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題... 麻生氏は政治家としては浅はかすぎる

◆ 麻生氏らしい“浅はかさ”丸出しという感じ。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 麻生氏、「一つの民族」発言を陳謝「おわびのうえ訂正」 ⇒ http://bit.ly/389P2j3     麻生氏は13日、地元の福岡県直方市で開いた国政報告会で「2千年の長きにわたって一つの場所で、一つの言葉で、一つの民族、一つの天皇という王朝が続いている国はここしかない。よい国だ」と述べていた。


◆ 私も基本的には同感なのですが、政治家の発言としては軽薄すぎる。

 “一つの民族”などとややこしい言い方をすれば、同然、語弊が出てくる。[ #語弊 ]
 わが国はひとつの国としてまとまっていても、必ずしも、ひとつの民族というわけでもない。昔から、“百濟”方面から渡ってきた人々なども日本に定着している。
 定着するには長い時間もかかったはず。でも、わが国には、昔から、そんな人たちを新しい仲間として受け入れる懐の深い価値観(風土?)があったのだと思います。
 私が“達観力”を強調するのも、そんな面があるのが日本人の特質だと思うからです。日本人は、何事も、達観するのが得意なのです。(→ 注1)
 麻生氏も、“一つの国”と言えば何の問題もないのに、あえて一つの民族などとややこしいことを言う。そこらあたりが、麻生氏の、お調子者で思慮が浅いところなのです。
 麻生氏は“一事が万事”そんなタイプの人。要するに“アンポンタン”なのですね。[ #アンポンタン ]

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●(注1)  “達観力”のことについては、2014.1.17のブログ 『社会相対性理論と達観力』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2czNfe1

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