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カルチャーガイドをつくりました

こんにちは、Synamon COOの武井です。

さて今日は、Synamonのカルチャーガイドを作ってみたというお話です!

カルチャーガイドとは、自社の企業文化を明文化したもので、会社のバリューや、組織づくりにおける価値観をまとめた資料です。

カルチャーデックやカルチャーコードと呼ばれることもありますが、有名どころではNETFLIXやメルカリなどの会社が、同様のカルチャーガイドを公開しています。


Culture Doc | 採用情報 株式会社メルカリ

【Netflix・他】最強の企業文化の作り方! 8社の「Culture Code」まとめ(翻訳アリ) | SELECK [セレック]


カルチャーガイドを作り始めたきっかけは、直近でSynamonに入社する方が増えてきたので、Synamonが目指す組織の方向性や、様々な組織施策の背景や考え方を、改めて言語化しておいた方が良いかなと感じたからです。

すでにビジョン・ミッション・バリューを中心に、会社としての方針を会社説明資料として社外にも公開しているのですが、今回のカルチャーガイドは、各メンバーの日々の活動を円滑に行うために、Synamonが目指す組織の理想像や、組織戦略をより明確にすることを目的にしています。

※会社説明資料については、こちらから見れます。

言語化の進め方は、マクドナルド・メルカリ・SHOWROOMで人事やカルチャーづくりをしていた唐澤さんが書いた「カルチャーモデル 最高の組織文化のつくり方」という本が共感出来る点が多かったため、そこで提唱されている「カルチャーモデル」という考え方をベースに整理をしてみました。

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最初は、現在実施している組織施策の説明が色んな資料に散在していたので、それを取りまとめればさくっと作れるかなーという軽い気持ちでスタートしたのですが、やっているうちについ熱が入ってしまい、終わってみたら総数100枚近くにも及ぶ超大作になってしまいました、、、笑

大ボリュームなので全部は紹介出来ないのですが、この記事ではいくつか主要な部分を紹介していきたいと思います!

導入パート

まず、冒頭のパートでは、カルチャーガイドの目的や、そもそもカルチャーとは何か?といった内容を改めてまとめております。

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XR市場とSynamonの事業特性

事業と組織は両輪なので、組織を理解するために、市場や事業の特性を改めて言語化しているのが次のパートです。

社内でも喧々諤々の議論を日頃からしてるテーマですが、ポテンシャルはあるけど不確実性の高いXRマーケットでどのように戦うのか?というのが、今のSynamonの事業にとって重要なテーマとなっています。

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スタンス(組織としてのあり方)

ここからがようやく本編のカルチャー言語化の部分です。

スタンスは、組織としてのあり方や経営スタンスを示すもので、このスタンス次第でバリューやスタッフ等の他6つの構成要素の大枠が決まるものです。

今のSynamonにとっては、ビジョン・ミッションの実現に対するチャレンジを続けていくために、足元の事業をしっかり伸ばしていくことが最重要な状況のため、直近のカルチャーや組織制度の軸としても、事業成長につながることを主軸とした設計で考えています。

そのため、経営のスタンスとしても、まずは変化志向に振り切るというのを直近の注力テーマに置いています。

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バリュー(行動指針)

バリューの項目は、すでに過去に言語化や具体化を進めていたので、その内容を取りまとめた形で作成しました。

Synamonでは、「自分の箱から出る」「勇気を持って一歩踏み出す」「想いを持ってやり抜く」という3つのバリューを未来を作る、作り続けていくための行動指標として定めています。

各バリューについて、文言や定義のみでなく、行動指針となるOK例・NG例も含めて記載しています。

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自分の箱から出る

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勇気を持って一歩踏み出す

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想いを持ってやり抜く

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スタッフ(人の採用や育成)

スタッフのパートでは、Synamonでどのような人材を求めているのかという概念や、採用・育成・フィードバック等の考え方を紹介しています。

評価の軸となっているMSマトリクスの話もこのパートで解説しています(評価制度はシステムのパートで後述)。

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採用
会社説明資料に載せている採用のスタンスなどを紹介しています。

マインドセットとスキルがともに高いプロフェッショナルな人材を今の採用市場で獲得するのは至難の業なので、全社採用で全員で動いていくというスタンスを明記しています。

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育成
育成については、1on1や、360フィードバック、フィードバックのガイドラインなどを紹介しています。

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システム(制度)

評価制度やOKR、ワークスタイル、福利厚生等の会社としての制度の仕組みや考え方を紹介したパートです。

特に評価周りは、グレード制度やQ単位の評価など、重要度が高い情報が多いため、全体的に分量が多めになっています。

制度設計に関する基本的な思想は、組織の目標達成に向けて、個々が挑戦を通じた変化と成長を続け、その結果として組織全体の成果が最大化される状態を目指すという方針を掲げています。

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ストラクチャー(組織の構造・形態)

組織の階層の考え方や、リーダー・マネージャーの役割等を紹介したパートです。

現状はティール組織やホラクラシーのような複雑な組織構造は取り入れていないため、比較的シンプルな内容になっています。

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スキル(組織としてのスキル、強み)

会社として、組織面から見た強みを言語化したパートです。

ここは、会社としても日々新しい武器を作っているタイミングでもあるため、事業・組織の進化に合わせてブラッシュアップしていきたいと考えている部分です。

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スタイル(組織風土)

コミュニケーションのスタイルや、組織風土を記載したパートです。

現状はあまり作り込んでいないですが、人数が増えて組織規模が大きくなってきた場合には、Slackの活用ガイドや、ドキュメント作成のガイドラインなども、このパートに追加してもよいかなと思っています。

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最後に

ここまで、長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!

改めて、カルチャーは一朝一夕で出来上がるものでもなく、Synamonの全メンバーの一人一人の行動が積み重なって出来上がっていくものだと思っています。

まだまだ、事業・組織ともにまだまだ課題が山積みですし、これからも大変な場面がたくさん出てくると思いますが、チーム一丸となってより良い未来をつくっていきます!

そして、そんなSynamonの一員になっていただけるメンバーを大募集中です!
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それでは、また!




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