取締役なので、他の会社の取締役の皆様に比べれば、社内的にも社外的にも大きな権力および義務があるわけではない(はず)なので、正直仕事の仕方とか人格が大きく変わるって程でもないです。はず。詳しくはこちら

というわけで、今回はゆめみのPM12名にアンケートして、「ゆめみってどんなPMがいるの?」を明らかにしてきたので、PM兼取締役としてその結果を解説していきたいと思います。

血液型

血液型は?

まずはライトなところから。O が45% で最も多い。普通…なのか?

PMになる前の職歴

  • PM

  • プログラマ、SE がほぼ3分の2

  • 経営者も4名

生活リズム

何時に起きて、何時に寝てますか?(うち仕事をしている時間は?)

  • 起床:6~9時

  • 業務開始:8~10時

  • 就寝:12~3時

  • 業務終了:19~22時

まとめるとこんな感じ。ばらつきはあるものの明らかな夜型はいないです。クライアントに合わせる事が多いので必然的に、朝に起きて、夜に業務終了して寝るという普通のサイクルの人は多いかと。

PMになった理由

  • 「ゆめみではアーキテクト志望だったのですがアーキ力が弱いのがバレて、「PMでいきましょう」というお言葉を頂いたので」

  • 「チームを見る、プロジェクトを見るという経験から自然とPMという立ち位置が必要と思ったから」

  • 「前職は内製開発チームのSEだったのですが、会社方針で開発はすべて外注という方向になり、業務もSEからPMへとシフトしていきました。」

  • 「なんとなく。」「担当がいなかったため」「仕事の流れで」「な、なりゆき?」

  • 特に意識せず気付いたらPMになっていました。

正直、「なりゆき」が多いですね(苦笑

PMをやっていてよかったと思うこと

  • いろんな業界・職種と接し、信頼関係を構築することができる

  • 顧客(クライアント)からの反応を得やすい、感謝されると嬉しい

  • 難関を乗り越えた時

  • 全体がわかる

  • サービスを世に出す

個人的には、4つめの「全体がわかる」というのは結構同意です。仕事ってやっぱり全体像がわかると動き方違ってくるので。あとは、やっぱり顧客と接して信頼を得ていくところは喜びですね。

ゆめみPMでの難しさは何だと思いますか?

フラットな組織なので、強制力?があまりないところ
いい意味で思考が緻密なところ。
コミュニケーション
社内リソース確保
社内調整が多い
誰が何を決めるか
やることが多いなぁという印象。ゆめみはPMが手を動かすことが多いです。
指示命令ができないこと、人事評価ができないこと
自分の場合、社内リソース調整
  • 強制力がない、命令できない

  • 社内調整、リソース調整などコミュニケーション

  • やることが多い

さらに、「顧客折衝と内部調整、どちらの方が難しいですか?」という質問では

  • 顧客折衝0% 内部調整 45.5% どちらも 54.5%

という回答でした。ゆめみはフラットな組織で命令系統、強制力がなく(いい意味でも悪い意味でも)その結果、内部調整が(多分)他の会社より大変ではないかと思われます。

PMにとっての大事な要素は何だと思いますか?

という、楽しいところと大変なところを踏まえて、必要な資質と思われるものを聞いてみました。元の回答をちょっと分類・整理すると、

  • コミュニケーション、愛想、懇願力、傾聴力

  • 調整力、根回し、展開力、構想力、チームワーク

  • 推進、忍耐、折れない、タフさ、やり切る力、献身

  • 納期遵守、納期

  • 予算管理、利益

  • 分析、把握、俯瞰したものの見方、いろいろな視点で考えられる事

  • 柔軟である事、決めつけない事

  • 決断、目的の明確化、判断力、頭の回転

  • リソース管理、

  • 愛、自由、希望

となりました。コミュニケーションや調整能力、タフさを中心としつつ、ちゃんと結果にコミットする姿勢、柔軟性が大事な感じですね。
関連して、もう一つ

PM採用の面接時にどういった点を見られていますか

受け答えを論理的にできるのか、自分の意見・考えが言えるか、自分ができること・できないことが把握できているか
顧客およびゆめみ内(特にエンジニア)とのコミュニケーションが円滑にできそうかどうか
 (相手に合わせて用語や説明の深さなど考慮できているかや、話の要点がまとまっている人は通しやすいです)
根拠のある自信
場数。管理手法。
過去の失敗体験とそれをどうやってリカバリーしたかとうい武勇伝
愛想、人柄
アジャイルの経験、一緒に働きたいと思えるか
プロジェクト推進力やスケジュール管理手法、メンバーのモチベーション管理手法を確認させて頂くことが多いです。
 また炎上案件を消化した事例などがあれば、深堀りして確認することもあります。
究極的には一緒に仕事したいか。あとは、ちゃんとした知識のバックグラウンドがあるか
人間性

これも分類・整理すると、

  • 自己認識

  • コミュニケーション

  • 知識・経験

  • 人間性

の順番で見ている感じですね。でも究極は「一緒に働きたい」に尽きるかと

プロジェクトにとって一番良い状態は?

PMが仕事しない→91.7%

見ての通り、スキあらば楽したい。それが理想というPMばっかりですね。

(余談1)1日の仕事が終わったら何をしてますか?

(近いのでソート)
子育て中なので今寝るだけ
寝る(寝れないけど)
家族との団欒
奥さんとの団らん。0時越えるとPrimeVideoで何か見てます
だいたい映画を鑑賞することが多いです。
読書
副業でプログラムを作っているか、本読む。
子供と、シルバニアファミリーで、強制ウサギちゃんごっこ(本来はウサギちゃんではなく、ネズミだが、
 うちの子供がウサギちゃんと呼んでいるので、それに従う)。かなりストレスの溜まる遊びです。
ゲーム
ソシャゲ
PS4やりながらVtuber見てる
晩酌

ゲームしたり、家族と過ごしたり、映画・読書など。普通にちゃんと余暇確保できています。すばらしい。

(余談2)しくじりエピソード

人を追い詰めるコミュニケーションをしたこと
前職でECのパッケージ製品をカスタマイズして導入するというプロジェクトがあったのですが、
  業務をパッケージに合わせて変えていくという基本合意を社内の事業部門と握って進めていましたが、
  開発も終盤でやっぱり業務に合わないということになり、プロジェクトが頓挫したことがありました。
  言葉で伝えてもなかなか伝わってない・実感できてないという悪い実例でした
お客さんがする理不尽なことを指摘しまくって詰めたら、後で会社から怒られた。
何年かに一度、言葉が軽い、というニュアンスのことをいわれるが、このことに言われ慣れず、キレるか凹むこと?
いろんな言語でアプリを作っていた。メンテナンスをするために、それぞれの言語の開発者と
 保守契約をしていかなければならず、大きく赤字になる。
root権限で全ファイル削除した
オフショア開発でオフショア先の開発会社のコントロールが上手くいかずリリースは遅れるは、
  国内での手戻りは多いはで最終的に初期予算の倍ほど開発費用がかかってしまった時には
  暗澹たる思いだったけれど、オフショア先の文化や風習はもちろん、その人たちが日本という国を
  どういう風にみているのかなども含め、きっちりと関係醸成ができていなかった事が原因で起こった事
  だったなと深く反省した
redmineのデータ全部消しちゃった

PMも完璧ではないので、失敗くらいします。全削除くらいしたことあります!

まとめ

長くなりましたが、これらの結果を踏まえてのまとめとしては、

  • パーソナリティ

    • PM歴としては10年以上がほぼ半分以上

    • PMになる前はSE、プログラマが3分の2、経営者もやや多い

      • システム開発会社のPMなので、傾向としては顕著

    • 生活リズムは起床:6~9時、就寝:12~3時で特に他との差はない。PMだから生活リズムがむちゃくちゃ、ということはない

    • 仕事終わった後も家族の時間や趣味の時間を確保できている

  • PMやってよかったこと。(利点)

    • プロジェクト(だけではなく、その取り巻く状況含めて)全体を把握し、社内外いろんな業界・職種のメンバーと信頼関係を構築することができる

    • 難関を乗り越え、サービスを世に出して、顧客(クライアント)から感謝されると嬉しい

  • ゆめみでのPMの難しさ、大事な要素は(課題点)

    • 命令できない構造ゆえの社内調整(特にリソース調整)が発生するため、コミュニケーションや調整能力、忍耐ややりきる力が重視されているようだ

    • また、それを補完するための分析やものの見方、柔軟性、判断・決断力が重要とされている

    • 採用の時に見てる要素として、自己認識やコミュニケーション、人間性、一緒に働けるかを見ている

    • 顧客折衝0% 内部調整 45.5% どちらも 54.5% で内部調整を難しく感じている

という感じかと。

みなさんの中で、ゆめみに興味があってPMになってみたいという方の役に立ってくれればという思いでこの記事を書きましたので、参考になってくれれば幸いです。

それでは!

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