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人生を加速、飛躍させたい方に<Mindset coaching 解説>

こんにちは、柴田ゆかりです。

私のコーチングは、20代半ば以降のある程度キャリアを積んだ方で、現在の仕事に遣り甲斐を感じ一定成果は出しているものの、より飛躍、挑戦して人生を変革させたい方が対象です。

【向いている人(どれかが、当てはまる人)】
・人生において本当にやりたいことを決めたい
・熱量やエネルギーはあるものの向かうべき先が分からずもやもやしている
・自己理解にとどまらず、新しい何かに挑戦し人生を変革、飛躍させる気概がある
【残念ながら、お断りしたい人】
・現状維持の人生を安全に生きたい
・悩みを聞いてほしい、迷いに対してアドバイスが欲しい
・過去のコンプレックスからの脱却、克服をしたい
・自分を変える覚悟がない
・単にコーチングを受けてみたい
※社会人2年未満の方、精神的にコーチングをうける段階ではない方(通院中やカウンセリングが必要な方)はお断りさせていただいております。

以下にコーチングの「要所」をまとめました。

1)Mindsetのコーチングとは?

いくつかコーチングの種類がある中で、Mindsetのコーチングは、全米企業番付 ”Fortune 500” 社の62%で採用されている認知科学に基づいたメソッドをベースにしています。

認知科学に基づくコーチングでは、ビリーフシステム(信念体系・重要性)に着目し、コーチがクライアントのビリーフシステムを書き換え、実現したいゴール世界を描き、到達に至るサポートをしていきます。

ビリーフシステムは、生まれた時からずっと同じではなく変化するものです。特に、責任が生じるような”決断”をした時に大きく変わります。

例えば、私の場合、妊娠が分かった時から、それまでは気にもしなかった街中の赤ちゃんやベビーカー、ママチャリの存在が勝手に目に飛び込んでくるようになりました。これは、「子供を育てる」という責任が生じ、ビリーフシステムが大きく書き換わったからです。

認知科学に基づくコーチングでは、この人間の心と脳の仕組みを利用し、あえて”現状の外側”で、「本音でなりたい状態」を決めることで、皆さんのビリーフシステムを書き換え、想像もつかない未来をつくっていきます。

セッションでは、現在のビリーフシステムが、書き換わる未来のゴール設定をします。クライアントの『未来のため』の時間であり、コーチは『現状の敵・未来の味方』という姿勢で、セッションをします。

そのため、Mindsetのコーチングでは、共感・傾聴しません。共感・傾聴はカウンセリングの技術(現在の悩みを解消し、現状に最適化する)であり、コーチングの技術(現状の外への挑戦)ではありません。新しく創造的なことをしたい人、自分の才能をフル活用して大きな挑戦をしたい人のために、現在のビリーフシステムの更新を行います。(そのため、セッションでは、過去や現状に縛られているクライアントの意識・認知を真正面から一刀両断することもあります。)

2)セッションの流れは?

シンプルな4ステップですが、驚きのインパクトをもたらします。

Step1:あなたの本質的な職業機能を定義
Step2:本音のやりたいこと(want to)と才能を抽出
Step3:現状の外に、仕事のゴールを設定
Step4:ゴールの自分ごと化

シンプルですが、非常に奥が深いです。それぞれのStepについて、解説を加えます。

3)Step1:職業機能を定義

周囲・会社からの期待に応えることが、「仕事」になっていて、そこに「収入」もべったりと貼りついている状態が多くあります。

本来、仕事とは、どの組織にいるかは関係なく、社会において「誰に、どんな職業機能で、どんな価値提供」をするのか?ということであって、組織に所属すること、そして、収入は社会への価値提供の「結果」として返ってくる報酬の1つである、という順番になります。つまり、仕事は「お金を払ってでもやりたい社会や人の役に立つこと」であり、「お金を稼ぐためにやっていること」は仕事ではありません。

Step1は、これまでのあなたの行動の集積から、『職業機能』を確認・定義します。(例えば、経理担当でも、様々な経理業務をしている中で、一貫して『職場のみんなが働きやすくなるようにして、組織の成果を最大化している人』の本当の職業機能は『人事』です。)

4)Step2:本音のやりたいこと(want to)と才能

<本音のやりたいこと(Want to)>
人それぞれ、特有の価値観(優先順位)を持っており、それに基づいて、日々の行動が行われています。その中で、最も上位に来るのが、本音のやりたいこと(want to)です。行動自体が、自分にとっての報酬になっていて、結果に左右されずに、やりたくなることです。より難易度が高いことをしたくなります。ポイントは、大人になってから出現したものではなく、幼い頃から人生を通底して現れている行動・欲求であるという点です。

一方で、
・抑圧まみれでhave to(○○しなければならない)ばかり。自分のwant toを見失った人
・want toと信じてたことが、実は仮面のwant toな人
など状況は、様々です。

セッションでは、あなたのwant toを抽出し、仮面のwant toやhave toを取り除きます。

want toの例
・誰に言われなくても、ついついやってしまうこと
・その「行動」をすること自体が、自分の報酬・ご褒美・楽しいこと
・誰かに強く止められたとしても、やってしまうこと
・お金を払ってでも、やってしまうこと
・時間を忘れて、いくらでもやっていられること
※承認欲求や生理的欲求は、対象外
仮面のwant toの例
承認欲求
 ・褒められたい、あの役職に出世したい
 ・良い○○(上司、部下、夫、妻、親)と思われたい
 ・優しい、立派、頭が良いと思われたい
 ・「いいね」が、ほしい
 ※他人に、自分の幸せの鍵を握られています

自己犠牲
 ・あの人を支えたい、養いたい
 ・あの人の幸せが私の幸せ、あの人のために我慢する
 ※相手にも、自己犠牲を求めるようになります

自己投影
 ・過去の自分に似た境遇の人を助けたい
 ・過去の敵にリベンジしたい
 ※過去に縛られて、生きています
have toの例
・○○しなければならない。という思い込み全般
・仮面のwant toは、have toの一種です
※例えば「医者になりたい」と思っていても、実は、want to(=本人の欲求)でなく、have to(=親・他者からの期待の刷り込み)なこともある。

<才能>
才能は、幼い頃から努力しなくても出来てしまうことや、当たり前のことをしているだけなのに仕事で評価されることなどを言います。
ポイントは、幼い頃から努力しなくても出来てしまうことであり、社会人になってから努力して獲得したスキルではないという点です。

セッションでは、あなたの才能も見出していきます。

5)「現状の外」とは?

『現状』とは、このままいけば起こりうる未来(現状の延長線上)も含まれます。脳は、生存本能として、無意識のうちに全力で楽(ラク)をしようとします。そのため、自分の脳を頼ると、強烈に現状維持する答えが出てきます。仮に、現状が『have toまみれで自分らしくない(≒最悪な)状態』だとしても、脳は、変わることを避けて現状維持(ラク)をしようとします。

一方で『現状の外』は、辿り着くプロセスが想像つかないので、今の自我では「無理!」と思ったりします。「私は自力で現状の外に挑戦できる!」という方も、実は、爆速で現状の延長線上を走っていることが多々あります。

ちなみに、自分で気づけないのは当然で、人は自分を完全に客観視することは出来ません。だから、コーチがいます。実際に、現状の外への挑戦を続ける世界的な起業家や世界一のプロコーチにも、コーチがいます。

6)Step3:現状の外のゴール設定

Step1で定義した職業機能としての(○屋さん、○という価値・機能を提供する人としての)、現状の外のゴールを設定します。

現状の外のゴールは、今の自我では「無理!」と思ったり、辿り着くプロセスが想像つかなかったりしますが、『やりたい!』と思うものです。(なので、心は、ザワザワ&ワクワクします。)
現状の外にゴールを設定し、達成する過程で、あなたの本来の創造性が発動します。

「現状の外のゴール」の例
・起業し上場する(ただし、上場経験済みの起業家にとっては、現状の中となります)
・ピアノを一度も弾いたことがない人が500人の前で単独ライブする
・20年間、引きこもりの人が、コンビニのアルバイトを始める
※人によって『現状』が違うため、『現状の外』の程度・領域が違います。

また、want toを軸にゴールを設定することが重要になります。
『ゴール』は社会において、あなたが果たす『責任』であり、それを現状の外に置いて、達成を繰り返していく中で、次々と『新しい責任』を果たし、未来の社会をつくる当事者となります。自分が『何者か』は、ゴール達成という社会との関りの中で『結果的に』決まっていきます。

そして、ゴールが社会的に達成されるのであれば、自分の内面の構造変革を強く要請されるのは、至極、当たり前の話となります。(よって、コーチングは、自己啓発(自己成長)が命題ではありません。極端に言うと、自己の内面自体はどの様でも良い、ということになります。)

7)Step4:ゴールの自分ごと化

現状の外のゴールは、現状維持では辿り着けない世界です。そのため、現状の外のゴールを生きる自分から、今の自分を見た時に、未来の自分はやっていないこと、あるいは、やるべきことがあるはずです。

Step4では、臨場感を現状の外のゴールに移すため、未来の自分には必要のない現状の何かを捨てる決断をしていただきます。(ものすごく覚悟のいることです。決断を強いられるので、心の準備をお願いします。)

また、ゴールを設定した上で、実行に移そうとするときに、クリエイティブ・アボイダンス(創造的な言い訳)や、ネガティブセルフトーク(自分には出来ない)を、無意識のうちに脳がたくさん出してきます。小学生でも「この人、おかしなこと言っている」と思うような言い訳や論理矛盾が出てきます。そういったものは、驚くほど、自分で気づけなかったりするものなので、コーチがどんどん切っていきます。

コーチは、あなたの未来の可能性を客観的に、冷静に、信じている脳です。コーチとの契約は、あなたの脳だけでなく、もう一つの脳も使って、本当に自分がすべきことを見い出せる、という意味もあります。(そのため、コーチは、セッションにおいてクライアント利益100%・コーチ利益0%で向き合い、生命時間を提供するという契約になります。)

8)良いセッションのために大事なこと

より良いセッションとなるために、以下の姿勢が、大事になります。

クライアント(あなた)の姿勢
 1)直感に従い、素直に話す
 2)常に進歩的である(安定でなく、変化に向かう)
 3)ゴールに対して、有効な行動をする
コーチ(わたし)の姿勢
 1)クライアント利益100%(コーチ利益0%)
 2)マインド(脳)の使い方で、違和感があれば率直に伝える
 3)社会的立場・役割と関係なく、1人の人間として向き合う・信じる

※現状の外へ出るマインドの『カラクリ』があります。脳の4つのクセをハックすることです。セッションを受けるまでにはお読みいただき、不明な点はご質問をください。
未来に向かうためにハックすべき脳の「4つのクセ」

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