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題... 公務員は“公僕”だったはず

◆ 公僕って何だろう。

 “公僕”という概念は、英語の“public servant”を日本語に訳したものらしく、要は“公務員”のこと。[ #公僕 ]

 公僕は“公共の立場に対する奉仕者”のことを言うようで、公僕には“全体(国家など)に対する奉仕者”という意味があるのだとか。[ #全体に対する奉仕者 ]

 つまり、公僕のご主人様は、特定の私人ではなく、あくまでも“全体”。要するに、公務員は、特定の政治家や要人を必要以上に“忖度”してはダメなのです。

 公務員に際立った専門能力などは大切ではなく、“良識的な謹厳実直さ”をめざしていたはず。昔の公務員の多くは、自分をそんな公僕だと位置づけていたと思います。


◆ でも、最近は、公僕意識のある官僚は多くはないようです。

 残念なことですが、昨今の公務員は、特定の政治家などに対して必要以上に忖度し、出世したがる人も少なくない

 特定の政治家や上司に気に入ってもらうためか、“公文書の偽造や書き換え”までやってしまう不心得な公務員も多いようです。

 少し前の森友騒動もそうだし、最近では、“国交省の基幹統計データを無断書き換え”騒動まで起きています。

 最近は、“公の奉仕者”という意識の強い公務員が少なくなってきていると思います。私は、公務員が信用できなくなりつつある社会に変化しつつある印象を感じます。[ #信用できない ]

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