見出し画像

題... 天才には大学教育は不要かも

◆ いわゆる“天才少年”とは少し違う感じ。

~~< 以下 引用 >~~   ■ ベルギー出身の9歳少年、世界最年少の大卒者に ⇒ http://bit.ly/2DbXX5W     ベルギー出身でオランダに住む9歳のローラン・シモンズ君は、来月に大学の学位を取得し、世界最年少の大卒者となる見込みだ。   ペットの子犬を抱えながら話す姿は他の9歳の少年と変わらないが、知能指数(IQ)が145のローラン君は現在、オランダのアイントホーフェン工科大で電気工学を専攻している。来月には学士課程を修了する予定。   これからの計画については「博士課程を始め、医学も少し勉強したい。でもまずは休暇を楽しむ予定」と話した。


◆ ほんとうにそんなことが可能ですかね?

 たまに出てくる知能指数が180とか200などが謳い文句の“天才少年”と少し趣が違います。私は、知能指数が200云々という天才少年は信用していません。
 そもそも、私は、小さな子どもの知能指数をどうやって測定するのか理解できない。[ #知能指数 ]
 知能指数は、知能レベルを平均が100で標準偏差が15になるように修正した値。つまり、“正規分布”のどのあたりに位置するかを示した数値。[ #正規分布 ]
 この少年の場合は知能指数が145ということなので、稀にはいるレベルの知能。そういう面から見れば、この少年のことは信用できる気がします。
 蛇足ですが、“偏差値”は、平均が50で標準偏差が10になるように修正した数値。


◆ 普通の大学で“単位”をとるには、決められた授業に出ることが求められる。

 普通は4年かかるところをシャカリキに勉強して2年で終えたと言うなら、凡人の私にも理解はできる。
 でも、9歳の少年が一般的大学課程を9カ月で修了できるというのが、私は、不思議。この大学では、何か、特別なサポート体制で教育しているのですかね?
 何かの特技的な才能を身に着けた希少な人はいると思いますが、私は、そんな特別な人なら、あえて普通の大学教育を履修させる必要はないと思います。
 そんなことより、特技的な才能を伸ばす方が何倍もおもしろい。そういう人は、例外なく好奇心旺盛。どんなことでも、自分で試すことにこだわるもの。[ #好奇心旺盛 ]


◆ 学校教育の弱点は、通り一遍の既成概念に当てはめるスタンスなところ。

 それで、自分の才能が開花する人もいるとは思いますが、それは、場合によっては、本来もって生まれた才能を潰すことにもなりがちなものです。[ #既成概念 ]
 私が尊敬する世界的な巨大企業の“GE”を創った発明王の“トーマス・エジソン”は、大学どころか、高校にも行っていないとか。だから、発明王になれた。[ #発明王 ]
 囲碁や将棋などのひらめきが重視される世界も、一流の人で大学出の人は少ない。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?