見出し画像

祝!新小学一年生になるワーママへ 大丈夫!「小1の壁」はこうして乗り切れる!

こんにちは!D2Cブランドのマーケティングプロデュースカンパニー、ライフェックスで広報をしています丸山(@yuu3_maru3)です!

現在、10歳(小4👦)と5歳(年中👧)の二人のママでもありワーママ歴は10年になります。

会社で運営しているライフェックス公式noteに『ベテランママが答える!プレママ&新米ママお悩み相談室』なるマガジンを立ち上げています。まだ読まれていない方はぜひお読みくださいね!

最近まわりで4月から小学生に入学されるお子さんがいる知り合いが多く、みなさん口を揃えて「小一の壁」を気にされています。

少し時間が経っているので当時と状況も変わっているかもしれませんが私の経験談が少しでもお役に立てればと思い、当時どんな壁が立ちはだかってどのように乗り切ったのかお伝えしていきたいと思います!

ちなみに乗り越えられた気はしておらず、乗り切ったと表現させていただきます(笑)

「小1の壁」とはなんなのか?

息子が小学生に上がる年、2度目の転職をしました。挑戦したのは初めてのベンチャー。営業からこれまでの経験を活かして新たな道を模索した結果掴んだ道でした。

「小1の壁」という言葉はなんとなく周りの先輩から聞いていました。ワーママとして「小1の壁怖いねー両立できるかなー」という話はよくしていたものの実際何が壁なのか実感がわかないまま、涙の卒園式や初々しいランドセル姿の写真撮影とイベント続きで忙しく、あまり深く考えずに4月を迎えた気がします。

改めて「小1の壁」とは共働き家庭やひとり親世帯が、保育園の頃と比べ小学校に上がってからの方が仕事と子育ての両立が困難になることを指すようです。とりわけ、問題となるのは時短勤務などの制限や学童の開所時間の短さなどから放課後の預け先がないということが1番の理由のようです。

働き方を変えざるを得ない状況は一定あるかと思いますがこの問題は働く会社の環境にも影響されるところなので、今回はワーママ目線で小学生になった子供の心や環境の変化、そして学校という場所にどう向き合うのかという点からお話しさせてください。

【壁その①】新しい環境に馴染めないやり場のないストレスと向き合うこと

この見出しを見て、子供はすぐに友達ができて環境適応力が高いのではと思った方もいるのではないでしょうか?私も割と子供はすぐ新しい環境に馴染めるのではと考えていました。

我が家のケースにはなりますが、息子は保育園のほとんどのお友達が同じ小学校に通うことになったにもかかわらずクラス分けでは見知った友達が一人もいませんでした。当然親も知人がいないという状況からのスタートでした。

「友達できた?」と毎日負担にならない程度にそれとなく確認し「今日はこの子と初めて話したよ!」と報告はしてくれていたのですが、話す友達はいても緊張したり気を遣ったりとにかく学校ではストレスが溜まっていた様子。35人クラスで先生は1人という環境は、保育園とは違いあれこれ一人の生徒に世話を焼いてくれるわけではありません。

そんな慣れない環境の中で、学校では色々なルールを教わり決められた時間の中で器用にこなさないといけないわけです。

朝登校したら名札を決められた場所にしまい、宿題を出し黒板に書いてある連絡事項を連絡帳に書き写し、次の授業の教科書を開く。こういう細々としたルールの元、やらなければいけないことをこなし時間になったらできましたよね?と全体を見渡してチェックされる。

息子の場合はとにかくお支度が遅く超マイペース。周りの子が何をやっているかに意識を向けることも苦手。本人は頑張ってやっているつもりでも遅れをとることが多かったようです。

家に帰ると緊張感から解放され、甘えん坊&イライラをぶつけられるということがよくありました。

余裕があれば話を聞いてあげることもできたかもしれません。でも親の自分も帰宅後は次の日の出社や家事全般、宿題やプリント類のチェックに向き合う必要があり、息子の内面の変化にちゃんと時間をかけてあげる余裕はなかった気がします。

親も新しい環境にすぐには適応できず子供も同じ状況。お互いのイライラは連鎖して夜の時間はとにかくクタクタでした。

息子の場合は慣れたと言い切れるまで半年はかかりました。
子供がこれまでの人生で初めて経験をたくさんしているんだという意識を持って接してあげるだけで家が安らぎの場に変わるのかもしれません。

そして、今だから言えることは子供をコントロールしようと思わないこと。「急ぎなさい」「宿題やって何時までにお風呂に入りなさい」こういうことを言えば言うほどお互い疲弊し、うまくいかないことにイライラが増えます(笑)

おすすめは「ホワイトボード」。これは今でも我が家で導入しているんですが、何時に何をやるか、帰ってきたらやるべきこと、朝用意するものを順番に子供自身が書いていきます。

耳から入るより視覚から入る効果は子供にとって大きい気がしています。そして覚えたてのひらがなで、自分で決めて自分で行う習慣が身につくので一石三鳥なんです。

【壁その②】放課後「家にすぐに帰りたい気持ち」に逃げずに答えを用意すること

学校が終わると、校庭に集合し家に帰る組と学童に向かう組とで区分けがされます。その区分けは息子の通う学校では、ランドセルカバーに貼られた丸いシールで分けられていました。学童へ向かう子供は茶色のシール。同じ地域でも家に直帰できる子は青色のシールでした。

近所のお友達の青いシールに憧れ、「青いシールが自分もいい。なんで自分は学童で他のお友達は家に帰れるの?」とよく聞かれました。

この質問に答えられる回答をしっかり用意しておくことをぜひお勧めしたいです。

仕事しているから無理なんだよとその場でやり過ごしていましたが、小学生ともなると色々頭で考えられるようになります。母親が仕事をしているということがどんなことで母親がどんな想いで仕事をしているのか。逃げずにしっかり伝えておいた方が良いと思いました。

【壁その③】人間関係のトラブルは成長の証なので局所的に悩まない

息子は、学童でのトラブルが多かったです。学校は好きだけど学童は嫌いだから家に早く帰りたいとよく言っていました。
相性が悪い友達と喧嘩をしたり、学童の先生に嫌なこと言われたとメソメソしたりトラブルは日々ありました(笑)

お風呂でよく友達とのやりとりや先生とのやりとりを話を聞き、お友達はどう思ったと思う?あなたはどうしたらよくなると思う?と問いかけていた記憶がすごくあります。

これまで保育園では気の合う子と遊ぶことが多かった息子ですが、小学校ではあらゆる人とのコミュニケーションが求められてきます。お友達との対峙の仕方やクラスや学童というそれぞれの枠組みの中での対応の仕方まで少しずつ学んでいくことになります。

なんでこんなことができないの?なんでこういう喧嘩になってしまったの?と思い通りにいかない我が子の成長に粘り強く向き合っていく必要があります。

でも!

全ての過程は親子の経験値になり成長につながるので大丈夫です!
一つ一つの出来事でくよくよ悩まず物事は大きく捉えていくと今振り返ると些細なことだったなと思えます。

ただ些細なことの連続で子供ながらにうまく対応・応していくので親はどーんと構えていれば良いのかもしれません。(そんな簡単にはいかないですが、コミュニケーションを1から学んでいる過程と思うと少し気休めになるかもしれません。)

【壁その④】「任意」は任意とそのまま受け取らない。PTAや地域との関わり方。

保育園と学校の大きな違いは、親がやらなくてはならないことが多い点があると思います。大量のプリントチェックや集金。期日までに急に新聞紙や紙パックが必要となって慌てて買いに走ったことも数多くありました。
(小銭と、新聞紙、雑巾や、図工で使うような折り紙やモール類などの飾りつけは、常備しておいて損はありません!)

PTAなども親の役目です。学校によってはPTAがない学校もあるようですが息子の通う学校はまだ健在。PTAの他に、登校班の見守りパトロールのような地域の活動もあります。

気をつけておくべきなのが、働いている方もいれば専業の方もいる点です。

以前、登校班の見守りパトロールが年に3回あり任意で朝の登校時に学校まで親が付き添い危ない箇所がないかをチェックするという活動がありました。

「任意です」と言われており、登校班は10人と大所帯だったので複数人が任意参加している状況でした。

その内、働いている家庭が3家庭。参加すると会社に遅刻するという理由と、大勢で付き添っても無意味では?という思いがあり、その都度会社があるので申し訳ないですと断っていました。

3回の開催が終了する頃、「私たちだって予定がある中参加しているのに仕事を理由にするなんて不公平」「参加しない人がいるのはどうなのか」とクレームが入りました。

(この話には色々な想いがあるのですが)ここで伝えたいのは、仕事をしているということを理由にすることで色々な弊害が生まれることを自覚しておく必要があるということです。

保育園時代は、みんなが働いているので「仕事大変だよね」という会話が成り立ちましたが、小学校に通う保護者には、正社員・パート、フリーランス、専業主婦、色々な形があり、仕事や育児にそれぞれの価値観があります。

ちなみに、その事件の時には幼稚園に通っていたママ友達から「任意は任意じゃないよ」という衝撃な言葉をもらい今でも印象に残っています。

その後は、パトロールに参加したくないわけではなく任意という言葉に甘えていたことをお詫びし、ついでに当番制を提案し今に至ります。(習わしで続いている活動が結構多いのでメスの入れどころは多いです。ただ従うだけでなく、程よい着地点を模索することも重要かと思います。)

【最後に】大丈夫!「小1の壁」はこうして乗り切れる!


「小1の壁」と調べると、働き方を変えるとか諦めるというワードが非常に多い印象です。

子供の成長は喜ばしいことだし、やりがいのある仕事と両立することも悪いことではないと思います。

でも、働いていることで罪悪感に駆られる瞬間が小学校入学の1年は特に訪れることがあるかもしれません。

私の場合、最初に訪れる夏休みにひしひしと感じました。

夏休みの自由研究などの力の入れ具合で幼稚園出身の子とのクオリティの差を思い知ったり、夏休みに、公園で遊ぶ友達を横目にお弁当を持って学童に通ったりする息子に「ごめんね」という気持ちがありました。

でも、小3で学童に行かなくなり放課後を自由に過ごせるようになった今があります。つまり限られた時間の出来事だということです。

「壁」はいきなりあると慌てますが、あらかじめあることを知っていたら落ち着いて向き合えるのではないかと思います。

少しでも小学1年生のリアルを知っていただき参考になれば幸いです!
「壁」というと不安を煽るような言葉ですが、子供にとっては大きく成長する1年になると思います。

小学入学とともに輝かしい1年が待っていることを願っています!
最後までお読みいただきありがとうございました!

フォローやスキ♡もいただけるととっても嬉しいです^^

▼その他の個人SNSや会社SNSへのリンクはこちらから見てくださいね^^



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?