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題... 自民党も“活力”のない党になってしまいました

◆ 私も同感。確実に、“変質”しています。

~~< 以下 引用 >~~   ■ 石破氏「安倍さん支持の大合唱、自民党変質したのかも」 ⇒ http://bit.ly/2nsJ0EB     (2012年の党総裁選は)安倍さんや私の5人が出て、(08年の)麻生さんが総裁になった時も5人出た。いち抜けたというか、「私は出ません。安倍さんを支持します」という大合唱で、6年前と何か自民党は変質したのかもしれない。かつて5人出て、議論を戦わせた自民党はどこにいっちゃったんだろうねという気が正直言ってする。

◆ 自民党も、“活力”のない党になったのですね。

 なぜ、そうなったのかは私にも良くわかりません。ひとつはっきり言えるのは、自民党には“国づくり”に意欲のある人がいなくなったということに尽きます。
 何となく、“寄らば大樹の陰”的な行動しかできない不甲斐ない人ばかりになったのだと思います。要するに、活力が感じられない。[#寄らば大樹の陰]
 “森友・加計騒動”は、その象徴的なできごとでした。安倍首相は、国の政治も、自分の嗜好の延長線でしか考えることができず、奥さんまで使って不可解なことをやらせる。
 つまり、安倍首相は、“公私混同”で国の行政をぐちゃぐちゃにしてしまったのです。そんな安倍首相を本気で支持する自民党政治家が多いとは思えません。
 ホンネでは、安倍首相では日本はダメになると考えている自民党政治家も少なくないとは思いますが、現実には、安倍首相を支持しています。

◆ そんなムズムズ感がもうひとつ盛り上がらない。

 簡単に言えば、国民が“炎上”するほどに熱狂してしまう“国づくりに対するビジョン”を感じさせてくれる政治家が、自民党にもいなくなったということ。[#国民が炎上]
 私は、“実は泡沫候補”にすぎなかった小泉純一郎氏が自民党総裁になった時のことを思い出します。
 小泉純一郎氏は、細かな政策集やマニフェストの類はありませんでした。“郵政民営化”を柱とした“構造改革”を訴えただけで、国民に熱狂的に支持されました
 構造改革だけではビジョンというには寂しいのですが、自民党政治家を通り越して、国民世論を喚起できるパワーがあれば、自民党総裁も夢ではありません。

◆ それと、もうひとつ、世論を喚起するには、漫才と同じで、上手な“相方”が必要かもしれません。

 “ボケとツッコミ”の上手な漫才コンビのような掛け合いがあれば、世論は簡単に炎上します。[#ボケとツッコミ]
 小泉純一郎氏の時には、田中眞紀子氏がその相方の役をやってくれました。小泉純一郎氏は、田中眞紀子氏との“二人三脚”で自民党総裁になれたのだと思います。(→ 注1)
 今の自民党で田中真紀子氏のような役割を演じられるのは、小泉進次郎氏だけ。小泉進次郎氏がどれくらい本気で応援してくれるかで決まると思います。

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●(注1)  小泉純一郎氏と田中眞紀子氏のことなどについては、2018.7.14のブログ 『小泉御大は頭にきているようですが …』をご覧ください。[→ http://bit.ly/2vuu6SG


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