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医療系アイドル構想 〜現役理学療法士が真面目に考えるエンターテイメント型未来医療〜


人がなんと言おうと構わない。

今から、バカな茶番のようなちょびっと真面目な話をする。


“ 医療界にアイドルを作りませんか ”


もし1mmでも興味がある方、冷やかしがてらに見てみようかなという方でも、少し長くなりますが、ぜひ最後までお付き合いいただきたい。


(私の頭の中で考えていることを、一つずつ整理しながら文章にまとめました。まだまだ大変未熟者です。バカなやつだと思って、笑いながら見ていただけると幸いです。笑 )



  *** <内容> ***
1. 医療界のアイドルってなに?!
2. 私のこれまでの葛藤
3.    私がデザインする未来



1. 医療界のアイドルってなに?!

まずは、アイドルとは?について説明を。

(はじめにぶっちゃけると、私は別に好きなアイドルグループなどがいるわけではない。なので、アイドルの定義から確認したい。)


日本において、いわゆるアイドルとは「成長過程をファンと共有し、存在そのものの魅力で活躍する人」のことを指す。

また、そのアイドルの活躍により、ファンには勇気や希望・夢が与えられる、まさにその個人にとっては神のような存在であると言える。

(アイドルに興味がない方も、何か人生における好きなモノ(私であれば、頑張った日のビール🍺・お酒など...笑)などを想像いただけると良いだろう。)


医療界、特に私の属するリハビリ業界などは、上記のような個人の人間として魅力があり、患者さん・利用者さんがファンとなり応援したくなるような素質を持った方が多く存在しているように思う。

(もちろん医療界で働く中で、そのような方・他職種の方に多々お会いする事はある)


" 医療界のアイドル " とは、

「目の前にいる人に、医療を通して健康を支援し、その人の人生における生きる希望や勇気・夢を与えられる人」のことを指す、と私は考えている。


(ここまで読んでお察しいただけたかもしれないが、医療系アイドルとは、いわゆるビジュアルとか、歌が上手いとか、そうゆう部分を重要視しているのではなく、あくまでも医療者側の人間性や本質を見ているものだと理解していただけると幸いだ。)



2. 私のこれまでの葛藤

では続いて、なぜ私がこんなことを考えるに至ったかを少しだけお話しさせてほしい。(皆さんの中にももし同じように悩んだことのある人がいれば、ぜひあなたのお話を聞かせてほしい。)



私は臨床に出て6年。

最初の4年間はいわゆるマンモス病院で、理学療法士としての成長のためだけに毎日死にものぐるいで働いた。

そして今は、病院を変わり700床規模の市中病院で働いている。


そんな私が約半年前、一冊の本に出会ったことから人生は変わりだした。

それは、日々の忙しい医療現場や人口減少問題などに悶々とし始めていた頃、仕事帰りにふらっと寄った本屋で手に取った「ぼくらの未来を作る仕事」という本。

この本の筆者は、脳外科医からマッキンゼー、そして現在は株式会社メドレーのスタートアップ経営者というなんとも興味深い肩書きを持った豊田剛一郎さんだ。


医療者として、病院や現場の第一線で医療を提供するという選択肢しかなかった私にとっては、とても衝撃的な出会いだった。

それから、医療の世界からちょっと飛び出したいと思った。それは、単に、医療以外の世界を知らない自分にとって、単なる興味本位だったのかもしれない。


それからというもの、政治・経済、人口知能(AI)やベーシックインカム(BI)などの制度、デザイン思考、これからの産業や教養、宗教・心理学分野に至るまで、ありとあらゆる分野の本を徹底的に読みあさった。そこにはいろんな分野で働く医療者がいる事もわかった。


がしかし、、、


その結果、

私は自分が何をしたら良いのか分からなくなった。


何か行動を起こしたい、自分もイノベーティブなことを成し遂げ、好きな事でお金を得るという流行りの生き方をしてみたい。
しかしそんなの実際には戯論。


医療界にイノベーションを起こすには、何を何からやればいいのか、、、。

根本的な制度を変える政治家?

医療界の生産性向上のためにエンジニアと手を組む?

開発された製品を世間にだす医療の広め人になる?

病院経営をデザインするコンサルタントになる?

考えれば考えるほど分からない。周囲からどんどん浮いて行く自分が情けなく、苦しく思う事もあった。



しかし、医療4.0の執筆者でもある岩本修一さんとの出会い、また、発信力を鍛えようと入ったオンラインサロンは、次なるステップへの大きな鍵となった。


今後の医療において、

・自動化出来る単純作業 ➡︎ 自動化へ。
・そうでない部分は医師 ➡︎ コメディカルへ。
・医療者  ➡︎ 非医療者へ。
・病院の中 ➡︎ 外へ。

裾のが広がっていくことで、医療との接点が増え、医療の質があがる。
      
                  (医療4.0 より抜粋)


私は気づいた。
そうだ。私のやりたい医療は、

「医療者 ➡︎ 非医療者」 だ。


私が新しい時代においても、「医療を通して目の前の人をハッピーにする」という目的を達成する手段は、政治家になる事でも、AIやIoTの開発を進めることでも、コンサルタントになることでもない。


医療の現場で、直接患者さんや地域の人に触れる事だ!!!


そのためには、これからの時代、テクノロジーをうまく取り入れながら、かつ価値の提供個別のブランディングに着目したエンターテイメント型の医療が必要だ!



3. 私がデザインする未来

インダストリー4.0、ソサエティ5.0が話題となる中、「ヒューマン1.0」は変わらないと言われる。
テクノロジーが進歩して行く中、医療では「人間らしさ = 共感力 」を大切にしたいと思った。
家に引きこもらず、自分の健康は自分で管理する。

" 会いに行きたくなる、医療系アイドル構想 "

が、私の中で蠕き始めた。


日々、医療界で働く中で、医療の力だけでは語ることのできない、大きな力を感じることがある。以前も文章にしたことがあるが、それは家族の愛や支え人を愛する・支援するという力だ。


私が最近感銘を受けた言葉の中に、

人間関係において、浅い関係も大事。」という言葉がある。
一緒に暮らしていたり、恋人関係などの深い関係でなくとも、人を支えたいという想いや恋する心は、人に活気を生み、それは時に絶大な力となる。

例えば退職し生産活動から引退した人も、やはり誰かを支えているという意識であったり、認められることで強く生き続けられるのではないかと考えた。

そこで、こんなものがあると面白いと考えた。


クリニック(健康サポート施設的な場)で、

健康になるための知識や運動、病気や栄養サポートを受けらる。
さらに、

毎日行きたくなるようなシステム作りアイドル支援制度など)で、定期的にオフラインで会う機会を作る。

③どうしても頻繁な外出に支障のある人には、医療従事者によるオンライン健康サポートなどがあっても面白いだろう。


また、もう一つエンターテイメントとしてやってみたいことがある。

それは、

医療の価値を医療者側が決めるのではなく、受ける側が決めということだ。

 一つの手段としての案は、アイドルへの完全にポルカ(投げ銭)的な制度で、集まった支援は患者側に還元できる(ポイントが貯まれば健康グッツプレゼントやゴールドカードに新調など)ようなシステムにしても良いし、

推しているアイドルスタッフの日々の資材
(勉強本やユニフォームの替え、靴などの新調)に使うのも面白いだろう。
 これが浸透すれば、そのうち支援し合うのが "医療ー非医療者 " の関係から、"非医療者ー非医療者" になったりなんかしても、こりゃまた面白いと考える。


 医療の価値を患者が決める、なんてこと医療では非常に難しいかもしれない。


しかし、こんな未来があったら面白いんじゃないかなと、考えるとワクワクする。


(もしかしたらもう存在しているかもしれない。)


しかし、もしもないとしたら、私が口に出さないとはじめの一歩も出ることはないのだ。


非現実的だ。夢物語。そんなことしてる時間あったら論文書け。

アイドルだなんてアホじゃないか。


という声は確実にあると思う。現に数ヶ月前の私はそう思っていたと思う。


でも、新しい時代を切り開くのは、きっといつの時代も (いい意味で) 変人やアホだと思う。


そんな面白いアホに、私はなりたい。


どんな大きな変化も、必ず最初は1人、前例のないところから強い使命感でチャレンジした人がいる。その時必要なのは、未来はどうなるんだろう?という客観的な傍観者ではなく、こうゆう未来を創る!という強い主体性をもった挑戦者 。     (医療4.0より抜粋)



             ***** 

未熟者のくだらない構想を、最後まで読んでいただきありがとうござます。

これからの医療は、医療者だけではなく、みんなで作り上げていかなければいけないと切に感じています。

皆様のご意見やお力添えをいただけると、ますます頑張っていくことができます。


ぜひ、一緒に未来に向かって一歩を踏み出してみませんか?




Yumiko


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ありがとうございます!(^O^)
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ICUで働く理学療法士。〝目の前の人を笑顔でHappyにしたい〟をモットーに活動中 | 広島のFMラジオで医療系バラエティ番組を担当 | 取材・編集を自ら行うリハビリ系サイト運営 | noteでは、医療を通して考える「ノンフィクションコラム」 や旅日記などマイペースに書いています

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コメント (10)
魅力ある療法士に診てもらっている患者さんは、障害を抱えていてもイキイキしておられるものです。(笑)
皆さま、暖かい素敵なコメントを本当にありがとうございました。皆様のコメントやスキが支えとなりました。
次のステージとして、現在は具体的なプランを構想中です。
エンターテイメントで作る明るい未来を今後とも全力で考えていきたいと思います。

皆さま、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。
初めまして。私は看護学部に通う大学生なのですが、将来自分がどのような医療者を目指していくべきなのかに悩んでいたところに、このnoteに出会いました。目の前の人への関わりを大切にしながら、新たな医療の提供方法を作り、医療界全体にアプローチしていくこの考え方は、とても魅力的であると感じました。そしてそれに挑戦する姿はとてもカッコよく、応援したいと思いました!私も医療者と非医療者が非医療者と非医療者の関係になれる社会を理想としていたので、とても参考になりました。ありがとうございました。
こんばんは、はじめて。医学生AMUと申します。

確かにこういう形があっても面白いと思います。もし国の医療保険制度が弱くなって、公的資金・税金からの援助が減り医療費の自己負担額が大きくなるようであれば(逆に言えば医療がよりビジネスに拠れば)アイドルとしての医療者というのも出来そうですね!

面白い考えだと思いました。
ありがとうございました。
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