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教師やリーダーに読んで欲しい|心に刻むべき5つのこと

私は、教師歴3年目の若手です。若手だからこそ、毎日心に刻んでいることが5つあります。言い換えると、教師五者論というものです。教師1年目の初任者研修の際に、学んだ五者論を今でも毎日意識しています。教師とありますが、管理職やマネージャー、リーダーといった組織をまとめる人の心得としても使えるものだと思います‼️

【✅教師五者論とは】

教師五者論とは

教師たるもの
一.学者であるべき
一.役者であるべき
一.芸者であるべき
一.医者であるべき
一.易者であるべき

という考えのことを指します。

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教師は
「学校の先生として勉強を教える」だけでは務まりません。勉強だけをしっかり教えたい人は、家庭教師や塾講師といった天職があります❗️

もちろん、熱血🔥だけでは誰もついてきません。

教師は
毎日教壇に立ち、毎時間授業を展開します。生徒達の生きる力を育むため、必要となる知識を養うために、授業案を練り、授業をします。それだけでは、ありません。道を逸らしそうな言動、行動をとる生徒も必ずいます。その時に手を差し伸べるのも教師の仕事。時には、厳しく叱る場面も出てきます。時に優しく寄り添う場面もあります。体調が悪くなる生徒もいます。精神的にダメージを受けている生徒もいます。そんなとき、その生徒の不安を和らげることも仕事です。また、卒業して巣立つ前に進路決定があります。その生徒の人間性、性格、得意、不得意、長所、短所などを見極めます。そして生徒の考えていることを引き出し、生徒に合った進路を薦める場面もあります。

これだけではありません。書き切れないほどすべき事が教師には求められる、と考えています。だからこそ、教師五者論が必須となるのです。

【✅学者であるべき】 

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「学者であるべき」教師の仕事の中でも、授業がとても重要になります。教科に関する専門性を持ち合わせていないと、授業ができません。「知識」だけを伝えるのではありません。その知識をどのように使うのか、を考えさせる「思考力」。そして、言葉を選ぶ「判断力」。人に伝える「表現力」。これらを3年間や6年間といった学校生活の授業の中で、身に付けさせる必要があるのです。さらに、学習するためには、「意欲」も必要です。

このような
✅知識
✅思考・判断・表現
✅学習意欲

を高めさせることを目標に、日々学校現場で生徒と向き合っています。

そして、そのためには教員自身が勉強や研究、研修をしなければなりません。「学び続ける教員」という言葉が、各自治体の教員の目標になっているはずです。「学者」は研究・研修を辞めることはありません。研究・研修を継続するからこそ「学者」と言われます。

このように、まずは「学者」であるべきなのです。

【✅役者であるべき】

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私自身、「役者」に重きを置いています。
テレビ、ドラマ、映画に出ている役者さんには、大きな影響力があります。また、同時に人を惹きつける力があります。

これは教師にも必要な力です。あなたに対して、ロボットのように単調な説明をする人、強弱や感情豊かに訴えかける人、どちらがあなたの心を動かしますか?

学校が楽しい、〇〇先生が好き」このような感情を持ったことのある人は、少なからず「役者」である教師に出会ったのではないのでしょうか?

私は、教師1年目から常に生徒指導部に属しています。顔つきなのか、ガタイなのか、人間性なのか、性格なのか、雰囲気なのか、人事なのか、わかりませんが。

生徒指導」と聞くと
怒られた、叱られた、怖い、
なんてイメージする人も多いと思います。しかし、恐怖を与えること、怒ることが生徒指導ではありません。

「“生徒“が正しい道に歩むための“指導“」
これが生徒指導だと、私は考えています。人を馬鹿にしたり、差別したり、命に関わることをした生徒には、感情込めて指導をします。ただ、これも演技です。「役者」でなければなりません。自分の感情を直接ぶつけてしまうと、生徒との信頼も生まれません。日々、感情をぶつける演技をしたり、時にその生徒に合った優しい口調で語ることもあるのが教師、生徒指導なのです。

【✅芸者であるべき】

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役者と被る部分もありますが、芸者でもあるべきです。芸者とは「人を楽しませる者」のことを指すと思っています。人間、楽しくないと精神的にもキツいですよね。教室に行くと、怖い担任がいて重苦しい張り詰めた空気、そんな場所には行きたくないです。教室に行くと、いつも明るく元気で声をかけてくれる担任がいる。このような楽しさ、安心感のある教室だと、毎日学校へ行くことが楽しみになると思います。

芸者は担任をやる上で、とても重要だと思います。もちろん副担任も授業をしますので、芸者は必須です。学級経営をいかに上手くやるか、楽しくやるか、これは芸者としての能力が問われます。授業も同じです。

私は有難いことに、初任の1年目から担任をもたせていただきました。右も左も分からない、大学卒業から2週間後には担任をしていたのです😂私が担任のときには、レクを多くやっていました。毎日ではありません。金曜日の帰りのとき限定です。生徒たちは「スペシャル(SP)」と呼び、短い時間でクラスレクを行っていました。また、生徒の誕生日には手作りのバースデイカードを「誕生日おめでとう🎉‼️」と言って、クラス全員でお祝いすることもやっていました。

このような機会を作るのは、芸者である教師の仕事です。

【✅医者であるべき】

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あなたは、病院のお医者さんに、どのようなことを聞きますか?
おそらく
✔︎どんな病名か
✔︎どうしたら良いか

などなど。
お医者さんに、聞くことがあります。そして、教えてもらうことによって気持ちが落ち着き、不安も和らぎますよね?教師も同じです。体調が悪くなる生徒もいます。精神的にダメージを受けている生徒もいます。生徒は心も、まだまだ成長過程です。不安も尽きません。精神状態だって不安定な時期もあります。そんなとき、満足するまで話を聞いたり、アドバイスをしたり、優しく寄り添ったり、その生徒の不安を和らげることも仕事です。そして、生徒と共に成長していくべきなのです。

【✅易者であるべき】

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易者(えきしゃ)とは、占い師のことを言います。占い師は、あなたのことを占い🔮ます。占い師と全く同じことをするわけではありません。しかし、いつも生徒の近くにいる教師だからこそ、知っていることはたくさんあるはずです。

その生徒の人間性、性格、得意、不得意、長所、短所など。そして話すことによって、生徒の考えていることを引き出し、生徒に合った進路実現をサポートすることができます。

最終的に、その生徒がどのように成長し、どのような人生を送るかは本人でさえ、わかっていません。
だからこそ、
「あなたの性格の良いところは○○だね」
「あなたは○○が得意だから、伸ばそう」
「あなたの長所の○○を生かそう」

といってあげるだけでも、生徒からすると人生を変えた一言になる可能性があるのです。私自身もそうでしたから。

このように、易者になることも必要なのです。

【✅最後に】

このように、教師は授業をすればいいわけではありません。教師五者論を巧みに操り、生徒と共に成長していかなければならない職業です。

教師五者論とは

教師たるもの
一.学者であるべき
一.役者であるべき
一.芸者であるべき
一.医者であるべき
一.易者であるべき

私は、日々この五者論を頭に入れています。

また、この5つのことは教師だけに限らず

✅会社の管理職
✅マネージャー
✅学校のリーダー
といった組織をまとめる人間の心得として
使えるものだと感じています。

管理職、マネージャー、リーダーに
あてはめても、同じようなことが言えます。
慕われる人には、このような共通点があるのではないでしょうか⁉️

✔️自分自身が学び続ける必要がある
✔️時に同僚、後輩には演技をしつつ指導が必要
✔️会社を盛り上げる能力がある
✔️同僚の話を聞く力(カウンセリング力)がある
✔️同僚や後輩の長所を伸ばし生かす力がある

今、教師を目指している大学生、現在教師の同世代、先輩方と共に、私自身も成長していきたいです。

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