Amazon Kindle アマゾンキンドル攻略法/スキルシェアリング
言わずと知れた
アマゾンキンドルですが
個人でも気軽に電子書籍を出版できるって知ってました?
審査がユルくなっている・・・
少し前まで(2014年頃)は
1万文字だと審査に通らなかったキンドルですが
2018年現在は
8000文字程度でも普通に審査に通るようです。
8000文字というと
多いと感じますか?少ないと感じますか?
ブログをやっている方なら
SEOの関係で1記事1000文字はマストですよね。
1600文字くらいなら結構余裕かもしれません。
8000文字というと
1600文字のブログ記事5個分です。
このくらいの分量があれば
書籍としての体裁も担保できて
前書き、あとがきとくっつければ
もう電子書籍がデキてしまいます。
そう考えると結構イケそうじゃないですか?
電子書籍を作ろう!と思って作るというよりは
すでに持っているブログや
その他のコンテンツを再利用して
書籍という形に整えて出版するという形がおススメです。
価格設定(無料にも設定デキる)
アマゾンキンドルでは
販売価格99円~2万円に設定でき
印税35%
です。
KDPセレクトというものを利用すると
印税70%となります(価格250円~1250円)
KDPセレクトは
簡単に言うと独占契約です。(90日ごと更新)
KDPセレクトは
著書単位で設定ができて
(この本は利用する、この本は利用しないと個別に決められる)
・無料キャンペーン利用可
・Kindle Unlimited対象(月額980円読み放題)
になります。
無料キャンペーンとは?
無料キャンペーンは
90日間ごと(独占契約の更新期間)に最長5日間
設定することができます。
5日間の配分は自由です。(連続でも、ばらばらでも)
※無料なので印税はナシ
無料キャンペーンを利用すれば
ダウンロード数が見込めるので
キンドルからメインメルマガやLINE@に
流して外部誘導し
リストを獲得することもできます。
Kindle Unlimitedを利用すると印税はどうなる?
Kindle Unlimited(月額980円で読み放題)にした場合は
印税はどうなるの?
と気になった方もいるかもしれませんね。
この場合、印税はPV(ページビュー)の割合で
もらえることになっています。
このPVのことを
KENP; Kindle Edition Normalized Pages
といいます。
・読者が初回読んだときのみ加算される
・読者が読んだページ数の合計に占める割合
というルールが適用され、
対象書籍(あなたの書籍)の既読数÷全書籍の既読数×KDPセレクトグローバル基金
という計算式で算出されます。
KDPセレクトグローバル基金というのは
金額が毎月変わり、
2018年7月は25億6380万円でした。
※下記で確認できます。
・KINDLEダイレクト・パブリッシングコミュニティ
https://www.kdpcommunity.com/s/?language=ja
「難しい計算式はいいから
結局いくらもらえるの?」
というあなたのご質問にお答えするなら
だいたい0.5円/KENP
程度が目安になります。
KDPセレクトは利用したほうがいいの?
無料キャンペーンや
KindleUnlimitedが利用できる
KDPセレクト。
利用したほうがいいのかどうかは
あなたの販売戦略によって違います。
たとえば、
・KDPセレクトで無料の本
・KDPセレクトなしで1,980円の本
という2種類の本を想定してみます。
無料キャンペーンでダウンロードしてくれたお客さん
(Amazon Unlimitedを利用している)を
メルマガやLINE@に誘導して
「登録のお礼にAmazonで1,980円で売られている書籍をプレゼントします」
という戦略を立てた場合
プレゼントの1,980円の本が
Kindle Unlimitedの対象だと
マズイですよね?
え、読み放題で読めるなら
1,980円の価値ないじゃん
ってなってしまうので。
(そもそもKindle Unlimitedを利用しているお客さんなので
実質無料という感覚なワケです。)
なので、こういう戦略を使うなら
1,980円の本はKDPセレクトなしで出版したほうがよいのです。
また、1,980円の本は
読み放題と比べて買われにくいことは必至ですが
その分、きちんと読んでもらえる可能性は高くなります。
きちんと読んでもらえれば
ファンになってもらえる可能性も高くなります。
なので、KDPセレクトを利用するかどうかは
どちらがいい、悪いではなく
どのような戦略で
顧客を獲得していくのか
全体図を踏まえたうえで決めていくとよいでしょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?