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題... 二兎を追う者は一兎をも得ず

◆ よくもまぁ、のほほ~んとしていられるものだと思います。

~~< 以下 引用 >~~   ■ GoTo関連で155人が新型コロナ感染 加藤官房長官 ⇒ https://bit.ly/38P99qh     加藤勝信官房長官は18日の記者会見で、政府の観光支援事業「Go To トラベル」の利用者のうち、新型コロナウイルスの感染が確認されたのは、17日時点で155人だったと明らかにした。   一方、加藤氏は、同事業に登録した宿泊施設の従業員で感染が確認されたのは144人だったと説明した。


◆ 私が政策担当者なら、即、“Go To”関連の政策は中止にします(または、延期)。

 日本中がコロナの“第3波”と大騒ぎしている時に、(どの程度の影響があるかは別として)あえてGo To政策に固執する政権の神経が私には理解できません。[ #第3波 ]
 コロナの専門家会議もトンチキな人たち。専門家なら専門家らしく、経済云々からはフリーハンドで、コロナを抑え込むことを最優先に提言してほしいものだと思います。
 専門家会議も、政権が推進している経済活性化策 (つまり、Go Toのこと)を忖度したつもりでしょうが、私から見れば、専門家の風上にも置けません。[ #忖度 ]
 そもそも、政府がGo Toに固執するのは、“インバウンドの推進の失敗”を取りつくろうためだと私は考えています。(→ 注1)


◆ わが国は、安倍政権以来、“インバウンドの推進”を経済政策の柱のように位置づけてきました。

 はじめは、東京オリンピックも予定されてうまくいっていました。しかし、“コロナパンデミック”で、それらの取り組みはすべてポシャてしまいました。[ #パンデミック ]
 要は、ツイてなかった。でも、期待が大きかった分、旅行やレジャー関連業種のショックは大きい。ということで責任を感じた政府は、Go Toに固執するのだと思います。
 冷静に考えれば、とってつけたようなわざとらしいGo Toなどで今更のように旅行業界を必要以上に保護したところで、どうにかなるものでもないと思います。
 コロナで仕事ができなくなっているのは、Go To関連産業だけではない。私は、もっと抜本的かつ広範囲な経済活性化政策を推進すべきと思います。(→ 注2)
 コロナ対策と経済の両立をめざすなどと中途半端なことはやめ、経済は経済で考え、コロナはコロナで対策するように徹底してほしい。“二兎を追う者は一兎をも得ず”。[ #二兎を追う者は一兎をも得ず ]

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●(注1)  安倍政権がインバウンド振興を経済政策の柱にしていたことについては、2020.11.12のブログ 『気違いに刃物なのかも』をご覧ください。[→ https://bit.ly/36RLt22
●(注2)  抜本的かつ広範囲な経済活性化政策に関しては、2020.09.14のブログ 『社会経済の根幹に関わる分野の成長戦略が大切』をご覧ください。[→ https://bit.ly/3kiwhzK

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