見出し画像

近況報告:プロセス変革、組織文化、マネージャー

コロナ禍で一部日常を取り戻しつつある中、明確な理由がわかりませんが、noteのフォロワーさんが徐々に増え、2,000人を超えました。キリの良い数字でしたので、およそ1ヶ月ぶりのnoteします。

何を書いてみようかと考えましたが、仕事で向き合っている、1) プロセス変革、2)カルチャー、そして、3)マネージャーについてつらつらとメモのようなものを書いてみたいと思います。

1. プロセス変革はシステム・業務、ルール、組織の総合格闘技

足元の業務の中心は、プロジェクトリーダーとして推進している「プロセス変革プロジェクト」です。まさに室長を務めているビジネスプロセスデザイン室の本丸的なプロジェクトであります。

note_BPD_ロゴ・ポスター

そもそも、このプロセス変革というテーマを認識したのは、2019年上半期のことですが、このテーマが会社管理という観点でこんなにも重要で、そして、自分がこんなにも向き合うことになるとは思ってもみませんでした。

note_KF_経営基盤構築の全体像

業務フローの構築は、コーポレート機能とは何か?と考えた時にも非常に重要な取り組みの一つに位置付けられます。一般的な感覚でいうと、業務フローの構築は内部統制のためであり、それはいわば、めんどくさいけど承認手続きを作っていくという色の強いものですね。

ただ、実はそうではありません。

そもそも、業務フローの構築の裏返しでもある内部統制構築は、いくつかの目的に資するものであり、そのうちの一つは「業務有効性の向上」です。

note_経営_コーポレート

また、業務フロー構築(内部統制構築)は4つの目的達成のために行なっていくものですが、アプローチとして、実は業務フローやシステムのそのものの話に留まりません。

以下で示しているように、ルールの設計・運用や、組織の箱と業務分掌の設計からもアプローチする必要があるのです。

note_KF_プロセス変革のアプローチ

業務フロー構築は、事業特性に鑑みた業務/システム、ルールおよび組織の3つの観点を総合的に統合していく、いわば、総合格闘技とも言えるのです。

個人的には、同プロジェクトが複数の観点を取り入れる必要があるので、一定の緊張感があるものお、俯瞰して、統合していく思考は予想以上に楽しいものです。(キャリア上、最も興味深い仕事のひとつかもしれない)

2.企業文化は戦略目標達成のためにデザインするもの

Supershipグループは新しいリーダーシップの下で、グループ経営を改めて、デザインしています。以前、勝手に、以下のようにグループ経営の留意点などと書きましたが、実際に経営陣がこのような論点(当然に全てではない)に対する答え(方針)を出し、グループ内に共有しています。

note_全般_グループ経営の留意点

最近、「カルチャー(企業文化)」のデザイン/醸成のタスクフォースにアサインされたので、上記にも含まれる企業文化とは何か?ということをプロジェクトオーナーの方を頼りに色々と自分なりに探っています。

興味深いのは、企業文化の定義です。

ものの本によれば、企業文化は戦略目標の達成に資するものであること。そして、表に見える物的なものや行動は当然のこと、それに至るまでの判断基準(考え方)も含めた、全てものと定義されるとのことです。

これは、事業・組織・プロセス・財務全ての観点を内包するものです。

note_経営_戦略目標の達成へのアプローチ

また、どんなに言語化したミッション(パーパス)・バリューがあろうとも、それが体現された思考・行動、人がいなければ、企業文化が根付いたとは言えませんね。

そんな時に、特にマネージャーが企業文化に与える影響が大きいと耳にすると、毎日に一定の責任感を感じる次第です。

さらに付け加えると、日々の行動が企業文化を形作っていくとして、プロセスは行動を規定するものであるがゆえに、プロセスが企業文化に与える影響というのもまた無視できません。そんなことからも、ビジネスプロセスデザイン室の会社における責務もまた、大きなものです。

企業文化について、とても参考になるnoteを二つほど紹介させていただきます。

3.マネージャー業務にはフレームワークがある

こちらは最近の一番の衝撃的な気づきで、「マネージャー業務にはフレームワークがある」というものです。

2019年には、したり顔で、リーダーシップの3つを支えるスキルというnoteを書きました。この中で、プロジェクトマネジメントやチームマネジメント(ピープルマネジメント)について書いていました。

note_組織開発_リーダーシップを支えるスキル

ただ、あるnoteとの出会いで、ここまでプロジェクトの推進やメンバーにやりづらさを感じさせていた(いる)原因の多くはマネージャーである自分の知見のなさと痛感しています。(申し訳ないです)

その気づきの大きなきっかけになったのは、長村さんという方のnoteと添付されているスライドでした。

一読しただけで、身に着けることはもちろん不可能ではありますが、紹介されている論点/フレームワークと具体的な動き方については、自分自身に不足していること、認識をそもそもしていなかったことなど多岐にわたっており、反省仕切りでありました。とてもオススメの記事です。

おわりに

というように、noteのフォロワーさんが2,000人を超えたことを記念して、最近向き合っている3つのこと(プロセス変革、企業文化、マネージャーワーク)について、つらつらと書かせていただきました。

すでに、取り組みを進めていること、まだまだ始まったばかりのことといろいろがあります。ただ、どれも個人的にはこれらのチャレンジングな取り組みに向き合うことを通じて、所属企業のパーパスの達成、企業価値の向上に役立てばいいなと思います。また、関係者の方(特にメンバー)の学び・成長に繋がったら嬉しいです。

note_共通_よろしくお願いします


いただいたサポートはクリエイターの支援(他のnoteへのサポート)に充てさせていただきます!クリエイティブばんざい。