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マッキンゼー流「問題解決の7ステップ」

ネット情報によれば Bulletproof Problem Solving (邦訳未発売)はマッキンゼーにおける問題解決の基本動作を学べる良著であるらしい。同著に記載されている「問題解決の7ステップ」は問題解決のお手本となるプロセスであり、私のようなサラリーマンにとっても目の前の業務に応用可能であると思う。

なお、私はマッキンゼーで働いた経験はありません。

問題解決の7つのステップ(意訳)

私の意訳は以下の通り。

1.問題を定義する = Define the Problem

2.問題を分解する = Disaggregate

3.問題を絞り込む = Prioritise the elements of the Problem

4.作業を設計する = Build a workplan

5.重要なデータを分析する = Conduct Critical Analyses

6.洞察を打ち手に昇華する = Synthesise Findings from the Analysis

7.ストーリーラインに沿って伝える = Communicate a storyline

参考資料

以下のツイートが今回のリード。昔『イシューからはじめよ』を読んだことがあったので、興味を持った。

少しネットサーフィンをして2013年に作られた「問題解決の7ステップ」の要約スライドが SlideShare に落ちているのを見つけた。分かりやすくまとめられていて勉強になったが、同著で使われている単語とは異なるもので書かれていたのが印象的であった。すなわち、マッキンゼー社の中で統一された単語で使われているわけではないと理解した。

そして、マッキンゼー社のウェブサイトに著者が話している音源が載っていた。聴き流す程度にしか聴いてないが、オーストラリアの事例(BHPという資源会社の話)にも触れられていた。「不確実で曖昧な時代だからといって、問題も曖昧に定義するのは悪手である」といったことを話していたように思う。


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