yuko*
ここに書き留めたことが、いつの間にか実現してたらいいなっていう思いを込めて。
お気に入りの香りを炊いて、アロマディフューザーの灯りひとつで過ごす。眠くなる前のこの時間が一番好き。
好きだと感じるとなんでも、ものだろうが人だろうが視界に入れてしまうし触りたくなる。それはちっとも特別なことなんかじゃなくて、誰でも持ってる普通の感情だったんだなあ。そういう感情が大好きだったと、ふと思い出した。
鶯の歌声。楽しそうに遊ぶ子ども。走る車。昼間の外の様子。日が暮れると、若者の話し声。あったかくなったんだなあ。窓を開けるとわかる世界。
昼間から本を片手に横になって、読みながらいつの間にかうとうとして、読んでた本とは別の世界にいた。その世界が現実ではないと分かったのは途中で目が覚めたからなのだけど、現実と区別がつかない世界だった。ずいぶん長い時間いたように感じたけど、実際は束の間のこと。居心地は悪くなかった。
今日はちょっとダメな日だなー。定期的。
最後に「好き」って伝えたのは、言ってもらったのはいつだっただろうか。言ってもらったことなんてほとんどなかった気がするけど。「その人のことが頭から離れなくなるんだって」っていう漫画のセリフがすごくいいと思った。
やっぱり、部活っていいな。あの頃の感性でしかわからないことがあったし、あの頃の感性だからこその体験ができたんだなと。今はもう、あんなに一生懸命になることなんてなくなってしまったことが、ちょっと淋しく思う。わたしは案外、みんなでひとつのものをつくることが好きなんだなって気がついた。
わたしにとって、本屋さんはテーマパーク。ひとくちに本と言ってもいろいろ。コミックも小説もビジネス書も自己啓発本も絵本もレシピ本も全部好き。気分や状況によって読みたいものが変わる。時期を逃すと積読になりがちだけど、それも含めて本に囲まれた生活は心地よい。
目が覚めて、視界に入った窓から青色がこぼれていた。ブルーモーメントだ。夜が明ける前と、日が沈みきる前のわずかな時間。青に染まる世界が好き。朝から青の世界を見れた日は、ちょっとだけうれしくなる。
助けてあげたいと思う人は、いつも一生懸命な人。あんなに必死に準備してたのに、まさかの初歩的ミス。一生懸命やってたのを知ってるからこそ、憎めないんだよなあ。大丈夫だよ。なんとかなる。
今年の桜はゆっくり咲いたのに、あっという間に散っていく。それでこそ、桜だなあと思う。
このところ、全然寝れていない。夜が更けてくるとワクワクしてしまうから。あるいは、アニメの続きを夢中になって観てしまうから。健康には睡眠が一番だって知ってるけど、わかってないんだと思う。日中眠たいのはしんどいし、顔が疲れているのは良くない。今日は日が変わる前に寝なくちゃ。
音楽と香りは記憶と結びつきやすい。ちょっとアニメを観ただけで、平常心では聴けない音楽ができるなんて思わなかった。耳に入るとつらくなる。でも、ずっと頭を離れない。きっと、好きな音楽をさらに好きになったんだと思う。
もうだめだ、しんどいと思いながらも、また感情を揺さぶられる作品を観てしまう。離したくないものは、ちゃんと掴んでおこう。ずーっとずっと、忘れないのだろうなあと思った。
どうしてやめちゃったんだろうなあ。どうしてしんどくなっちゃったんだろうなあ。誰かのためとか、何のためとか、考えたこともなかった。誰かのため、何かのために一生懸命になれていたら、今も続けていたのだろうか。やだなあ、深夜のテンション。
ここは何重もの扉をひとつ開いた場所。他では書けない、書きたくない気持ちを置いておく場所。もうひとつ奥の扉を開く勇気がなくて、もうひとつ奥にある気持ちをどうしたらいいのか、途方に暮れることがある。誰かに届けたいものではないものは扱いが難しい。